中島みゆきのレビュー一覧
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雪は空からの手紙。雪が全てを包み込む物語。雪原で、湿原で、あの人を待ちながら。人の心の営みはこんなにも深く、こんなにも輪郭があり。そのくせこんなにもちっぽけで、こんなにも不確かで。Posted by ブクログ
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過去に読んだ本。
中島みゆきさんの夜会のシナリオである。
“女性”っていうのがテーマに取り上げられるのが多いと思うんだけど、この作品もそう。
師匠こと平沢進さんの表現する“女性像”に触れて、じゃあ、みゆきさんはそれをどう描いてたかなって、思って読んでみた。Posted by ブクログ -
過去に読んだ本。
中島みゆきの夜会。ちょうど、中期の頃の夜会のシナリオ。
まだこの頃は、既存の曲が使われていたんだよね。
ストーリーは、オリジナルなのだけど。Posted by ブクログ -
【目次】
第一幕 GLASSHOUSE・夏
第一場 到着
1 いない私
騙りの庭
2 新品の眺め
3 片袖のない着物
4 傷
5 おかえり
第二場 花に覆われた湿原
6 能書き
7 新品のスーツを着た男
8 谷地眼
9 計画
10湿原であります
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【目次】
序章 穏やかな海
一、 雪を抱く海
二、 孤船
三、 崖
四、 親展
五、 爪
六、 霧の橋
七、 献灯
八、 影人形
九、 人さらいの海
十、 彫
十一、 此岸
就床 海嘯Posted by ブクログ -
【目次】
序
’93夜会 ラフスケッチ
’93夜会 シナリオ
’93夜会 日記
対談 野田秀樹×中島みゆき
夜会スタッフ・クレジットPosted by ブクログ -
主人公の言葉の一つ一つが痛いほどよくわかる。女として。人として。
「(もう誰も私に話しかけないで。誰も私に、会わないで」繰り返されるこのフレーズは傷口から血を流している者の内なる叫びなのでしょうね。どんな展開になっていくのか興味深く一気に読みました。Posted by ブクログ