ルイジ・コルナロのレビュー一覧
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少食と健康の結びつきについてコロナロ自身の観点から解いている。
私たちが小さい頃から刷り込まれた内容とは異なる概念で面白かった。
私自身、最近、なるべく肉を食べずに添加物をとらないという生活を送っているが、以前にも増して素材そのものの美味しさを感じるようになり、健康である。
今後、食糧難になる...続きを読むPosted by ブクログ -
病気と死とは、養生を心がけない者たちにとっては最大のわざわいである。かれらにとって、病気は苦痛をともない、死は恐怖の的である。(中略)これに対し、私にはそうした悩みや恐怖は一切ない。なぜなら、まず飲食における十分な節制によって病気にはならない体になっているからである。
こんなこと言える年の取り方し...続きを読むPosted by ブクログ -
現代の様子を、もしコルナロ氏が見たら、きっと驚くでしょう。
殆どの人が病人ではないかと、腰を抜かすに違いありません。
そして、今の食品事情を見て、「これは、本当に食べ物なのか?」
と訝しく思うに違いありません。
自然なものとは、かけ離れた食べ物が、溢れるように手に入る光景を見て、
異様にうつるのでは...続きを読むPosted by ブクログ -
食養など色々読みあさっているうちにこの本に出会う。
素晴らしい!本書にもあったが「座右の銘」として常に手元に置きたい。そう思う内容。
きっと翻訳が素晴らしいのだと思う。翻訳者も「食養研究家」との事。
色々勉強中だが繋がった感が有る。
ルイジ・コルナロの本をもっと読みたいと思ったが翻訳されている物が見...続きを読むPosted by ブクログ -
ルネサンス期以前から、少食による健康増進効果は認められていたことが本書を読んでわかりました。
やはり食を慎むことは生きていく上で大切なことなんだと思いました。
しかし、病気になって命の危険を実感した人々でなければ、こういう本は手にとってくれません。
利益や効率を追求する現代社会でこの本に出会えたこと...続きを読むPosted by ブクログ -
自分自身がもとから少食なため気になり、読んでみました。
途中から少し大げさというか、違う方向に走った部分もありましたが、全体的に一読してみる価値はある内容でした。
私自身が空腹が辛いとか空腹が苦痛に感じない人でむしろ空腹が幸せで心地良いと感じる人なので楽に読めたのかもしれません。Posted by ブクログ -
筆者のコルナロ氏は、健康に長生きするため極少食を勧めている方。
生前、一日総量たった350g分の食事を、一日2回に分けて食べていたんだとか・・!
(350g = ごはん茶碗1杯分 + 缶コーヒー1缶分)
食べる量をなるべく減らすことが健康寿命を伸ばす秘訣だと述べられてます。
食べすぎによる生活...続きを読むPosted by ブクログ -
ルイジコルナロ「これまで老年というものがこれほど素晴らしいものとはしらなかった」
飽食はいかなるものでも死期を早める。
「口に合うものは体に合う」は間違っている。
常に食欲を少し残した状態で食卓を離れること。
「健康は食欲を抑えることから」
接触は活力を生む。
最も大事なことは量の制限=胃が容易に消...続きを読むPosted by ブクログ -
ルネサンス期のヴェネツィアにおいて、極少食を実践することで実に102歳まで生きた偉人コルナロの講話とその解説という体裁で、少食かつ穀菜食の生活を薦める本。
講話部分は読みやすい。解説部分は講話の補足を超えて、研究成果等も交えて我々が日頃口にするものがいかに心身に影響するかを説いている。個人的に、過去...続きを読むPosted by ブクログ -
「腸内細菌叢の重要度」
腸内細菌叢が健全な状態であれば、ほとんどのビタミン類は特に乳酸菌を介在して造られるし、たんぱく質の全ての合成も各種の腸内細菌が担ってる。
反対に、腸内細菌叢が悪化した状態ではどんなに栄養価が高い物でもその恩恵は受けられない。
「消化と代謝(修復)の関係」
食べ物の消化と体...続きを読むPosted by ブクログ -
少食健康法の古典バイブル。
巷に溢れている食養法は内容が正反対のものも多く、結局どっちが正しいの?なんて迷ってしまうけど、ルイジ・コルナロ は事細かいことはええから、『極少食』をしてみなさいと言っている。
彼は彼の毎日の食事は赤ワインも飲む、肉も食べるがその量が一般に比べると驚くほど少ない。
その分...続きを読むPosted by ブクログ -
少食に興味があり読んだ本です。
これまでに読んだ少食に関する本のダイジェストのような内容で、とても読み易かったです。
少食を身に付けるにあたり、お守りのように手元に置いておくといいかもしれないと思いました。Posted by ブクログ -
15-16世紀のイタリア貴族の「少食のすすめ」。1日350gの食料(パン、卵の黄身、少しの肉、スープ)と400ccのワインしか摂取しない生活(一日二食)を守り続け、102歳まで生きたそう。
食べなければ健康が保てるという内容の講話(書簡?)が4つ入ってて、それぞれに解説(マクロビオティック的な内容)...続きを読むPosted by ブクログ