増川宏一のレビュー一覧
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書かれてある内容は、江戸時代を舞台とした小説やドラマ 解説本なので繰り返し述べられてきたものであり、それほど目新しいものではない。しかし、この「会所日記」が150年間も書き続けられた本物の行政文書である という事実は非常に重たい。最後、戊辰戦争の記録で終わるところなど実に感慨深い。
小説やドラマの「...続きを読む -
…この手の資料を手に取るのだが、今回は当りだった。
今で云う「市」にも満たない「町」規模の藩の、内政・行政面が細かく判る上、当時の人の心の持ち様が窺える。
最近、この伊予小松藩の様な小藩の藩主が主人公の時代小説を幾つか読んでいる。実は、浅倉一也さんの「剣客大名・柳生俊平」シリーズに、この伊予小松藩の...続きを読む -
1980年出版だ。
かつて神のお言葉を聴くためのメディアと儀礼であった賭博が、零落した様をざっくり三回繰り返し探る一発目。
インド神話でもエジプト神話でも、とにかく神々が「さぁ皆さん博奕やってますか」とばかりにとばくにかまけるので大変な旨ほか。Posted by ブクログ -
さいころの種類、コレジャナイダイス多数の他、占ひ等以外、なんか貴族の出産といふと、産室の隣で巫女はんがツボ振ってたと言ふ謎儀礼を紹介。なんかの安産祈願だと説く。
相変らず面白い。Posted by ブクログ -
将棋の起源にタイ、ギリシャ、エジプト、インドなどがあることをはじめて知りました。
アジアの将棋には、いろいろな規則の違いもあります。
将棋は日本のものという思い込みがきれいに洗われました。Posted by ブクログ -
作曲家すぎやまこういちがゲーム愛好家で収集してて本書に協力してるのが驚き。賭博により生産が滞る事を恐れて権力者が弾圧した歴史と世界中の様々な賭博を紹介。娯楽がないから賭博してた古代も垣間見える。Posted by ブクログ