西村京太郎のレビュー一覧
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音楽を題材にした、贋作にまつわる殺人事件。
滝廉太郎のことが、とてもよくわかって勉強になりました。
音楽を題材にした推理小説をたくさん読みたいと思いました。Posted by ブクログ -
短編5話 題名(収蔵する単行本名)
高原鉄道殺人事件
おおぞら3号殺人事件(空白の時刻表 西村京太郎自選集3)
振り子電車殺人事件(十津川警部捜査行 古都に殺意の風が吹く, L特急踊り子号殺人事件)
内房線で出会った女 さざなみ7号(急行アルプス殺人事件)
殺意の「函館本線」(十津川警部捜査行 北...続きを読むPosted by ブクログ -
「東京世田谷区の十津川省三君へ,今度の祝日に殺人(ころし)の列車が走るから,しっかり見ていくれ」
ラジオ番組から流れる伝言。
実際に殺人事件がったのは,連休の最後の祝日。
仕掛け作りにすごい力を降り注ぎ,何億という遺産の相続争いだと分かる。
ps.
愛人の名字と弁護士の名字が「山本」で一緒なのは...続きを読むPosted by ブクログ -
北海道での殺人。
無実の罪に問われる女性。
罠に嵌ったはずなのに,なぜか納得の自供。
疑問に思った十津川警部の徹底捜査。
関係者が次々自殺したのは,十津川警部の怠慢だと言いたい。
人の命をもう少し大切にする話しも欲しいかも。Posted by ブクログ -
「蒼き狩人」を名のる犯人。祭を訪れる若い女性を殺害する。
容疑者が浮かび上がるがその背後に精神心理学者の影が。
騙し合いの最後に勝つのは。
推理小説としての出来はいいが,読後の味はよくないかも。Posted by ブクログ -
社長令嬢と北原早苗刑事と女性が大活躍。
最初に殺されるのも女性。
結末が予想できなかったので推理小説としては十分。
親娘の溺愛が課題かも。Posted by ブクログ -
上野驛で殺人事件があった。
浮浪者が毒殺。
続けて3件事件があり,8000万円の要求があった。
額が中途半端なため,原因捜索が始まった。
Kを名乗る男の手紙と電話。
KIOSKのKではないかということから,
KIOSKの出展費用の詐欺事件が発覚。
推理小説としては面白い。
社会派小説としては詐...続きを読むPosted by ブクログ -
北海道を舞台とする短編集5話。「北海道殺人ガイド 十津川警部捜査行」は改題とのこと。
殺意の「函館本線」(十津川警部捜査行宮古行「快速リアス」殺人事件,ハイランド・トレイン高原鐵道殺人事件)
北の果ての殺意(幻想と死の信越本線,JR周遊殺人事件)
哀しみの北廃止線(哀しみの北廃止線)
愛と裏切りの...続きを読むPosted by ブクログ -
競馬場での現金強奪。
計画通りに進むところが恐ろしい。
強奪後の逃亡に1人は成功し,
一人は裏切り,残りの一人は裏切られた責任を感じて,自爆する。
最後の逃亡は,あまりにも茶番。
西村京太郎がいろいろな方向性を模索中の作品のよう。Posted by ブクログ