嬉野秋彦のレビュー一覧

  • 黒鋼の魔紋修復士2
    作者のメアリー・スーに耐えられるかどうかが全て。

    なんといってもメインヒロインの扱いが作者の中で非常に悪い。
    主人公がメインヒロインに優しくないとかそういうのではなく、メインヒロインが主人公やお話のための犠牲になっています。

    前巻に引き続き、潜入任務のくせに「!」を使って騒ぎまくるヒロイン。
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  • 黒鋼の魔紋修復士5
    短編集。と見せかけて過去編一本と中編一本という趣。過去編は本編でも触れられてたディーの騎士団除名話。昔から変わらないなと思って読んでたけど、青さの残ってるところも見られて新鮮。暴走する力の元はまだはっきりしてない気がするからそっちはまたの機会かしら。中編は王妃とガチャピンクというこれまた本編で出たけ...続きを読む
  • 黒鋼の魔紋修復士4
    前巻からの流れでハイデロータ・ユールローグの攻防戦。ヴァレリア嬢が思いのほか(←失礼)大活躍だった。1巻と比較すると確実にディーとの距離感が縮まってますね。クロチルドさんは苦労する未来しか見えないんだが…惚れた弱みってやつですか。いろいろがんばって。今回の最大の功労者ガチャピンクとプジョール猊下がい...続きを読む
  • 黒鋼の魔紋修復士3
    口絵でディーがデレた!と思ったけどそんなことはまるでなかった。ですよねー。知ってた。そしてまだまだ隠し玉を持ってそうな感じのディミタール。イサークとルキウスの裏でのやりとり共々読んでて何とも楽しいです。我らがヴァレリア猊下はちょっと予習したりと僅かながら成長が窺えるのが微笑ましい。まぁでも弄られてナ...続きを読む
  • 黒鋼の魔紋修復士2
    今回もヒロインに優しくない作者さんであった(笑)もうずっとこの路線だろうからディーがデレる兆しを見せたらクライマックスなんだろう、そう思うことにした。…来るのか、そんな展開(笑)コンビネーション的にはカリンとディーは安心して見られる気がするけど、面白さ的にはやっぱりヴァレリアですね。こっちも成長する...続きを読む
  • 黒鋼の魔紋修復士1
    嬉野さんの作品は戦争妖精以来でしたがこっちの主人公もヒロインに対してクールだなぁ(笑)ディーの場合はクールを通り過ぎてる気もするけど。まぁ作者の性癖なら仕方ないな(ぇ 本編で解決した任務+α(むしろαの方がメインになってたが)には裏がありそうな上に、ディーの過去等謎がいろいろ散りばめられてこの後どう...続きを読む
  • 黒鋼の魔紋修復士1
    剣と魔法の世界、魔法は体に魔紋と呼ばれる刺青のようなものを書き記すことで使えるようになる設定。主人公(♂)はぶっきらぼうだけど優秀だけど他の作品の主人公よりかなり性格は悪目に設定。主人公(♀)は実力のある高飛車お嬢様。この2人が物語の中心となって進むのでわかりやすく読みやすいのですが、設定など目新し...続きを読む
  • 彼女は戦争妖精1
    表紙のタイトルロゴとイラストから「最終兵器彼女」的な悲しい話かと思っていた。大飯ぐらいのロリ美少女と一つ屋根の下で住むことになった少年の話。いや、武器に変身するロリ美少女との邂逅、巻き込まれていく戦闘、感じは違うが巻き込まれ型近接戦という意味では「金色のガッシュ」と言えば分かりやすいか。白黒はっきり...続きを読む
  • 黒鋼の魔紋修復士1
    “「これはこれはヴァレリアさま、お目にかかれて光栄ですぅ!」
    「あ、はぁ……」
    「わたくし、王国軍第三工廠技師長キケ・アルビオールの姪で、ベッチーナ・アルビオールと申します〜。今回、ヴァレリアさまの従者として任務に同行させていただくことになりました!どうぞよろしくお願いいたしますう!」
    「た、確かに...続きを読む
  • 彼女は戦争妖精9
    完結。大団円…に近いとは思うけど少し切なさがあったりサバサバ感があるのはそれぞれに喪失したものがあるからかな。常葉先輩可愛くなったなぁ。登場時はもっとクールな御姉様だった気がするけど、まぁ可愛いならいいか(笑)そんな常葉先輩絡み以外には最初からほとんどブレなかった伊織はいい主人公でした。
  • 彼女は戦争妖精9
    最終巻でしたが、もの凄く中途半端な結末でした。
    唯一満足出来た点は、今巻での大路常葉の存在です。
    記憶を失った後も伊織との関係は続いており、伊織に対して恋する女の子状態になっていて、とても魅力的に描かれています。

    余談ですが、作中イラストの出来が悪く感じました。
  • 彼女は戦争妖精8
    クライマックス近しってことで脱落者が続々と。帯や目次にあるサブタイ等から予想は出来たけど、いざその場面を読むことになると…ねぇ。次で最終みたいだけどうまい着地に導いてくれるよう願ってます。
  • 彼女は戦争妖精 小詩篇 3
    薬子のパトロンの秘密や行方不明の伊織の父など、本編で語られていない複線の部分にスポットを当てた短編集。
  • 彼女は戦争妖精 小詩篇 3
    短編集。ただし本編と深く結びついている話が多々。過去話満載でした。宮本父もようやく…と思った矢先にこの展開。最後の日常話がイイ意味で浮いてた。こういう話の方が好みだけど、この作品ではこれがラストだろうなぁ…どう締めまで持っていくか期待。
  • 彼女は戦争妖精7
    いろんな意味で一線を越えた伊織くん。この巻もなかなかに壮絶だった気がするけど、この後の展開も凄そうだ。最後の健気に明るいクリスが切ない。
  • 彼女は戦争妖精6
    フラグブレイカーな伊織さんの弱気なところが印象的でした。話が大きく動いた(と思われる)ので今後がどう展開していくかな。久々に可愛らしいクリスが見られた気がします。願わくばこの平穏が少しでも続きますように。ってもう無理かな…
  • 彼女は戦争妖精 小詩篇 2
    ルテティア祭りな短編集。なんだか本編で読むよりルゥがまともに見えてきた。あんまり好みではなかったキャラだったけど少し見方が変わったかも。単にロード化(?)したさつきの暴走振りと比べたからかもしれないけど。
  • 彼女は戦争妖精5
    まためんどくさそうな少女が増えたなぁ。伊織は女難の相でも出てるんじゃないかな(苦笑)個人的にはTPOをわきまえまくってるリリオが一番です。ストーリー自体は新たな局面へ。ロード・ウォーライク同士以外のせめぎ合いも激しくなりそうね。
  • 彼女は戦争妖精 小詩篇 1
    短編集。でも本編にも関わる重要なことが少し触れられてたりしたようで。イメージ的にウォーライクは物静かかちょっとブチ切れたキャラの極端なのが多い気がするのは自分だけでしょうか。メインヒロインは常葉先輩でよさげな気がする感でした。それでも個人的にはやっぱりリリオの「ぬぅ」がツボ。
  • 彼女は戦争妖精4
    さつきに対する伊織のツンドラ具合がすごいな。ハーレム展開なのにフラグが立ちそうにないし立ってもすぐ折れる(たたき折る)感じ。本筋の方はクリスが再度覚醒(?)で事なきを得たけど、いろいろ策謀は渦巻いているようで。謎な点も多いので次はどうなるかな。と思ったら次は短編集なのね。