中島みゆきのレビュー一覧

  • 海嘯
    夜会を観たことがないので、この戯曲詩の形がどのように演じられたのか、観てみたい。みゆきさんの世界観は、凄いなぁ。
  • ウィンター・ガーデン
    雪は空からの手紙。雪が全てを包み込む物語。雪原で、湿原で、あの人を待ちながら。人の心の営みはこんなにも深く、こんなにも輪郭があり。そのくせこんなにもちっぽけで、こんなにも不確かで。
  • 海嘯
    『夜会』は未観賞ですが、中島みゆきさんの詞が好きで本書を手に取りました。
    行間といい文字数といい、初見は「詩集かな?」と思って読み始めたのですが、読み進めれば行間すら物語の一部なのだと確信する内容の濃さ。
    すごい。もう本当に、壮絶な言葉の世界です。

    ”どんな人にも 必ず夢は叶う 一生にひとつだけ叶...続きを読む
  • 金環蝕 夜会1992
    過去に読んだ本。

    中島みゆきさんの夜会のシナリオである。

    “女性”っていうのがテーマに取り上げられるのが多いと思うんだけど、この作品もそう。

    師匠こと平沢進さんの表現する“女性像”に触れて、じゃあ、みゆきさんはそれをどう描いてたかなって、思って読んでみた。
  • シャングリラ 夜会1994
    過去に読んだ本。

    中島みゆきの夜会。ちょうど、中期の頃の夜会のシナリオ。

    まだこの頃は、既存の曲が使われていたんだよね。
    ストーリーは、オリジナルなのだけど。
  • ウィンター・ガーデン
    中島みゆきさんの夜会が原作の詩画集です。

    初演時は谷山浩子さんが主人公役だったのよね。
    とにかく主人公が愛に一途だなぁと思って読んでた。
  • 邯鄲 夜会1991
    【目次】
      はじめに
     '90夜会 シノプシス
     '91夜会 シナリオ
     '91夜会 日記
     インタビュー
      夜会スタッフクレジット
  • 金環蝕 夜会1992
    【目次】
     はじめに
     古事記
     ’92夜会 シナリオ
     ’92夜会 日記
     対談 倉本聰&中島みゆき
     夜会スタッフ・クレジット
  • ウィンター・ガーデン
    【目次】
    第一幕 GLASSHOUSE・夏
     第一場 到着
      1 いない私
         騙りの庭
      2 新品の眺め
      3 片袖のない着物
      4 傷
      5 おかえり
     第二場 花に覆われた湿原
      6 能書き
      7 新品のスーツを着た男
      8 谷地眼
      9 計画
      10湿原であります
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  • 海嘯
    【目次】
    序章 穏やかな海
    一、 雪を抱く海
    二、 孤船
    三、 崖
    四、 親展
    五、 爪
    六、 霧の橋
    七、 献灯
    八、 影人形
    九、 人さらいの海
    十、 彫
    十一、 此岸
    就床 海嘯
  • 花の色はうつりにけりな 夜会1993
    【目次】
      序
     ’93夜会 ラフスケッチ
     ’93夜会 シナリオ
     ’93夜会 日記
     対談 野田秀樹×中島みゆき
      夜会スタッフ・クレジット
  • 問う女
    主人公の言葉の一つ一つが痛いほどよくわかる。女として。人として。
    「(もう誰も私に話しかけないで。誰も私に、会わないで」繰り返されるこのフレーズは傷口から血を流している者の内なる叫びなのでしょうね。どんな展開になっていくのか興味深く一気に読みました。
  • 問う女
    読んでいると心が冷え冷えして、とても寒くなる。
    自分を守る為に言葉で他者を刺し続けた女が受けた、その報いとは。
    償いはまだ、始まったばかり。
  • 問う女
    過去に読んだ本。

    『2/2』と同じく、夜会を本人の手でノベライズしたもの。

    舞台とところどころ違っている箇所があったりする。
  • 問う女
    【目次】
    一 峠
    二 質問
    三 誰だってナイフになれる
    四 誰か私の傍に
    五 あなたの言葉がわからない
    六 永訣
    七 日本
     九六年 夜会「問う女」記録
  • 2/2(にぶんのに)
    【目次】
    一 陽射し
    二 霧雨(ムアン・フー)
    三 迷路
    四 竹の歌
    五 ひとごろし
    六 心音
     解説(野沢尚)
  • ウィンター・ガーデン
    借本。
    凄い!写真や言葉や文章に、びっくりです。
    「海嘯」も凄かったけど、こちらもなかなかでした。
  • 2/2(にぶんのに)
     中島みゆきさんの本。
    物語に入りこみました。
    元は「夜会」のようですが、
    こういう世界感・・好きですね
  • 海嘯
    中島みゆき氏の舞台『夜会』をベースにした長編叙情詩。
    あるホテルのオーナーの義娘は、自分の本当の両親が旅館を経営していて、悪意ある者の陰謀で乗っ取られ、死に追いやられたと知ります。
    彼女の長い復讐と、それを見守る海。
    筆者独特の美しい言葉遣いで語られる不思議な物語です。

    『人を 最後に裁くのは 人...続きを読む
  • 問う女
    夜会のDVDを見て,読んでみました。

    いくらかの説明があって,
    背景が見えてきた。

    でも,やはり,難解。