秦建日子のレビュー一覧
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ダニ研究の仕事をリストラされた上に婚約破棄されて民間科学捜査研究所に転職した桐野真衣。警察が追う事件と真衣が追う事件。科学捜査のシーンは科捜研の女を思い出しながら読んでいました。ただなんか犯人
が・・・、なんか期待外れな部分と「えー!」て感じと。文章は面白くて引き込まれたけど読み続けたいかというと、...続きを読むPosted by ブクログ -
スラスラと読めました。初めての作家さんでした。
物語としては大掛かりな爆弾テロという割には
あっさり終わった感じがしました。特に犯人の
動機は納得出来ませんでしたね。こんな事で
普通の主婦が他人を巻き添えにするのかって
感じです。話の途中で色んな人が出てきて
グランドホテル形式の話しと思いましたが...続きを読むPosted by ブクログ -
殺人ビジネス始めます。
殺された男の口に入れられていたチラシ。
その男は雪平に近い存在だった。
そのため、雪平に怨恨のある人物ではないかとされるが、続く殺人と辻褄が合わない。
犯人の意図は?
振り回される警察に雪平は、違法操作を仲間に提案。
行き着いた先は…
雪平の人間的な部分が出ている作品。
2...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ4弾。
前作で大きな怪我をおった雪平は、捜査一課を離れていた。
新しい部署の上司は良い人で、雪平の事情も理解し、心配してくれる人だった。
そんな上司がみんなで家を訪ねた日に殺された。
犯人に遭遇した雪平は事件を追うことになる。
娘との距離も大きく離れようとしていた。
2021.5.22Posted by ブクログ -
0歳の乳児誘拐事件発生。
母親が怪しいとみたが、犯人からの電話があり、予想外の展開に。
そしてまた、雪平が動員される。
犯人を既に二人も銃殺したことで、有名になった雪平がまたしても指名される場面も…
何となく、警察が振り回されるだけ振り回されて…ちょっと変な気分…
2021.5.19Posted by ブクログ -
スラスラっと読めました。展開もハラハラするもので良かったです。
意外にあっさりしてたかなぁ〜
犯人の動機もちょっと、う〜んて感じで、それでテロ起こす!?みたいな所はありますが、娯楽作品として楽しめました。Posted by ブクログ -
続きが、出ていない……ということは、これはもう、書かなくてもわかるでしょう。という、完なの?完なの??などと考えてみたり
でも思ったよりは、本作(ハードカバー版)の出版から年数は経っていなかった……とも言えそう。全10作予定発言も過去にあるという。
ペース的にそろそろ来るなら、あー、って納得しそう...続きを読むPosted by ブクログ -
いつもは猟奇的な話だったりするこのシリーズですが、このシリーズにしては、ちょっと難解??時代背景を上手く取り入れた感じではあるんですが、このシリーズには合わないかな。
この作品から5年以上経過しているんですが、もう、続きは出ないんですかね。面白いんで、続いてほしい気がするんですが。ただ、最初のころ...続きを読むPosted by ブクログ -
映画から見たため比較してしまうけれど。
映画で不完全燃焼の部分があったため、読んだ。
やっぱり描写は丁寧だったけれど、そこまで読むことは必須では無かったかも。
映画で?と思ってシーンも特に大きな何かはなかった
最後のシーンが、好き。
事件だけ起こして、勝手に死んでいく、みたいな展開は好きではな...続きを読むPosted by ブクログ -
映画見て、モヤモヤしたから一気に通読。
納得。
スッキリしました。
1番作者が言いたかったことが、映画ではうまく表現されていないんじゃないかなぁ。Posted by ブクログ -
映画の原作なので読んでみた。スピーディで読みやすい。ラストはもっと劇的な展開を期待していたので少し期待はずれ。Posted by ブクログ
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被害者のミッシングリンクを探しつつ、各章の合間に挟まれる少女の行がどのように繋がっていくのか興味を持ちながら読み進めた。事故死した娘の復讐であった犯人の思いが本のタイトルにも反映している。
『ひとごろしがんばってください』のコメントも意味も最後にしっかり回収されていたPosted by ブクログ -
キーワードは「ニューカレドニア」です。
何気ない日常の中に起こるちょっとした変化が、何かを変えたいともがく主人公たちを後押ししている感じ。
生き方も幸せも人それぞれ。
決めるというのは難しいけれど、行動しないと何も変わらない。
ありえないほどの偶然と奇跡。
だけど不自然過ぎるということはなく。
社会...続きを読むPosted by ブクログ -
ニューカレドニア…このワードを元に様々な人々が絡みあって。と、よくある話ではある。よくある話でしはあるんだが、変に凝ってなく個人的には纏まっていたと思う。ただ、あまりにもありふれた話と展開で、記憶には残り難い作品ではあるかと。Posted by ブクログ
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婚約破棄された上にダニ研究の仕事までリストラされた、マンションのローン有資格無の三十二歳の真衣が、民間科学捜査研究所に入社早々遭遇する、顔に碁盤目の傷を残す連続殺人事件。警視庁の科捜研や鑑識にも怯まず、指揮棒をくるくると回すチーフのもと体当たりする。意外な犯人が明らかになり冒頭に戻るのが定番的魅力。Posted by ブクログ
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建設中のアパートに停められた車が放火され爆発し消防士の一人が殉職した事から始まる、妊娠中の妻やアパートのオーナーや野次馬ら元同級生達の事情。間抜けで愛ある遺書の下書きと等身大の消防士という格好良さ。意外な犯人の軽率な優しさがつらく重い。死から始まるけれど暗くなく誰もが人間臭くて温かさにしんみりした。Posted by ブクログ