結城光流のレビュー一覧
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時は平安。稀代の陰陽師・晴明の孫でありながら、見鬼の才がまったくない安倍昌浩・13歳。都外れで打ちひしがれていると、目の前にぽとりと、不思議な白い物の怪が落ちてきて…(霧の籬を吹き払え)。年末年始の来客から身を隠すため、急遽安倍邸から無人の邸に移った藤原彰子。だがその邸には、さる姫君と笛師との、哀し...続きを読むPosted by ブクログ
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時は平安。稀代の陰陽師・晴明の孫である安倍昌浩は、兄の成親・昌親と一緒に、魔物に狙われている左大臣道長の息子・鶴君の護衛をすることになる。が、この鶴君、実はとんでもないわがまま若君で…(「玄の幻妖を討て」)。今をさること十年前。安倍家の長男・成親と“なよ竹の姫”と名高い美しい姫君との結婚秘話が明らか...続きを読むPosted by ブクログ
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時は平安。神代の昔に閉ざされた黄泉の扉を、開こうと画策する者がいる。宗主と名のる謎の人物と、配下の女術師・風音。「我は天の帝を破砕し、地の帝を弑逆す―!」そのために彼らが欲するのは、神の血をもつ生贄。北辰が翡り瘴気が吹き荒れるなか、半人前陰陽師・昌浩は都を救うため十二神将らと奔走するが…。昌浩に現れ...続きを読むPosted by ブクログ
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時は平安。昌浩達の活躍により、平和を取り戻したかに見えた都。だが、その上空には、見慣れぬ異形の姿があった。兄・成親が妖に襲われて怪我を負い、安倍邸に身を寄せる彰子のもとにも、不気味な声が近づく。徐々に不穏な影が濃くなる中、昌浩ともっくんが遭遇した敵とは…!?そしてその戦いの裏に隠された悲しい一族の運...続きを読むPosted by ブクログ
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書き下ろし以外はドラマCDの特典で読んだことがありましたが、加筆もあって楽しめました。
そして書き下ろしがツボに来ました。読めて良かった。
彰子と脩子はほのぼのしくて可愛いです。
あと雑鬼ーズとか悟りを開いた白虎とか。(笑)Posted by ブクログ -
一番好きな話というか挿絵の載ってるのがこちら。
81ページの挿絵は私にトドメを刺さんばかりの攻撃力。
しかもその後にお姫様抱っこが待っている始末。
何この夫婦。そろそろ萌え禿げそうです。
2828が止まらない。←Posted by ブクログ -
少年陰陽師の中で2番目ぐらいに好きなシーンが載ってるのがこの巻。
紅蓮が初めて勾陣のことを「慧斗」と呼んだシーンでs(吐血←何事
あれは・・・私に萌え死ねというところですね。わかります。
ど ん と こ い 。←Posted by ブクログ -
飄舞達が切なかったです。
天狗達の物語や周囲に食われがちではありましたが、今までで一番“成長した昌浩”が感じられたようにも思います。
にしても、激昂した勾陣のおっかないことと言ったら……。Posted by ブクログ -
シリーズ中天狐編が一番好き。ストーリー展開や悪役の在り方、顕在されたキャラクターの関係性等全部が好み。カバーを付けてないから手垢とかでぼろぼろ。何回読んだかな。持ってる本の中で読み返した数が一番多いのは、たぶんこの巻。Posted by ブクログ
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平安に浸りたい貴方にどうぞ。
少年陰陽師シリーズの第1巻です。
感想は色々ありますが・・・とにかく、長い!!
このレビューを書いている時点で既に30冊以上出ています。
新刊の速度も中々速いですね。
作中に出てくる「十二神将」・・・
これが何とも美形揃いで。
アニメ化もされていますが、原...続きを読むPosted by ブクログ -
颯峰編、完結するのかと思いましたが最後に瓢舞が・・・。
十二神将の考えはさすがです。
昌浩も頑張ってますね、呪詛とかいろいろ。
一気読みしちゃいました!Posted by ブクログ -
そういう繋がりだったのか! と叫んでみたり。
ようやくこの痛々編完結いたしました。
が、読んでいて、本当にこれ1冊で完結? と
何度も首を傾げそうになりましたが、一応完結(笑)
しかしそういう落ちがあるとは、というのにも驚きましたが
なるほど…というものも。
誰しも傷を負い、それから目を逸らしつつ...続きを読むPosted by ブクログ -
風音と昌浩が夢で会うシーンが印象的。過去と向き合うの重さがいい。
同じ意味で天狗族の過去も。
昌浩はまだまだ青臭いけど、過去の自分と天狗たちの心情を重ねて必死になる姿は一生懸命でよいですね。伊勢にいる彰子との文のやりとりとかも、可愛らしい。Posted by ブクログ -
少年陰陽師短編集。
タイトルにもなっている「其はなよ竹姫のごとく」が個人的には一番好きなお話です。
安倍家の長男成親さんの結婚前夜と言えばいいんでしょうか。
奥さんとの馴れ初めを描いた物語です。
奥さまが、言い寄ってくる貴族たちを遠ざけるために成親さんを勝手に「夫になる人」として扱うのですが、それ...続きを読むPosted by ブクログ