神里達博のレビュー一覧
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本屋でパラパラめくって気になって買ってみてよかった。今年読んだノンフィクションのなかで今のところ一番面白い。
ただ、どんな内容の本かと問われると難しい。実際、このタイトルと帯で本の内容を想定すると科学と歴史についての本なんだろなぁ、というくらいだ。あと、ある程度、教養があった方が間違いなく楽しめるほ...続きを読むPosted by ブクログ -
朝日新聞で掲載されてきたコラム「月刊安心新聞」を分野ごとに並べ直して纏めた一冊。感染症、自然災害、ネット社会、食の安全などなどリスクや安全・安心に関わる様々なテーマを取り上げている。コラム集なのでどの項目も4ページで纏まっており読みやすい。安心やリスクについて考える際に非常に役に立つ本である。高校生...続きを読むPosted by ブクログ
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朝日新聞の記事で読んだ記憶のあるものもかなりあったが、このようにまとめて読めるのも楽しめる.リスクという観点から「感染症のリスク」「自然災害と地球環境のリスク」「新技術とネットワーク世界」「市民生活の安全安心安心」「時代の節目を読む」と分類していたのは、読者としては捉えやすい構成だと感じた.”安全安...続きを読むPosted by ブクログ
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時代の節目と入った何を持ってそういうのか。今まで思ったこともなかったのでこの本を読んで衝撃を受けた。一風変わったテーマを取り上げているのが今回の本。
「今日の運勢」人気の謎では、「暦」同様、依存することによって自分で何をするか決断する負担が減る。その一方で責任を他者にゆだねることにもなると指摘...続きを読むPosted by ブクログ -
コラムという枠組みによる読みやすさと、企画趣旨としての一種の提言を落とし所にしている小気味よさはあるので、更に深く学ぶきっかけとしては。Posted by ブクログ
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仕事上のリスクにどのように対応すればよいかというヒントになると良いかなと思って購入した本。
豚コレラ、火山、外交、マスコミ、水源など、新型コロナ以外についても、様々なことについて考えさせられた。Posted by ブクログ -
●→引用
●「宙づりの日々」 「その日」が来る前に
●26年ぶりに日本に現れた豚コレラ 人類の環境開発とウイルスの出現
振り返ってみれば、狂牛病、鳥インフルエンザ、また口蹄疫と、近年、世界中で家畜の伝染病が繰り返し問題になってきた。それは結局のところ、人類が環境開発によって自己の領域を拡大させ、...続きを読むPosted by ブクログ