西村健の作品一覧

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作品一覧

2024/01/16更新

ユーザーレビュー

  • 地の底のヤマ(下)
    2023.02,21
    福岡県大牟田市を舞台にした大河ミステリの力作である。
    まず、大河ドラマの要件となるキャラクターそれぞれの深みがある部分が良い。
    ヒトの弱さ、「オンナ」の生き物としての力強さが描きぬかれている。
    そして、人はヒカッしゃんであれ、主人公であれ、江崎のおっちゃんであれ、「生きている」...続きを読む
  • 激震
    2020年の本作執筆時点から「四半世紀前」となる1995年を振り返っている。作中の出来事は、大半が1995年に起こっている事ということになる。
    本作の中心視点人物、主人公は雑誌等の各種媒体に記事を寄稿するフリーライター、フリー雑誌記者を生業としている男、古毛冴樹(こもさえき)である。本作は一貫してこ...続きを読む
  • 地の底のヤマ(下)
    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    三池炭鉱を舞台に描かれた熱き人間ドラマ。地元の警察官・猿渡鉄男は、「名刑事」だった父の死の謎を追い続けていた。時代は、昭和から平成へ。斜陽化する炭鉱の街、必死に生き抜く人々、時代を反映した数奇な事件。すべてが折り重なって解明された、父親殺しの真相とは?第...続きを読む
  • 地の底のヤマ(上)
    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    昭和三十八年。福岡県の三池炭鉱で大規模な爆発事故が起きた夜に、一人の警察官が殺された。その息子・猿渡鉄男は、やがて父と同じく地元の警察官となり、事件の行方を追い始める。労働争議や炭塵爆発事故の下、懸命に生きる三池の人々と、「戦後の昭和」ならではの事件を描...続きを読む
  • 残火
    どこかで著者は高倉健さんの熱狂的なファンだと読んだ記憶があるのですが、任侠映画の中の健さんが、2000年代まで生き残ったらこうなるだろうな、という武骨で切れのある男の物語、カッコいいですね。ある種の古さというか、任侠映画を今、見たときに、昭和だなと思う感じを含めて、そういう著者の愛する世界観がそのま...続きを読む

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