霧舎巧のレビュー一覧

  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ
    本格派。だいたい決着がついてからが長いのが本格派か。小仕掛け、大仕掛けが、前半、中盤、終盤に頻出。シンプルに犯罪を犯さない、犯人の心理が本格派ということなのね。この手の遅まきながら初めて読んだような気がする。
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ
    閉じ込められた館で次々人が殺されていくシチュエーション

    途中までは面白かったが、トリックがいまいち
    館の仕掛けが凄いだけで驚くようなトリックは無し。

    サークルの個性豊かなメンバー達は必要無い気がした。
    平凡な推理力の二本松君と探偵役の後動さんか鳴海さん
    がいれば、後は警察の方たちで十分話はできる...続きを読む
  • ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ
    3+ 

    シリーズ3作目。このシリーズを読むのは1作目以来。2作目がなかなか手に入らないので(と言ってもそれほど躍起になって探しているわけではいが)ひとつとばすことにした。霧舎学園シリーズも既に10月まで読んでしまったし、こっちも早く読んでおきたい。

    関係者の氏名に駄洒落のような意味合いを持たせる...続きを読む
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ
    うまいなー、と思わないといけない所だと思うんだけれども、どうも、それは都合がよすぎるだろと思ってしまう。
  • カレイドスコープ島 《あかずの扉》研究会竹取島へ
    《あかずの扉》研究会シリーズ・第2弾。キャラも掴めてきて、テンポも良かったし、楽しめた。語り役がへなちょこってのが、ちょっとアリキタリな感じだけど、まぁ、次作も楽しみです。
  • 名探偵はもういない
    やっぱり、わくわくしますよねぇ~
    “読者への挑戦状”
    登場人物覧を空白にしたりとか
    折り返し部分の作者コメントとか
    何気に挑発的(笑)な部分に思わず“ニヤリ”です。

    で、久々にメモ帳を片手に挑みました(笑)


    第1章まではすごくおもしろかった。
    こういう、ちょっと“斜め上”からの視点で
    物事をみ...続きを読む
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ
    研究会のメンバーがこんな人数必要か…?と思ってしまった。女性達の性格が好感が持てない…特にユイ。トリックもちょっとだらだらしすぎでイメージしずらい。怪しい人が最後まで怪しいし、一捻りして欲しかったなぁ…
  • 霧舎 巧 傑作短編集
    正統派・新本格!論理的・トリック!
    霧巧流推理ゲームがここにスタート!

    《あかずの扉》研究会と《霧舎学園》のメンバーが時間軸を超えて登場する新本格ミステリの結晶体。名探偵・後動悟が密室の列車内を舞台に華麗なアリバイ崩しを披露する『手首を持ち歩く男』ほか、全六編を収録。師・島田荘司の人気シリーズ・御...続きを読む
  • 名探偵はもういない
    もうすぐ小学4年生の敬二少年は義兄の木岬研吾と共にドライブ旅行に出かけるが、雪崩に道路をふさがれ近くのペンションに泊まることに。その雪の山荘で起きる連続怪死事件の謎を「名探偵」が解き明かす、本格推理の決定版。真相への手がかりはすべて提示される「読者への挑戦状」付き。あなたは犯人に到達できる?
  • 名探偵はもういない
    雪に閉じ込められたペンション。
    ひと癖もふた癖もある客とペンション関係者。
    美人オーナー。
    そこで起こる殺人。
    そして「読者への挑戦状」・・・

    うを~!!!ベタだ!!!「本格」だ!!!w
    いいねえ。なんかこういうの大好きw
    欧米ではこういうのは子供が読むだの流行らないだの言われたりするけどうるせえ...続きを読む
  • 名探偵はどこにいる
    「名探偵はもういない」につづく「開かずの間」シリーズスピンオフ第二弾。
    前作にも登場した双子女性による殺人計画とアリバイトリック。それによる脅迫事件を看破し解決に導いた後動警部補。
    事件はそれから数年後。解決した事件のはずがまたもや脅迫状が舞い込む。行方不明となった後動警部補の代わりに今回事件に挑む...続きを読む
  • マリオネット園 《あかずの扉》研究会首吊塔へ
    あかずの扉シリーズ最新作・・・だと思う。
    今回は閉園した遊園地の中央にたたずむ塔。

    以前の事件の被害者の名前を騙ったメッセージから件の塔にいきつく「名探偵」鳴海と研究会の面々。
    自身の過去にまつわる手紙から塔にいきつく咲さん。それを追いかけるもう一人の名探偵後動。
    「首吊塔」の別名のある自殺の名所...続きを読む
  • ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ
    あかずの扉研究会シリーズ第三弾。
    これまで見せ場が少なめだった「名探偵」鳴海とワトソンのカケルがとある洞窟ホテルで閉じ込められてしまう。
    入口は爆破だか土砂崩れだかで埋まってしまい、地上との出入り口であるエレベーターに向かうも中には死体が。エレベーターはそのまま故障で動かず・・・・村に伝わる影朗さま...続きを読む
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ
    「最後の新本格作家」という呼び声の高い霧舎巧のデビュー作。
    「あかずの扉」研究会シリーズ第一作です。

    やっぱりデビュー作だけあって非常に荒削りな印象が強く、話とか会話もぽんぽん飛んでいって若干読みづらい印象も・・・
    ただそれでも力強い文章力というか、そういうのは感じますね。このシリーズ、今後も読ん...続きを読む
  • 霧舎 巧 傑作短編集
    霧舎さんも積ん読がいろいろありましてやっと読みました。
    割と前のものを集めた短編集として普通に見てたのですが最後のおまけ的1話で”してやられたなー”という感じが。
    途中まではふーん、解りやすいものが多いな(トリック的に)ってな感じで見てて御手洗の話で普通に御手洗が好きなのでニマニマしてたりしてたんで...続きを読む
  • 名探偵はどこにいる
    『名探偵はもういない』の続編らしいが、完全に内容を忘れて読んだ。読者おいてきぼりな部分はあったけど、まぁなかなか楽しめた。「あかずの扉」研究会シリーズの外伝という事だったけど、共通点は後動警部補だけ? 別に外伝じゃなくてもいいのでは…。
  • ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ
    あかずの扉研究会シリーズ。影郎沼の洞窟を舞台におこる連続殺人。普通になんとなく読める。キリシタンと人間の欲望が引き起こす殺人事件。
  • ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ
    嵐による土砂崩れで洞窟に閉じこめられた「開かずの扉」研究会のメンバー。外部から遮断された空間で起こる連続殺人は、密室、ダイイングメッセージ、見立てなど様々な謎を生存者に突き付ける。一連の事件は繋がっているのか?


    犯人は簡単に見抜けますが、そこから殺害方法を推理するのが難しい。フーダニットよりハウ...続きを読む
  • 名探偵はどこにいる
    名探偵はどこにいる。の続編。
    どこにいる。よりも微妙だと思っていた部分が強く出てしまっていた。
    残念。
  • カレイドスコープ島 《あかずの扉》研究会竹取島へ
    うざい。
    ただでさえ入り組んでいる事件なのに、主人公が自分で「〜が〜したのかもしれない…いや、それはない、なぜなら…」て言う感じの必要ない考え事が多すぎて読む気がうせる。
    っていうか、事件を解くために必要な条件に、名探偵の思考を読む、が入ってちゃいけない気がする。