藤森治見のレビュー一覧
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11巻も怒濤の展開でとても面白かったです。
やはり作者さんの描く絵は、本当に綺麗です。当時の北海道の風景はもちろん女性キャラクターは必見で、絢子の冷たい美貌にはうっとりしてしまいます。グロい場面も沢山描かれていますが……(今回も結構ありますね)そして敏恵がどんどんパワーアップしているような気がします...続きを読む -
毎度毎度本当に先が気になって楽しみです。
今回のはちょっとグロかったですが、この漫画らしいです。
みんなに気持ちが入り乱れてますね。次が楽しみです。
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森哉がどんどん人間らしい心を持ちはじめて進司に対して、僕が守らなきゃと思うシーンが印象的でした。
個人的に好きなキャラクターなのでこの後どうなっていくか楽しみです。
色んな人の視点でストーリーが進んでいくのが見ていてワクワクしますね。
待てば無料系の漫画サイトで見始めましたが続きが気に...続きを読む -
絢子は手塚治先生の作品、『奇子』から来ている名前なんですね…。絢子の母と祖父など、生い立ちがほぼ一緒なのでピンと来ました。酷い話ですよね。
原作のオマージュとして見るとラストは奇子のように1人だけ生き残る結果になるのでは…?!などと考えてしまいます…笑
物語が終盤に向け紐解かれて行っているので楽...続きを読む -
復讐云々よりも絇子様の生い立ちが謎すぎる!!身体中にある傷はなんなのだろう
何故「きれい…」とか、ハナをあんなに欲しがるのか全く分からない!!
想像つかないキャラクターで、ハナより復讐より絇子様に夢中になってる方は多いのでは??? -
14巻まで読んでの感想を書くと、サチさんの悲劇が始まった回でもあって。
絢子お嬢様にも事情があるんだけど、ハナは巻き添えだったりするわけで。
読み直すと色々考えさせられます。 -
これを読んでいると、どんなに許せなくてもつらくても、よほどの覚悟が持てない限り復讐なんてしない方がいい、そのエネルギーは自分が幸せになるためにつかった方がいい、まして絶対いじめなんて間違ってて、なんらかのかたちで必ず自分に還ってくるのだと切々と感じます。ふざけ半分で人の恨みを買うものじゃない。匿名
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表紙のイケメンはハナの味方になる弁護士さん。優男な美貌に反して腕っぷしも強い。
私のお気に入り&おすすめシーンは、診療所を襲来…じゃなかった、訪れた敏江に、おもむろに煎餅を出す先生に (何故…今、煎餅…!?)と白目顔になる菊乃さんw匿名 -
戦後の北海道という舞台設定が、寂しい雰囲気があり漫画の内容とイメージがぴったり合っています。こだわりを感じる美しい絵、丁寧な心理描写、最初はすごく面白いです。購読していましたが、途中からストーリーがあまりにも停滞するので離脱した漫画です。匿名
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人間の本性・自然である理性に従うことによって、心の平静は可能になるはずという考えがありますが、彼女の言行は全く反対へ進んでいると言わざるを得ない。だが彼女の境遇で理性に従うための克己や禁欲が可能だったのかと考えると、それはやはり難しかったのではないかと暗然とした気持ちになってしまうのです。匿名
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人の人生は様々な偶然によって形作られている。その結果から逆算して優劣だとか必然性を論じることほど馬鹿馬鹿しいこともないが、しかしそれは広く社会の至る所で行われているようだ。彼女の今の姿に心を寄せてくれる人はどれほどいるだろう。匿名
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自然に生きるというのはやはり難しいことだと思わされます。利益や誘惑にまどわされずに理性に従って生きる、言葉にすると簡単に思えることも、その実行のなんとむつかしいことか。不動心へのみちは遠い。匿名
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心の平静な状態を乱す世俗的利益や野心からはなれたアタラクシアを求めるのではなく、復讐という血まみれの道を選ぶとはこういうことなのかと憮然としてしまった。他に道は無かったのかと思わずにはいられませんが、それは可能だったのだろうか。匿名