吉田健一のレビュー一覧

  • ロビンソン漂流記
    昔読んだ印象とだいぶ違った。
    無人島みたいなところに行ってみたくなったけど一人ぼっちで長期間行くのはやだなぁ
  • 舌鼓ところどころ/私の食物誌
    全国各所の素材や料理のうまさを、それを食べた時の様子と併せて綴っている本。味を伝えるためにまどろっこしい表現をすることを忌避し、〈うまいものをたらふく食べて「食べた」と実感することが食べることの醍醐味だ〉というポリシーを最初から最後まで貫いていて潔い。
  • 舌鼓ところどころ/私の食物誌
    嘗ての総理大臣の息子、グルマン吉田健一の名を広く知らしめた食べ歩きエッセイ「舌鼓ところどころ」と全国各地の旨いものを綴り全100編を数える「私の食物誌」の二大食味随筆を一冊にまとめた作品。
  • 汽車旅の酒
    旅行といえば移動中や宿泊先で楽しむ酒のことが真っ先に頭に浮かんでしまうくせに、肝機能の数値におびえ深酒に後ろめたさを覚える呑兵衛たち。そんな我々を嘲笑うがごとく、酒を愛する著者の飲みっぷりがなんとも潔い。どれだけこの人は酒好きだったのだろう、果たして素面でいる時はあったのだろうか。
  • 吉田健一
    難解・長い・読みづらい。。。
    評論の2作(文学の楽しみ、ヨーロッパの世紀末)は
    本当に読みづらい。
    その2作とも、その中で述べたいことの中核は、
    そんなに難しいことではなく非常に普通のことで
    それをそこまで難解にするか!!という感じが
    しました。
    そのほかの小説や随筆はまだ読みやすいと思います。
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  • ロビンソン漂流記
    読まなくても良かった。「塩狩峠」で主人公が読んでいたので、読んでみた。楽しかったのだけど、読まなくても良かった。ところどころで泣いてはいたのだけど。
  • 東京の昔
    これといったストーリーがあるわけでないが、数少ない登場人物の語らいを通して、ひとの幸せってなんだろうかということを考えさせられた。夢を抱いてその夢の実現のために生きている人、いま住んでいる町が好きだから商売も大きくせずにじっとそこで生活をする人、高等遊民でいられる人、彼らがつかの間の幸せな暮らしがで...続きを読む
  • ロビンソン漂流記
    小さい頃に読んだ時とは全く印象が違った。冒険物だと思っていたけど、むしろ主人公の内面の動きに主眼が置かれているように感じた。

    話の大半は主人公の無人島での生活で、その他の部分は若干おまけのように感じた。
  • ロビンソン漂流記
    大学課題で。

    内容はそのまま、ロビンソン漂流記。
    教授はロビンソンを「馬鹿」と言った。
    ロビンソンは愚かだけれど、馬鹿ではないと私は思った。
    馬鹿ってなんだ?