ミッチアルボムのレビュー一覧
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生きるということは与えるということ。
モリー先生の言葉を通して、日々の生き方について見直そうと思った。私は人に与えることより、自分の得を優先してしまいがちである。損得勘定ばかり。
モリー先生は違う。自分が病に侵され、余命いくばくもない状態でも訪ねてくる人々の話を聞き、心を寄せる。そんな先生の周りには...続きを読むPosted by ブクログ -
効率性や目に見えるものに心も奪われ、満たされない気持ちの中で如何に生きていけば分からなくなる中、読みながら何度も何度も心が揺さぶられた本。20世紀を代表する本の一つとして後世まで読まれると確信するし、もっと広く読まれるべき本の一つ。
与えられることを与えること(それは物でもなく、経験や知識、人の話を...続きを読むPosted by ブクログ -
押し付けがましくも、わざとらしくもなく、けれどスッと入ってくる率直な言葉が素敵でした。
相手を尊重していなければ、トラブルが起こる。
妥協を知らなければ、トラブルが起こる。
ふたりの間のことを率直に話せなければトラブルが起こる。
人生の価値観が共通でなければトラブルが起こる。
相手を受け入れ、許...続きを読むPosted by ブクログ -
再読。15年ぶりぐらいかな。コーチ(≒師)を持てるか持てないかは、人生において重要なことの1つだろう。愛(≒博愛)を語る。訳者あとがきにもあるが、こういった本質的な語りがいつの世にも必要なのだろう。嘲笑せず、蔑まず...。また、いつか読み返したい一冊。Posted by ブクログ
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人生について書かれた本は色々あって、ベースは似たことが書いてある気がします。でも、わかるようでわからん!と思っている方、本書を読むとなにか進んだような気がするかもしれません。
「頭からどーんと飛び込む」「蛇口を開ける。その感情で体を洗う。着なれたシャツみたいに体につけてしまえば」など、身近に捉えられ...続きを読むPosted by ブクログ -
もう10年くらい積んでいた本。読み始めたら、あっという間でした。今の自分に必要な本だから、すーっと読めたのかな。
人生は対立物の引っ張り合い
一番印象に残りました。Posted by ブクログ -
社会心理学の教授だったモリーは筋萎縮性側索硬化症(ALS)という治療法のない神経疾患にかかります。
そして元教え子のスポーツライターでこの本の著者であるミッチが、毎週火曜日にモリー先生の経験をもとに語られる最後の講義を記録したノンフィクションです。
テーマは「人生の意味」。
題目はさまざまで、愛...続きを読むPosted by ブクログ -
読書の効能の最たるものは、今の自分とは違う環境、状況を代理体験できることだと思う。この本は病で肉体的に死に近づく教授と元生徒の人生についての対話の記録である。
人生の終わりが見えたときに、大切なのは、お金でも名誉でも、自分の経験や思い出でもなく、「人との繋がり」。これを愛というのかは、まだ自分には...続きを読むPosted by ブクログ -
◎我々のこの文化は、人々に満ち足りた気持ちを与えない。
◎人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと
最近入院したので、改めて人生で大切なことを考えたところだった。
家族や周囲の人とつながり、思いやり合うこと。
美しい自然を感じること。
自分にできることを、与えるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
2週間かけてじっくり読み進めた本。
きっかけは何だったか覚えていない。
あとから、ベストセラーで映画化もされていることを知った。
ノンフィクションで、結末は分かっていて、病気を患う恩師との対談とだけ知識はあったものの、読みやすく、過去の記憶をたどったり筆者の思いもよく伝わってきた。
名言はたくさん...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者は、ふとした偶然から、大学時代の恩師である、モリー先生を毎週火曜日に訪ねて、人生の色々な話をする、あるいは、恩師の考えを聴くことになる。
対話は14回目の火曜日で終わる。モリー先生がそこで亡くなったのだ。モリー先生は、ALSを患っていたのである。
ALSは、ホーキング博士が患っていた病気。身体中...続きを読むPosted by ブクログ -
電車の中でぼろぼろ涙が零れるのに、どうしても読むのをやめられなかった
この暖かな気持ちのまま、最後まで読んでしまいたかったから
『こんな夜更けにバナナかよ』の時も同じ気持ちになった
表現は人それぞれ
それでもそこに在るのは愛だったのだろう
感動のままに感想を書くと、ちょっと臭くなるな(笑)Posted by ブクログ -
なんとなく毎日せわしなく暮らしていて、満ち足りない気持ちになることもある。
足りないのは手にいれていないのではなく、自分が大切にしていないだけなのかも、と思わせられた本だった。Posted by ブクログ -
ALSを患い余命幾ばくもないモリー先生がかつての教え子に施す人生最後の授業。
死を目前にして、人は何を語れる?
全身の筋肉が自由に動かせなくなるALS。最近日本でも話題だし、世界的にはホーキング博士が有名なALS患者。
昔映画を見て感動した記憶があり、原作を知って買ってみた。文章ならではの感動がそこ...続きを読むPosted by ブクログ -
一読目。私はいつも、読んでいる途中でメモなどを取りながら読みます。
読みたい本は無限にあるし、メモを取らないと忘れるからです。
ですがこの本は、大事な人の話を目をそらさず聞くように、真剣に、真摯な姿勢で読むべきだと感じましたのでまず一読、読む以外のことをせずに致しました。
モリー先生のあたたかな人柄...続きを読むPosted by ブクログ -
しばらく宗教から距離を置いてきた著者「ミッチ・アルボム」。
幼い頃よく通っていたユダヤ教会のラビ(宗教的指導者)から
ある日突然「自分の葬式で君に弔辞を読んで欲しい」と頼まれる。
信仰心を忘れかけていた自分にラビはどうしてそんな大役を頼んできたのか?
断る事もできず、仕方無く弔辞の題材を見つけるた...続きを読むPosted by ブクログ -
Tuesdays with Morrie(モリー先生との火曜日)を読んだ。
読んでいて、読み終わりたくないな、と素直に思えた本。
人生で大事なことが何なのか、考えさせられる。
どう生きるべきか、ヒントをくれる本当にいい本だ。
大事なものは、やっぱり愛や、思いやり。
精一杯無条件に愛して、無条件の...続きを読むPosted by ブクログ -
現在まだ3章くらいだけど、すでに良い。仙人やん。ミッチの人生に、モリーのような師がいたのは幸せなことだね。そんな人中々出会えない。他人なのが、またすごいと思うんだよなぁ、母親とか父親ではない誰かと、こんなに心開いて人生の醍醐味について語り合えるって中々ない。私だったら、月一のカウンセリングの先生かな...続きを読むPosted by ブクログ
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師弟愛、否、愛とは何か、その真剣かつ純粋な、モリー先生とミッチの対話が胸を打つ。難病ALSに侵されたモリー先生。死へのカウントダウンの中、何か達観した感じで、ミッチとの対話が進む。Posted by ブクログ