ヴィンセント・スタンリーのレビュー一覧
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社会に対する責任とはなにか。ひとは社会的意義のある仕事をしたいと思っているもの。
パタゴニアが企業としての責任や社会に果たすべき役割を考え行動していることがよくわかります。そして地球が直面している課題も。
なんとなく知っていたパタゴニア、あらためて製品に込められた思いを知ることができました。正しい...続きを読むPosted by ブクログ -
訳読本は、理解するのにやっぱり疲れるときがある。
でも、この本はパタゴニアの本質部分しか書かれていない。こんなにも消費者に正直に、自然を真っ直ぐに愛する会社が他にあるだろうか?
この彼らの精神を私たちは見習うべきだろう。大きなビジョンを持ちながらも、社会に人に正直に生きる。これは、会社のあり方でも...続きを読むPosted by ブクログ -
資源が乏しくなりつつあるにもかかわらず、世界人口は増加し、都市に住む人が増え、消費は拡大している。これでは、遠からぬ将来、いまのような消費社会は崩壊するだろう。我々はいま、大量消費の新しい社会―ポスト消費社会―へと移行しつつさり、時間や公的空間、バランスといったものについて人間が持っていた感覚を取り...続きを読むPosted by ブクログ
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過去に読んだり個人的に知っていることも書かれていましたが、パタゴニアが創立して50周年のこれからについてが読めました。
なので、パタゴニアの本を読んだことがない人にとっては過去の本を読むのもいいですが、これを読めばいいかもしれません。
起業している(したい)人や、会社を変えられる立場の人、今の所属...続きを読むPosted by ブクログ -
パタゴニアの創業者であり現在もCEOをつとめているイヴォン・シュイナードの共著。社会や環境に対する責任を果たすことが結果としてビジネスにもメリットをもたらすという、一見背反する事柄をどう実現するかについての具体的な手法が解説されている。巻末のチェックリストは環境保護に関心ある団体には役に立つ資料にな...続きを読むPosted by ブクログ
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時代は大量消費社会からポスト消費社会へ。地球は史上6番目に迎える絶滅の危機、企業は地球と向き合い責任ある活動が求められる。これに気づく進む企業は、自然に与える負荷を考慮して経営を考えるべきと説いている。Posted by ブクログ
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アウトドアブランドとして独自のポジションを確立している、パタゴニア。
その経営方針や社内運営がユニークであることを漏れ聞いていたので、興味を持っていました。
最近、そのパタゴニアの創業者による著書が話題になっていたので、読んでみることにしました。
テーマは「企業の責任」。
まず、人間が経済活動を続け...続きを読むPosted by ブクログ -
前作を読んでしみじみいいなあと思っていたら、尊敬する人から新作もいいわよ、と言われて早速買ったのがこれ。
人は正しいことをすると、もっと正しいことをしようとする。
この一文に、パタゴニアの企業スピリットが凝縮されているような気がします。だから、成長しながら正しいことを推進し続けてこられたんじゃな...続きを読むPosted by ブクログ -
事業(株主・取引先)、社員、顧客、地域社会、自然という5つの側面に対する責任ある企業活動がどのようなもので、どのように前進していくかが示されている。
商品の品質、機能性と価格だけでなく、製造過程や流通過程でどれだけ自然や人に影響を及ぼしているのかという価値基準の重要性に気づく。
ただし、生物としての...続きを読むPosted by ブクログ -
【ひとつの戦略】
パタゴニアの宣伝でもありますが、これからの企業を見ることができます。
あくまで、ひとつの戦略ですが、このような方法もありだと思います。
環境負荷と企業利益は、いっけんトレードオフの関係に思います。
環境に対して負荷の少ないものを生産すれば、利益は少なくなると感じます。
しかし、...続きを読むPosted by ブクログ -
環境や社会に対する取組みを重視しているパタゴニアが企業として取り組んできたことをまとめた本ですが、多くの気付きを得ることができます。製造されたものは価格以上の代償(自然など)をどこかで支払っているし、例えば美味しいコーヒー豆は違法な労働環境によって作られてるのかもしれない。いち消費者として考えたこと...続きを読むPosted by ブクログ
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環境問題ではおなじみの企業パタゴニアが、40年かけて学んだ企業の責任とはいかなるものか。また、それはどのような試行錯誤の末、形作られてきたのかを、創業者であるイヴォン・シュイナードが、甥のヴィンセント・スタンリーとの共著でまとめたもの。
今日では当たり前と思えることを他社に先駆けて実践してきたのはな...続きを読むPosted by ブクログ -
前著の「社員をサーフィンに行かせよう」から、
パタゴニアの理念と環境に対する取り組みをピックアップし、
それにもう少し汎用性をプラスアルファした感じの内容。
もちろん本書で改めて述べられている部分もあるが、
前著を持っているなら買うよりも借りる方が良いかなと。
(巻末のチェックリストもWebで公開...続きを読むPosted by ブクログ -
読中、レイチェルカーソンの『沈黙の春』を思い出した。
自社の活動のみならず、素材や調達元の環境や労働環境に至るまで思いを張り巡らせ、企業責任を果たそうとするパタゴニアは、CSRの理想形のひとつかもしれない。特にコットンをオーガニックコットンへ切り替える決断は、崇高な理念があってこそ可能だったであろ...続きを読むPosted by ブクログ -
pagagonia社が、「ある企業が環境改善にどんなに頑張ってもそこには限界があり、サスティナブルという言葉が色あせてしまうほど、残念ながら世界は深刻なダメージを受けすぎてしまった。」ことを認めています。
ウォールマート等のグローバル化を押し進めた巨大企業が、patagonia社に相談を持ちかけ「...続きを読むPosted by ブクログ