西村健のレビュー一覧
-
世界最大のウィスキー・メーカー、サンシャインで誘拐事件が発生。ウィスキーの味を決める超重要人物がさらわれた。身代金は5億。大胆かつ巧妙な手口で現金強奪を狙う犯人に、必死の捜査網で挑む警察。だが彼らを翻弄するかのように、第二、第三の犯行がー。危機管理の盲点を突く斬新なアイデア、止まらないどんでん返し。Posted by ブクログ
-
「解離性同一性障害」、俗に「多重人格症」の主人公の話。
設定の奇抜さ、特に後半のバタバタとした展開を
作者は確かな筆力で描いている。
別の作品も読んでみたい。Posted by ブクログ -
大部分が刑務所内の生活描写で占められている。
これがリアルなのか創作なのかも分からず、肝心の復讐譚がほんの少ししかなく、何がメインなのか良く分からなかった。
腐敗権力に立ち向かう市井の弱者という構図は西村氏らしかったけど、このモヤモヤはオダケンのようなスーパーヒーローがいないせいか?Posted by ブクログ -
巨体でとてつもない力を発揮する私立探偵大文字一徹。彼が依頼された失踪人探しと、大蔵官僚の殺人計画が交差する時。
前二作ほど荒唐無稽ではありません。リアルな描写が読ませます。郡上八幡の描写が素晴らしい。Posted by ブクログ -
前作「ビンゴ」より、さらにボリュームが増した本作。アクションに次ぐアクション。巻き込まれた一般市民はいないのか?(特に前半)などということは考えずに読みましょう。Posted by ブクログ
-
前から気になっていた作家の一人。最近作が話題になっているらしく、過去の作品も平積みされていたので、読んでみた。
確かに荒唐無稽な物語だが、ここまで突き抜けてしまえばあっぱれです。Posted by ブクログ -
博多に住むラーメンマニア探偵の事件簿。事件は単純ですぐ解説する。事件の解説にはラーメンの蘊蓄が語られる。面白くなさそうで結構読ませる。探偵自身が持つ謎が解明されていないので、続編が出るんだろう・・・Posted by ブクログ
-
おもしろかった。官僚の出世システムや内部事情についてはいろんな「暴露本」が出されていて、今更真新しい情報はそんなになかったけど、官僚の近年の不祥事をおさらいする目的で読みました。
挿入されているエピソードはどれもすごくおもしろいです。
特におもしろかったのが旧通産省であったという「4人組事件」。
...続きを読むPosted by ブクログ -
また長い作品をw
やくざの主人公は自分の女を殺された(死なされた?)うらみから、警察官僚を殺害。
それが引き金となって、巨悪の罠に陥っていく。
しかし、主人公の明るさか、どんどん追い込まれていく割には暗さも感じさせないし、焦っていくような風でもない。
全体を通して、あ、死なないんだろうな、こいつ…と...続きを読むPosted by ブクログ