羊太郎のレビュー一覧

登場人物の葛藤や物語の謎について、読み進めるにつれて内容が濃くなっていく。特に10巻以降の展開は凄まじい。

そこらのラノベと比べて、世界観の深さが違う。
基本的に一巻でしっかりと完結しているにも関わらず続きが気になってしまうほど。

物語の内容について話さない(ネタバレをしない)ようにす...続きを読むると、私の語彙力では伝えきれそうにない。

すごく面白かったですが、終わり方が…

続きがすごく気になる。

ストーリーや設定、絵も良かったが、帯やカバー裏で少しハードルを上げすぎた感がある。てっきり頭のおかしい者同志のバトルロイヤルだと思っていたが、蓋を開けてみれば正統的な討伐劇になりそうな点と期待していたよりも各キャラ頭のネジの壊れ具合が弱い点が気になった。前者は良いとして後者は頼むよ。荒川弘の推薦文「...続きを読むこの先もっとマトモじゃないのが続々出てくる予感」これは穿った見方をすると、まだまだイカレポンチ具合が足りない！もっと変なやつをどんどん出せ！という要求かもしれない。
とは言え、勝手な期待がクソデカかっただけで最初に書いたように現状でも話自体は面白いし、キャラも立ってるのだ。

グレンの駄目さが文章だけで伝わり。文章だけでゲラゲラ笑えるので、難なくスラスラと読めました。親に、強制的に講師として働かされますが。講師をやりたくないグレンは、授業を自習にしたり生半可気持ちで講義をするのですが。物語の中盤以降から、しっかりと真面目に授業をしていたり、実はグレンは凄い人だった事に衝撃...続きを読むです。

単なるダメニートに見えるグレンですけど、過去の魔法へかけた希望もあって傷つきすぎてしまったがゆえの姿なんです。

システィも現実の厳しさを知らない理想論者ではありますけど、グレンも教師になっておいてあれはひどい姿ですね

買った当初はこんなに長く続くと思わなかった。
なんとなく読んで、なんとなく買い続けてしまう、不思議な書籍。
販売数が減れば打ち切りも辞さない厳しいラノベマーケットでこれだけ続くのは、多くの方が購入している証。

魔法を学ぶエリート学校に新任教師がやって来ますが、これがニート上がりの怠け者というところから始まります。コメディー要素もあり楽しく読めそうです。

いよいよ我慢の限界に達した生徒がダメ教師に決闘を申し込みます。この回もかなりシリアスな場面とコミカルな描写が共存しており退屈しません。

スケベな上にやる気の無い魔術教師に、まじめな生徒は苛立ちを隠せない様子です。真面目なシーンや展開もありますが、基本はコメディーです。

分冊版は少し短いのでまだどのような話かよく分かりませんが主人公が間抜けそうなロクデナシで実は強いという系の話は好きなので読んで行きたいと思います。

1,2巻と一気に読んだ。　王道な展開や設定に安らぎを覚える作品。　サクサクと物語の核心まで展開してほしい。

紙から電子書籍を買うようになり、初めて月刊マガジンも購入してみました。
途中から読みたい時に飛べないのが残念。
目次のページからタイトルを触ると飛べるようになるとすごく読みやすくなる気がします。

いろいろと広がりまくった伏線とか回収されていってます。まとまりそうでなんだか安心しました。魔法学園もののなかでは一番好きなので次が楽しみ。あれ、誰か足りないような気がする。

今回も学院コメディで、オーウェルとツェストの二大変人が大暴れです。所構わず、引っ掻き回す二人は短編の重要人ですね。そして、いつもと違うのが、特務分室の面々もコメディに加わってます。優秀な彼らの優秀すぎてポンコツな様子が垣間見え、それをまとめる室長のイヴの苦労が知れます。思えば、イヴが初登場した7巻で...続きを読むは、活躍できず散々で、嫌な印象でした。しかし、11巻や今回の短編でも不器用ながらも面倒見の良い一面が描かれており、彼女の印象が大分変わりましたね。完璧に見える彼女も、結局、父親や上層部の人間によって、判断を誤り、結果的に冷酷なポンコツになってしまうのでしょう。学院に通い始めてから彼女本来の良さが現れ、生徒、あるいは読者に人気となったのでしょう。彼女のヒロインとしての目覚めは近いのかも知れません。
そして、今回のメインはグレンとジャスティスです。とある任務で彼らの正反対な正義が衝突する様が描かれてます。ジャスティスの正義も大概ですが、グレンの正義もまた真っ直ぐ過ぎて、格好良いですが逆にイカレてますね。過酷な任務の中で全てを救う、確かに特務分室のメンバーが彼を否定するのも納得です。直接の戦闘ではないですが、己の正義を真っ向からぶつけ合った宣戦布告という感じです。恐らく、彼らの最初の戦闘の詳細は、最後の決着の場面で語られるのでしょう。