旦敬介のレビュー一覧
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700ページの大作、書籍というよりは壁もしくは鈍器といったほうが良い「七つの殺人に関する簡潔な記録/マーロン・ジェイムス」です。よくこんな本出す気になったな早川書房。しかも、中は二段組みで書かれており、正味2倍の容量。そして、忍び寄る老眼によってぼやけて見えるため、攻略難易度が異常に高いのが特徴で...続きを読むPosted by ブクログ
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いつも沖縄に出張にいくときにラテンアメリカの文庫を携えるようにしているが、最初、上巻だけ持って行った。
面喰らいながら書いたメモが、以下。
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複数の会話が入り乱れる。時間の混乱。しかし似たトピックを話していたり、連想的に響きあったりすることもある。
地の文においては、彼がいうのだった、と人称の妙...続きを読むPosted by ブクログ -
いつも沖縄に出張にいくときにラテンアメリカの文庫を携えるようにしているが、最初、上巻だけ持って行った。
面喰らいながら書いたメモが、以下。
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複数の会話が入り乱れる。時間の混乱。しかし似たトピックを話していたり、連想的に響きあったりすることもある。
地の文においては、彼がいうのだった、と人称の妙...続きを読むPosted by ブクログ -
パウロ・コエーリョ作品の中では訳文も比較的読みやすく、世界観も超俗的なスピリチュアル・メッセージを含むものというよりはむしろ限りなく人間の悪という俗世間に近い内容を描き出している。悪とはなにか、を知りたい人はぜひ。Posted by ブクログ
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【本の内容】
詩こそが最高の文学だった17世紀末。
ソル・フアナはそんな時代に世界で最も愛された詩人だ。
美貌の修道女でありながら、恋愛や抑圧的な社会への抗議をテーマとした作品を残した。
彼女の思想を明快に表現した詩と2通の手紙を、詳細な解説とともにまとめたわが国初の試み。
[ 目次 ]
詩...続きを読むPosted by ブクログ -
パウロ・コエーリョはすごい。
なんかいろいろ考えさせる。単純に言えば1人の女が幸せをつかむ物語なのに。
本当の愛は思わぬところからやってくる。そして、硬くつながれる。そして、それが見えたり、見えなかったりするから不思議だ。Posted by ブクログ -
再読。テーマはセックスだし、電車の中で読んでいて恥ずかしい部分も多いが、個人的に好きな一冊。宗教嫌いな人は無理かも。
ちなみにパウロコェーリョ好きな人には遠藤周作もオススメ。Posted by ブクログ -
悪に焦点を当てた物語。
人を善たらしめるのは人の本質ではない。人の本質は悪である。
人を善たらしめるのは、あくまで人自身の行動である。人が人の手によって善を選択したときに、初めて人は善となりうる。
善とは選択の結果なのだ。
と、最近よく思う。Posted by ブクログ -
あっ!という間に読み終わった!
セックスの話ではあるけれど、愛とか、思いやりの話だと思う。あと男と女について?
個人的にはマリーアの日記が入る進め方もお気に入りです。
ラストは賛否両論かもだけど、私は好きだな。Posted by ブクログ