野広実由のレビュー一覧

この作品でも、不器用ながらも、少しずつ距離を縮めていく二人の恋愛模様が伝わってきました。それと同時に、巫女の仕事も理解でき、社務所で参拝客に、お守りを売っているイメージしか今まで浮かばなかったのですが、結婚式の準備のお手伝いをしたり、雅楽や舞いの稽古をしたり、境内の掃除をしたりと、日々努力しているの...続きを読むだと思いました。他にも、全体を見て、色々な仕事をしているのだとも考えてしまいました。すごくストイックな職業だと理解できました。

お互い人付き合いが昔から苦手で、恋愛経験がないまま生きてきたということですが、時間がかかってしまうかもしれないけど、理解し合える関係になっていけるのではないかと確信しました。神社ということで、交際を続けていくことに対して、様々な制約が多い世界だと思いますが、これからの展開に期待します。

なんというかムッツリだな笑

まず、仰天した
これがハイテンションな『うちの姉様』を描いていた、野広先生の作品か、と
端々こそ、野広先生の独特の高いテンションを見られたが、味がかなり違った
『うちの姉様』は時々、真面目なシーンを混ぜ込んではあったが、基本的に弾けて、爽涼感があった
しかし、こちらは歯応えが強くて、結構、胃の腑に重...続きを読むさを覚えてしまう感じ。もたれるまでは行かないが、消化力がそれなりに無いと、飲み下すのが辛い、と思う
ただ、物凄くリアル。真剣みを帯びている、とでも言うのか、心身に変化の兆しが見え出した中学生の、すっかり『オトナ』になってしまった者が上から見たら、鼻で笑い飛ばしてしまいそうな青い葛藤を繊細かつ彩り強く、描ききっている
何だろうなぁ・・・この子らと同じ道を歩いてきて、似たような経験もあるのに、随分と昔に感じている自分がいた・・・・・・これは喜ぶべきか、悲しむべきか
また、作中に頻繁に登場する、「いやらしい」に関しても、複雑、モヤモヤしたものを覚える。当時、同級生の女子に感じていた、「いやらしい」って想いから発せられる艶めかしさに対するドキドキほど、プロポーション抜群のモデルを見ても、その時ほどの昂ぶりは最早、感じられなくなっている自分がいるからか
確かに、この時分の『変化』ってのは、同性だろうが異性だろうが、やけに特別なモノに映って、自然な現象や感情なのに、マイナス寄りなイメージを持ちがちだった気がする
こう言う感想は身も蓋もない感じはするが、忘れていた、どちらかっつーと思い出したくない類のそれを引きずり出される一冊だったな
けど、まぁ、思春期特有の勢いと弾みがなきゃ出来なかった、立派なオトナからしたら「バカ」と一蹴される行動もある訳で、コドモはコドモらしく、問題にぶつかって行った方が、逆にカッコいいんだぞ、と顔を見知ってる中坊の背中を押したくなったな、うん
あと、結衣子を筆頭にした女の子らを象る線が軟らかくて、妙にドキドキしてしまった

ぶっとびねぇちゃんのお話。天然の粋を超えてます。こんなねぇちゃんは、姉妹としては辛いけど。見てて飽きないねぇ。話的には好きな話。でも売っちゃった。

簡単で、おいしそうな料理が出てきます。
マンガを見て料理を作ったのは初めて。
プチトマトのハニーマリネは何度も作ったお気に入りレシピです。

今回も姉様の暴走が面白かった。遠野君との関係ももっと前進すればいいのにとヤキモキさせられる。妄想家・堅葉見君とあさみの関係はどうなる？

るるの音痴っぷりが割と多めに描写されている巻。
それにしても相変わらず電波入ってますな～、こんな東大生そうそういないでしょうｗ
そしてこの巻では遠野がただのストーカー男ではなく、結構カッコイイ描写やカワイイ描写があったりと、キャラの新たな魅力も見れて面白かったです！ｗ
あと、るると美海との百合ップル...続きを読む誕生とかは・・・期待できないですか・・・？・・できないですよね・・・あはは・・・。

