しりあがり寿のレビュー一覧

  • 親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと
    自分の将来の展望を思い描いている時、親の老後についてやけに思い詰めてしまって手に取った本。
    「親とさよならする前に」確認しておきたいこと、全てを聞く勇気はなかったけど、それでもいくつかは本人たちの希望を聞くことができました。いいきっかけになる本でした。
  • あの日からのマンガ
    「差し迫った危険はない」「それ以外の地域の避難は各自の判断で」など頼りない民主党政権。あの時、強く呼びかければ自発節電し『計画停電』などしないでよかったのではないだろうか、
     国民主権というから最高権力者は口に出さないでも原発事故は想定していると思っていたが。陛下のお言葉は役に立った。民主主義は、非...続きを読む
  • RE-END 死から問うテクノロジーと社会
    「死」を学際的に検討する過程で、よりよい「生」とは何かについて考えされさせられた。死とは生物学的な個体の絶命という意味を超えた観念であると感じた。死者を弔うのは他者であるが、その死者の存命中はもちろん、死後に至っても相互作用の中で誰かの自己と社会が形成されていく。そのような「分人」的観点で捉えると、...続きを読む
  • しりあがり×北斎 ちょっと可笑しなほぼ三十六景 ~しりあがり寿作品集~
    ネットで断片的に見てみたものの、展覧会はコロナかということもあり、2回に渡る機会を逃していた。 ようやく全体が書籍化され嬉しい限り。細部がまた面白いのでかなりの度数の老眼鏡が必要になるが、サイズ感も寝転びながら読むことができるギリギリの心配りがある。一家に一冊あって全然おかしくない。
  • しりあがり×北斎 ちょっと可笑しなほぼ三十六景 ~しりあがり寿作品集~
    面白いです!

    北斎の絵と対比させて、現代を交えた浮世絵風パロディ絵がたくさんあり、「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」はとにかく発想がおもしろいです。
  • くる日もくる日もコロナのマンガ
    去年1年のコロナ関係の色々なことが鮮明に思い出されてしまった。牛肉券なんて忘れてたよ。
    地球防衛軍の人々は相変わらず完成度は高いが、全く知らなかった他のシリアスな作品が「方舟」を連想させて、これが素晴らしい。
    大いに笑わせて気が付くと背筋が寒くなっている。
  • 福沢諭吉 「自由」を創る
    福沢諭吉の人生と思想を、非常にわかりやすく、おもしろく書いてある。
    大人でも、福翁自伝などを読む前に、まずここから始めれば良いのではないか。
    ぜひ、子供に勧めたい。
  • なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門
    元オカルト少年だった著者が超常現象を懐疑的に取り上げる。雑誌
    連載をまとめた1冊である。

    最近は心霊現象や超能力を題材にしたテレビ番組も少なくなったが、
    そんな番組で取り上げられることの多い宇宙人やUFO、超能力、
    風水等を皮肉と屁理屈でやりこめるコラム集である。

    がちがちの専門書ではないので、...続きを読む
  • なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門
    以下笑いました。
    ・何度も言うが、私は宇宙人がいないとは思わない。ただ、自分たちよりはるかに劣った文明を持つ地球人を、不定期に観察しては、たまに肉眼や写真で見つかるヘマをやり、こそこそ隠れて家畜の死体を切り取ったり、車を空に浮かばせたりするために、光に近い速さで飛んでも何百年かかるところからやってき...続きを読む
  • 黒き川
    弥次喜多inDEEPを彷彿とさせる絵柄とストーリー展開。
    まだその全貌は明らかではないが、人間が生きて死ぬということに対して、著者なりの提示を今作でもしてくれると大いに期待できそうである。
  • アレキサンダー遠征
    現代の不安をうまく表現している、不気味な読み味は著者ならでは。
    アレキサンダーが第一巻の子供の父親だったとは。
    物語は螺旋を描く。
    次の巻(最終巻?)が楽しみ。
  • わたしたちの好きなもの
    原作者自らの手による解題の中に「おっさん達が若い娘をもてあそんでる!!」とあったので、どれどれ、と思って生年を見てみた。

    作画/安永知澄(1979年生まれ)
    原作/「わたしたちの好きなもの」河井克夫(1969年生まれ)
       「ちぬちぬとふる」「カノン」上野顕太郎(1963年生まれ)
       「なぎ...続きを読む
  • あの日からのマンガ
    朝日新聞の4コマ漫画ほか、短編も。

    あの震災に関して、こんな記録(記憶?)の残し方もあるのだなぁ。
    朝日新聞購読してるのに、ロクに読んでませんでした。
    面目ない・・・・・。
    一般庶民目線が、すごく良いデス。

    原発を擬人化してる作品は賛否あるかもしれませんが、個人的にはこんな目線もすごく良いのでは...続きを読む
  • あの日からのマンガ
    2011.03.11から始まった日々
    2011.03.14朝日新聞夕刊の「地球防衛家のヒトビト」から
    2011.07.12月刊コミックビーム8月号の「そらとみず」まで収録
    2011.08.05に発刊

    なぜ?この設定、でも妙に納得させられる「川下り双子のオヤジ」

    どうか、どうぞと、祈らずにはいられ...続きを読む
  • あの日からのマンガ
    自分だけは死なない、自分だけは大丈夫、と思っている人が、
    死に直面した時の動揺を描くのがうまい。

    地震があって、生を意識した。

    今までとは違って、逆に、ポジティブな漫画になっているように思えた。
  • 「ブラックジャックによろしく」にヨロシク!愛の大炎上パロディ―祭り! 田中圭一 愛のサンプル作品集

    いいね!

    こういう悪ノリ企画は電子書籍ならでは!紙の本じゃなかなかお目にかかれないですね。続きもダウンロードしますよ。
  • 「ブラックジャックによろしく」にヨロシク!愛の大炎上パロディ―祭り! 田中圭一 愛のサンプル作品集
  • なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門
    もう何度読んだことか。病院で待ち時間に、ひとりにやにやクスクス笑いながら読んだりするのがいいんだな。
  • ゲロゲロプースカ 新装版
    希望がないからこどもを産まないのではなく、こどもを産むことが希望につながるんだ、と教えてくれた本。イノチの種を蒔こう。
  • あの日からのマンガ
    当時の気持ちがよみがえってくる。
    防衛家の家族がTVの前で手を取り合い刻々と伝えられる被害状況に目を閉じて何も言えなくなるあの4コマ。たった4枚の絵で当時のわたしたちの気持ちを実感として見せてくれる。
    防衛家以外の作品も。
    これを読んで思い出したのは、朝日新聞の朝刊と夕刊ではっきりと違っていたこと。...続きを読む