茨乃のレビュー一覧
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隅々まで手の行き渡った良い作品で作者の高い技量がうかがわれる
物足りないところのあるとするなら
主人公たちの造形は仕方ないとしても
展開の一息に過ぎるところだろうか
鈍感の逆に鋭敏を対比してもすぎることはたりないに等しい
読者より時に少しだけ愚かであると思わせる程度は必要なものPosted by ブクログ -
クロプラがアニメ化が決まったと聞いて再読です。
ノゲノラと同じように、爽快な作品ですね。
高校生の主人公(男)の見浦ナオトと天才時計技師の主人公(女)のマリー・ベル・ブレゲが、政治とか社会のしがらみとかなにやらを全力でぶっとばして、自分の望むものを手にいれます。
そしてこれからも突っ走っていくので...続きを読むPosted by ブクログ -
死という誰もが避けて通れない終焉。必ず訪れるが故にそのときをどう迎えるのが幸せなのかは三者三様の考え方があることでしょう。
しかし、死ぬことがなくなった世界になったら人はどうなるのでしょうか?
心臓が止まっても意識を保ち生前と変わらず動くことができたら、たとえ体が腐敗しても生に固執するのでしょうか?...続きを読むPosted by ブクログ -
地球が死に、それを補うために星のシステム全てを時計仕掛けに置き換えた世界でのファンタジSF
中々ぶっ飛んだ設定で、うまく料理すれば、本格SFにもできそうな題材。ラノベとしてかいてしまうには勿体無いくらい。シリーズとして書くからには、世界設定を小出しにしてそれに絡めてストーリーを進めてくんだろうけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は妙なメッセージを受信したマリーたちが、その発信元を追っていったらとんでもないものを見つけて・・・という話。
相変わらずナオト&リューズのバカップルぶりは痛快だし、それに巻き込まれたり呆れたりするマリーには同情しちゃうし、一歩引いた視点から見守るハルターには大人の魅力を感じる。
1巻が高評価...続きを読むPosted by ブクログ -
もっと早く読めば良かった。最初から最後まで惹きつけられっぱなしだった。泣かせ系ファンタジーだろと思ってなんとなく敬遠していたのだけれど、読んでみたらとても良い作品だった。アイの気持ちも人食い玩具の願いも、登場人物らの想いが絡み交わり、見捨てられた世界で生きていく。続編も是非読みたい。Posted by ブクログ
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中途半端なところに句点がある文章のクセが気になったけど、世界観などが好みで楽しく読めました。
登場人物のほのぼのしたやり取りとか最後に分かる村の秘密の伏線とかが好きというかすごいなというか。
ただ、個人的に残酷なようで優しいハンプニーがすごい好きだったので、願いは叶ったんけどある意味ハッピーエンドな...続きを読むPosted by ブクログ -
15年前に神様が世界を捨て、人は生まれないし死ななくなった。
ACEでステージを見てから読み始めた。
面白かったけど少し文章が伝わりにくいところがあったかな。
主人公・アイとハンプニーの関係性だったり
それを取り巻いた村の現状だったり
読んでてどんどん読めた作品だった。
最後は感動したけど、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
原作1巻分を、全3巻で過不足なく消化。
密度構成、コミカライズとしては極上の部類だと思う。
原作は、そもそも感情移入するべき余裕がなかったんですよね。
死者と起き上がりの死者と不死者と生者と正常な墓守と壊れかけの墓守と壊れた墓守とハーフと、と、そもそもメインキャラの人数に比して「人種」が多すぎる上...続きを読むPosted by ブクログ -
アイ,学校へ….
というわけですね.
この物語にしては珍しく大量の生者が出てきますよ.
しかも若くて活きの良いのが.
しかもなんだか学園異能バトル風味.
夢に向かってひたすら真っ直ぐなアイ.
そしてその真っ直ぐさがまたかなり重い.
思いが重い….
プークスクス
…ごめんなさい.
うん,今回も面...続きを読むPosted by ブクログ -
今回はアリス、ディー回です。 神日シリーズは世界の雰囲気が絶妙です、終わったあとの世界に見え隠れする希望や絶望、その情景など実にバランスがいいと思います。自分の好みの描写です。 また絵師さんがいい仕事してますよね! 茨乃さん最高ー!アイとディーかわすぎる^^ 表紙に惹かれて購読している人も多いのでは...続きを読むPosted by ブクログ
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1巻より面白かったです!世界観がなんともたまらないですね〜、すごく面白い視点の世界だなーと思いました。
そしてキリコ萌え!!
「僕はあの子が好きなんだ」だって!可愛い!大人ぶってるけど中身はただの純情少年じゃないかww可愛すぎる!
アイもなかなか良かったです。今回はアイのすごさみたいなのが結構表面に...続きを読むPosted by ブクログ -
死者の100万都市オルタスを出たアイたちが最初に向かうことになったのは学校でした。といっても普通に転入したわけじゃありません。15歳未満の子供がいない世界なので、15歳の子供がいる今しか学校に行くチャンスがない等と説得され、行ったことのない学校に連れてこられ不安を感じる12歳のアイでした。もっとも...続きを読むPosted by ブクログ
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主人公の常識のぬけっぷりが楽しいですね〜
まぁでも、知らないことに対して常識を期待してもねぇ?w
そもそも常識って変動するものだし…
まぁとりあえず、なんだか今回は世界の定義とか壮大な話になってきました
置いて行かれないようについていきます!
うちの世界はうちが関わる範囲。Posted by ブクログ -
生、死、死神など、命を題材にするラノベが流行っている。
この題材は実は単純に見えるようで調理することはかなり難しい。
しかし、この作品はどうだろうか。
この重たいテーマと設定を、主人公の少女・アイが宝石のように輝かせ、色彩を放つ。
読んで損のない一冊。Posted by ブクログ -
ある意味ハッピーエンド
ある意味バッドエンド
なんだかもやもやすごくやりきれない感じを残して終わる
ぞんび無理な私でも読めた作品Posted by ブクログ -
よく書けている。残酷な行為にも一定の理解は出来る内容にまとまっていたことは評価しようと思う。エンディングもキャラクターの活かしどころが分かってて悪くない。それでも、あの村を残すことがいけないことだったのかと考えてしまうが。Posted by ブクログ