三宅泰雄のレビュー一覧

  • 空気の発見
    齋藤孝さんのある本で紹介されていて購入することに。
    高学年から高校生までが対象のような進行ですが、なかなかどうして大人でも充分為になるし
    社会経験に基づく「当たり前」を見直す良書だと思います。
  • 空気の発見
    身の回りにある空気、身近にあるのでどういうものかわからない。その空気をいかに人類が一つ一つ解明したかの歴史が書かれている。人間の探究心に脱帽。
  • 空気の発見
    『ロウソクの科学』を読んだので、こちらも読んでみた。1962年初版ということは、角川文庫の『ロウソクの科学』が出たのと同じ年なので、こちらも「あります」調なのだけど、読み手を子どもに設定しているので、文章は読みやすい。「目方」とか今の子どもは知らないかもな、という言葉もあるが、読めば意味は分かるので...続きを読む
  • 空気の発見
    いい大人の歳ですが楽しんで読ませていただいた。科学とは先人達が立証してきたことを学ぶということだけではなく、まだまだ多い未知の領域を自ら切り開いていくことなのだと感じた。そのような意識で科学と向き合う子ども達が増えるような願いが込められていると思う。子供に聞かれても答えられるように基礎知識は身につけ...続きを読む
  • 空気の発見
    高校時代、理系として勉強した自分にとっては面白くてわかりやすい本でした。ガリレオやパスカル、アボガドロなど、授業で聞いたことのある人たちがどのようなプロセスで「空気」の特徴を明らかにしていったかを、その当時の時代背景なども加えながら説明していたのでワクワクしながら読めました。
    科学の法則それ自体を知...続きを読む
  • 空気の発見
    いつも私たちのすぐそばにある空気について研究の歴史についてわかりやすく書かれていた。

    ガリレオガリレイやコペルニクスなどが、自分たちを取り巻く当たり前の常識に疑いの眼を向け、批判とも戦いながら真実を探求する姿に感動した。
  • 空気の発見
    良書です。中高生で読んでおきたかった。大学生の一般教養の時期でもよいかも。科学におけるアプローチ、姿勢的なところは働く大人にも参考になると思う。
  • 空気の発見
    薄い文庫本なのに難しい…。開いて数ページでついて行けなくなり、現役の理系高校生である弟に教わって分かってきた。高二で習った内容らしい。
    非理系であった私にはハードルは高いけれど、大まかながらも分かったら楽しい。読み終えたら世界が違って見れそうだ。
  • 空気の発見
    【本の内容】
    「空気」に重さがあることが発見されて以来、さまざまな気体の種類や特性が分かってきた。

    空はなぜ青いのか、空気中にアンモニアが含まれるのはなぜか、二酸化炭素が「固まる空気」と名づけられた理由など、身近な疑問や思わぬ発見を、やさしく解き明かす。

    空気が「魂」のようなものだと考えられてき...続きを読む
  • 空気の発見
    2011夏の文庫フェア9冊目。

    未来ある子供たちに、優しく語りかける口調で記された空気の物語です。

    昔習った内容をほどよく忘れていたので、復習にもなり、新鮮な内容でもありました。

    科学が「錬金術」だった時代を経て、空気に重さがあることを発見し、その組成を分析していった多くの科学者たち。
    生きて...続きを読む
  • 空気の発見
    身近にあるものだから、大発見。

    空気は何なのか、この本を読んで、確かにここまで明らかにするのって、すごいことだと感じた。当然のように酸素と窒素と二酸化炭素と、と言ってしまうけれど、それを明らかにするまで、たくさんの人がいて(そしてたくさん否定されて)徐々にわかってきたことなのだ。全然理系ではないけ...続きを読む
  • 空気の発見
    「空気」の発見やその分析を科学者の功績や科学史とともに解説されている子供向けの本。
    難しい記号よりも、平易な文章が並べられている。

    著者は科学教育を科学史と結びついていることを主張しておられ、『科学的精神をふきこむといっても、科学を創造した人々の思想や生活に、ふれずして、とうていその真随を理解する...続きを読む
  • 空気の発見
    空気の発見について、様々な科学者の歴史的な発見を順を追って説明しています。

    小中学生を対象にした文体であるため、すごく読みやすいけれど、
    深さはないかな、と。

    ま、きっかけ作りの一冊ですね。