現代の様子を、もしコルナロ氏が見たら、きっと驚くでしょう。
殆どの人が病人ではないかと、腰を抜かすに違いありません。
そして、今の食品事情を見て、「これは、本当に食べ物なのか?」
と訝しく思うに違いありません。
自然なものとは、かけ離れた食べ物が、溢れるように手に入る光景を見て、
異様にうつるのでは
...続きを読むないかと思います。
「少食」を実践する上で、今はあまりに誘惑が多いように思います。
自宅から数百メートル圏内に、どれくらいのスーパーやコンビニ、レストラン、
自動販売機、、、、があるのかわかりません。
テレビを見れば、食品のCMが15分おきに大量に流れています。
毎日、どれぐらいの量の「食品」を見ているのか。。。。
少なくない食品には、大量の添加物、保存料、砂糖類が使われています。
リピーターを増やす上で、消費者をある程度、
中毒にさせようとしているのではないかと思ってしまいます。
このような環境中で、食を減らしていくという方法は、非常に難しいと思います。
コルナロ氏の時代と比べて、格段に難しいのではないでしょうか。
ただ、もし健康になって、自分の人生を輝かせたいのなら、やはり、「少食」は、
健康法としては、王道かつ非常にシンプルな方法だと思います。
コルナロ氏が実践していた「超少食」を取り入れることは難しいですが、
① 健康への方向性は、「少食である」とする
② 間食等を控えるようにする
③ 夜食等を控えるようにする
④ タバコ(ニコチン)などの明らかに健康に害を及ぼす習慣を控える。
⑤ 酒(アルコール)も休肝日を作るなど、摂取量に気をつける
⑥ 甘いモノ(糖分)を控える
こういった、まず自分ができそうな所から、始めていけばいいと思います。
方向性を「少食」と考えて、健康になることを、手段として、コロナロ氏のような豊かな人生を目的にする、
このような土台(方向性)があれば、険しい道だと思いますが、間違いないものとだと思います。
読み継がれている著作であって、やはり真理をついえいる名著です。