熊井明子のレビュー一覧

  • 私の部屋のポプリ
    やわらかく端整な文章で綴られる四季折々の生活のあれこれ。そこには著者自身や著者の周りの人々の悲しみもよろこびも絶妙なバランスで配合されており、この本自体が良い香りのするポプリのプレゼントのよう。こんな素晴らしい本を今まで知らなかったことを後悔した。ベニシアさんの番組や随筆が好きな方はぜひ必読です。初...続きを読む
  • 私の部屋のポプリ
    一生の宝物になるような、そんな素敵なエッセイでした。 ふうわりと軽やかでのびのびしており、少女らしい可愛らしさと、大人の女性らしい気品がある文章でした。
  • 愛のポプリ
    アロマテラピーが広まる前に、熊井明子さんはポプリを紹介していました。簡単に手に入るオイル類もいいけれど、自分の手で材料からあつめ、乾かし、ブレンドして作り上げる香りは、そのプロセスと共にずっと続くはず。
  • 私の部屋のポプリ
    中山庸子さんの本で紹介されていたので読んでみた。春のポプリ、夏のポプリ、秋のポプリ、冬のポプリ、季節の話と傷心旅行の話と書かれている。季節の中で夏が一番明るくて好き。でもそれぞれ面白かった。
  • 私の部屋のポプリ
    親友にプレゼントしたくなる本でした。
    日々楽しく、幸せに生活するためのエッセンス。
    私たちの好きな、『ハッピーサプライズ』の話もあって、ちょっと嬉しい一冊。
  • 愛のポプリ
    ★神保町をフラフラしてたらたまたま発見。ピエッスについて読みたいと思って長らく探してた本。ポプリ自体にさほど関心はないんだけど、読み物として面白かった。
  • 猫は神さまの贈り物〈エッセイ編〉
    猫にまつわるエッセイを色々なところから集めたもの。谷崎潤一郎や夏目漱石など、大分昔のものが多く、文体が読み辛く苦労したものもあった。

    解説で角田光代さんが書いてらっしゃることと通じるけれど、現代の猫の扱いとはかなり違っていて、なんだか可哀そうだなぁ残酷だなぁと感じること多々……より家畜的扱いという...続きを読む
  • 私の部屋のポプリ
    いい雰囲気の昭和の香りがするエッセイ。ポプリっていう言葉だけで昭和を感じるのは私だけ?
    優しそうな人柄の熊井さん。でも、時々毒がを吐いちゃうのがいい。
  • 私の部屋のポプリ
    日本にポプリを広め伝えた、熊井明子さんのエッセイ。
    読んでいると、夢ばかり見ていた少女を懐かしく思い出します。
    大人になっても、こんな気持ちを保ち続けることができるのは素敵。
    梨木果歩さんが解説を書いてらっしゃいます。