さだまさしのレビュー一覧

  • 本気で言いたいことがある
    著者の主張は正しい。

    正しいがしかし、論拠に乏しいところが多い。

    その結果どうしても、お父さん世代が、昔はよかった…と懐かしんでいるだけのような印象を受けた。

    でもそれでいいのだ。

    だってさだまさしだもん。
  • 精霊流し
    これはさだまさしの自伝ですか? はじめて書いたの?にしてはとてもいいのではないでしょうか。本当にあったこととすれば,とても重みのある話です。
  • 本気で言いたいことがある
    従兄がカラオケで関白宣言を歌った時に初めてさだまさしのことを好きになる。
    そして彼がギター、ヴァイオリンを弾けることを知り、もっともっと好きになる。
    そして作家であることを知り、もっともっと好きになった。
    そんな人が新書を出したなら、読むしかありません。
    彼の世の中の対する想いが込められた一冊。
  • 噺歌集
    中学生の頃。
    さださんが名古屋に来る度にコンサートにせっせせっせと通っていたあの頃。
    たけスンと行った事もあったし、彼女と行った事もあった。
    ちょうどさださんが30歳になられた頃。さださんもまだ独身でした。

    実家の本棚の奥にひっそりと並べられていたものを見つけて、読み返してみました。
    あの頃の記憶...続きを読む
  • 本気で言いたいことがある
    最近、競争競争と日本のよい部分が失われている。

    人間として大事にしてほしいと思うことをさだまさしが語る本。

    心が洗われる気がしました。
  • 落談まさし版 三国志英雄伝
    セイヤングでしていた「まさし版三国志英雄伝」を思い出した。
    文庫本1冊なのでかなりのダイジェスト版だが雰囲気はつかめると思う。
  • 銀河食堂の夜
    個人的には、“ガリバー“の話が好きでした。色んな人の人生模様が語られるバー?小料理屋?居酒屋?興味をそそられる。
  • さだの辞書
    <目次>
    第1章  ルーツにまつわるエトセトラ
    第2章  ご縁がありまして
    第3章  時の翼にのって
    第4章  本・音楽・映画・辞書

    <内容>
    2020年刊のエッセーが、岩波現代文庫になった(まあ、通常の岩波文庫にはならないよね…)。三題噺風にまとめたもので、元落研らしい趣向。なんと原書は日本エッ...続きを読む
  • 茨の木
    風に立つライオン、解夏、精霊流しと読んでさだまさしさんの作品に心酔してしまい期待が大きすぎたと思います。父親と喧嘩したままそれが最期の別れとなるのがたまらなく切ないです。大切な人とはたくさん話さなければとつくづく思う作品でした。
  • 解夏
    『解夏』
    失明した瞬間に「失明することへの恐怖」から開放される。
    こういう考え方があるんだと気付かせてくれて、少し気持ちが軽くなった。
  • 本気で言いたいことがある
    さだまさしさんとは
    同い年。読み進める度に、そうなんです‼︎と納得。とはいえ、なかなか言葉に出せず愚痴やボヤキで流してしまってる。立ち止まってゆっくり考えるきっかけになりました。
  • 風に立つライオン
    映画化されていたのは知っていたが、曲があることまでは知らなかった。
    初めは、登場人物多くて読みにくいなーなんて思っていたが、読み進めていくうちに航一郎と和歌子の素敵さを感じました。
    リレーで繋がっていくといいね。
  • 解夏
    ベーチェット病に罹患した隆之がハヤシ老人に会って力を与えられるお話。
    「『自分の眼の残りの時間の全てをかけて、歩いて歩いて、歩いてこの町の風景をぜんぶ眼の中に閉じ込めて記憶してしまおう』と決めた。」

    さださんの文章力に驚いた

  • アントキノイノチ
    さだまさしは音楽の世界の人なのに、お話も書けてそれはやはり作詞をなさるからなのかな?
    命に関わるお話が多いなと思ってたけど解夏は別に死にはしなかった。
    解夏と眉山とこの作品しか読んでないけど、、

    最後になんか丸く収まってたけどそこだけ無理矢理感がある。殺意をもつほど嫌いな相手をなぜ許せる?許しては...続きを読む
  • アントキノイノチ
    さだまさしさんは多才だ。
    歌たけでなく、こんなにも良い小説を書くなんて。以前は『眉山』などのこれも映像化された作品でとんでもなく良い。
    遺品整理というあまり馴染みのないところから癒しへの流れ。
    タイトルはアントニオ猪木に似ているでしょ?とさださん自身が仰ったのを記事で見たけど、まぁ、それはそれとして...続きを読む
  • 銀河食堂の夜
    中学生時代の同級生達が、大人になって居酒屋で過ごしている話。時折、辛い話もあるが、こんな居酒屋、こんな仲間っていいなあと思った。昔、住んだことがある立石がでてきたりして、懐かしい。四つ木にあるという?物語の舞台、銀河食堂、探してみたくなりました(笑)
  • アントキノイノチ
    遺品整理の仕事で人とのかかわりを通して、主人公が立ち直っていくのはいいんだけど、けっきょく学生時代の元凶であるいろんな人の人生を狂わせた悪い奴はなんの罰も受けてなくてすっきりしない。
  • ちゃんぽん食べたかっ! 下
    さださんは、勝手に穏やかな方だというイメージがありましたが、なかなかどうして破天荒な方でした。
    幼少期、さださんが歌う際にバイオリンを演奏されていて大変驚いたのですが、この本を読んで、本当に本当に、切っても切り離せないものなのだとわかりました。
    コンサートのトークが面白いというのは有名な話ですが、落...続きを読む
  • ちゃんぽん食べたかっ! 下
    さだまさし自叙伝
    高校時代から大学に入ってからのお話
    たくさんの友人に恵まれ、その友人たちたくさんのエピソードが盛り込まれているところから、人と関わるのがとても良好に上手くこなせる人だということがよくわかる
    一見高貴なイメージのバイオリンにまつわるエピソードも悩み苦しみもがいて、今に至る所はなるほど...続きを読む
  • ちゃんぽん食べたかっ! 上
    さだまさしの自叙伝
    貧乏だけど愛情溢れる両親のもと、バイオリンにめぐり合い、そのバイオリンをきっかけに上京するという、あの時代から考えるとある意味恵まれていたような感じもする
    ただ本人からすれば、周りからの期待やそれに伴う孤独感は計り知れないものがあったと思う