羽生善治のレビュー一覧

  • 人間の未来 AIの未来
    羽生さんの博識ぶりに舌を巻いてしまった。けっこうコンピュータの歴史から最新の情報までご存知なのね。
    印象に残ったのは山中さんが、AIは優秀な部下だ、とおっしゃってたところかな。あくまで最後は人間(上司)が決断するので、AI(部下)は判断材料を集めてきてちょうだいと。
    そうだね。
  • 人間の未来 AIの未来
    羽生善治さんのAIの見識の深さに驚いた。山中教授の方が詳しいのかと思えば羽生さんが山中教授に教えている場面も。いつ勉強する時間があるのかと思う、すごい。こういう日本の宝のような方々が思う存分力を発揮出来るまたは邪魔されない国やシステムになるようにお願いしたい。その為には自分たちなりに少しでも力を付け...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    永世七冠、1400勝で注目されている羽生善治の自伝。

    2011年初版発行なので、まだ永世七冠を直前で逃した1000勝の頃だけど、当時から第一人者で、自身のことはもちろん、将棋界や他の棋士を客観視してることがよくわかった。
    また、他の業界人との交流も盛んで、そのせいかたとえ話が非常にうまく感じた。
  • 人間の未来 AIの未来
    本著は偉業を成し遂げた、将棋の羽生善治氏とips細胞の山中伸弥氏が、斬新な発想やアイデアといった独創性を生み出す「『無知』の強み」と「直感力」について説く。

    山中氏は独創性を生み出す3つのパターンについて次のように述べている。1つ目はアインシュタインのようにもともと天才というパターン。2つ目は他の...続きを読む
  • 人間の未来 AIの未来
    ★4.0(4.18)ノーベル生理学・医学賞受賞の山中先生と将棋棋士で国民栄誉賞を受賞した羽生棋士の対談本。内容はIPS細胞やAIにより人類の未来はどうなるかを中心に今後の世の中について。羽生棋士は将棋だけがすごいのかと思ってましたが、今の世の中の動きもかなり解っているというか、山中先生と対等に対談す...続きを読む
  • 人工知能の核心
    羽生さんの人工知能に対する切り口が良いと思いました。
    もう人工知能開発の流れは止まらないでしょうし、良い関係を作るために今から考えなければいけないアイデアがたくさんあり、勉強になった。
  • 捨てる力
    今の情報洪水の中で、情報にどう立ち向かうか
    と言うことは、情報を集め、整理するより、
    捨てることの方が重要だと思う。
    将棋で、数々の実績を積み重ねている羽生善治が
    「捨てる力」を 出版しているので、読んでみた。

    何を、どのように、捨てて、捨てることで何が変わるのか?
    ということを知りたいと思った。...続きを読む
  • 人工知能の核心

    一部になるが、「恐怖」と「美意識」と「人工知能」を紐づけていたところが面白かった。

    ここに打つとまずいと人間が思うところに、ソフトは打ってくるところから、「人工知能には恐怖心がない」と言う。人間は、思考の死角や盲点など、防衛本能や「生存本能」に由来しているように思えるから、人間との共存においては...続きを読む
  • 羽生善治 闘う頭脳
    前代未聞の永世七冠を達成した羽生の対談集の寄せ集め。
    1996年の七冠を達成する以前から2015年まで。

    棋譜などはないので、将棋に興味ない人も読めるかと。
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    山中さんと羽生さんの部分を読んだ。本のテーマとしては、この人たちも同じ人間なんだ、と親近感を持ってもらうところに目標があったようで、確かに、山中さんは偉人伝を読んだ時のような別次元感はなく、自分も、、、という気持ちになったが、羽生さんはやっぱり異次元だった。

    両者とも、それぞれの専門領域で見つけた...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    色々書かれているのだけど、自分が気になった点。
    ・ブレイクスルーを起こす → 昨日より今日、今日より明日の自分がより成長できるように、ということ考えながら物事に取り組む。
    ・継続は力なり → どんなことでも続けることが能力の向上につながる。
    著者が羽生さんなので、主に将棋について書かれているのだけど...続きを読む
  • 羽生善治 闘う頭脳
    羽生さんの色んな記録がつまった1冊。ラストの阿川さんとの対談、それまでの羽生さんとは違った明るいキャラになっているのがおもしろい。
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    企画意図としては、それぞれの世界において凄まじい業績を残した人も若い頃は「何者でもなかった時代があるんだよ」という話伝える・・・ことなんだろうけど、通して読んでみると逆にみな「何者でもなかった時代から、何者かになるための条件」みたいなものをもっているんだな・・・ということを感じてしまい逆にやる気がな...続きを読む
  • 人工知能の核心
    羽生さんと人工知能、なんの関係があるんだろうと思った。
    将棋ソフトだった。
    昔、父親が夜中に勝つまで必死にやっていたのを思い出した。

    洞察の深さは将棋だけでなく、人工知能への知識にも転用されている。
    技術者よりも意味合いを正確に掴み、芯を捉えているように感じる。
    それでいて一般的な言葉で話してもら...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」 山中伸弥 羽生善治、是枝裕和、山極壽一、永田和宏
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    京都産業大学での講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ一歩踏み出せば、何かが始まる!」...続きを読む
  • 人工知能の核心
    2016年5月に放送されたNHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」の取材をもとに、羽生さん自身が、その後に重ねた思索等を織り込んだ著書。
    羽生さんは、1996年に複数のプロ棋士へ行われた「コンピュータがプロ棋士を負かす日は?」というアンケートで、米長邦雄氏、加藤一二三氏、村山聖氏ら...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    自己の客観視のその先の究極に大局観があると思うのだが、なんとなく近い感覚は瞑想をしていると得られる気がしている。ある種の幽体離脱のような感覚。

    誰かが言っていたが、これができるようになると一見ハイリスクなものもテイクできるようになるらしい。客観的に自分を後ろから見れるようになるから。

    そんな事を...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    山中教授の逸話を読みたくて手に取った本ですが、どの方のお話も興味深く読めました。
    4人の各界をリードする方々が自らの人生を振り返って講演会で語る。
    山中教授以外にも、京大の山極総長のお話も面白かった。これまで興味を持たなかった分野の事にも興味を持たせてくれる。話力にも生き様にも、なんか感服させられた...続きを読む
  • 勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント
    将棋の羽生さんと冒険家の白石さんの本。白石さんって全く知らなかったんだけど、ヨットで世界一周をやってる方で、なんというか破天荒な人生を過ごしているな、という印象。この方の冒険譚を読めるという意味でもこの本の価値はあると思う。あと、極限状態で戦っている二人の間に、思わぬ共通項がたくさんあって、その点も...続きを読む
  • 人工知能の核心
    人間の強みは、汎用性思考のプラットホーム 人工知能には恐怖心がない 人間にあって、人工知能にないものは美意識 ロボットには五感がない 人工知能には時間の概念がない 自然の中で安定したものを美しいと感じることが、人類が過酷な生存競争を勝ち抜いていく上で、有利だったからなのかもしれません