東大に通う頭脳明晰・・かと思いきやネジが飛んでる長女とその妹、弟が織りなす日常漫画。
鈴音は東大行ってる割にはやってることがアホすぎて、そのギャップと無表情っぷりがまた面白さの秘密なのかも。
倫とるるもそれぞれピュアキャラとツッコミキャラ(ちょっと損な役回りな所もｗ)として良いキャラ出してると思う。...続きを読む
ただ、姉妹&弟ものというよりは、お姉さまとゆかいな仲間達という感じな香りが強いけどｗ
あとストーカー遠野のキャラも面白いｗ
というかこういう感じな人見たことある気がするｗ

«はとバスのお客さんに見る世界のお国事情»
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日本人だけでなく、東京に来る外国人も多く利用するという「はとバス」
今回はそんなはとバスで外国人向けツアーのガイドを務める和泉川さん、日本人向けツアーガイドの桜田さんと一緒に、外国人観光客の様子を見てみましょう！
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈...続きを読む
外国人目線から見た日本の紹介というよりは、外国人観光客の観光スタイルやはとバスのガイドさんのお仕事内容についてのお話がメインでした。それでも、お国柄が出る集合時間の集まり具合についてや、イスラム教やユダヤ教の方の食事スタイルについて、ツアーガイドになるにはどうしたら良いのかなど、知らなかったことを沢山知れて楽しかったです。

本題の「知らない日本」については、なるほどと思ったのが「ご神体が見えない状態で参拝するなんて、想像力が豊かだね！」と言うイギリス人夫婦の言葉。「神様」の具体像が明確な方からすると、お姿が分からない状態で参拝するのは難しいのかなと思いました。
お土産では、抹茶粉ではなく抹茶味のキットカットが大人気というのも面白いところ。チョコレートは自国で食べ慣れている方が多いからこそ、お茶そのものよりも購入のハードルが低いのかなと思いました。

ほんわかしたふたりのやりとりはいいなって思うのですが、なにか他に関連マンガがあるのかな？って思ってしまう始まりでした。

突如、旦那が「ラーメン屋をしたい」と言い始めた。

はっぱをかけるため、著者からのお言葉は
3ヶ月以内に就職できなかったら離婚、という
分かりやすいもの。
これは確実に頑張らねば！　な台詞です。

念願かなって、好きなラーメン屋さんに就職できたようですし
修行を頑張らねば、という段階。
もちろん大変...続きを読むな事ばかり、とは思いますが
なかなか楽しそうです。
本人のやる気もある、と思いますが。

つまりは「はとバス」の外国人向けツアーの話。
なるほど、彼ら相手のツアーは微妙に違う。
食一つ取っても、出身の国、宗教その他で違う。
対する通訳ガイドさんの努力といったら･･･。
絵も文章もわかりやすくて面白かった･･･けど、
ちょっとコマ大きい感じが気になりました。
日本人向けのツアーについても、...続きを読むちょこっと載せて欲しかった。
ガイドさん比較があっただけにね。

いろいろ考えさせられる話でした。
漫画家アシスタントをかけもちして生計を立てていたダンナさんが、一念発起してラーメン修行をはじめることに。
アシスタントをかけもちして働いてそれなりに収入があっても、周りからは「結局無職だよね？」って言われたりするシーンがなんともシビアだなーと思いました。
３０すぎて...続きを読むからラーメン修行なんて無謀なコトを・・と思うけど、自分の好きな味のラーメン店に就職できて、順調に修行しているようで、なによりです。

最終回に向けての話の流れが結構急展開。連載時も少しは読んでいたけど、今読んでみると打ち切りは結構突然の話だったのかと思ったりもする。

前の巻から登場人物が増えて賑やかになって話のバラエティが増えたのは良いものの、4コマ漫画の宿命か、一度に出せる人数が限られることもあって、魅力的なキャラクターを生か...続きを読むしきれなかった気がするのは残念な点。せっかく魅力的なキャラクターが多いので、スピンオフ作品を書いてほしいところ。

また、読者によって感想は違うかもしれないが、主人公の日高涼音が「天然で面白い変な人」から「狙って変なことをしている人」に変遷していったのはネタ切れ的要素なのか。主人公の性格も別の方向に変遷していければ良かったかもしれないというのは個人的感想。

最終回に向けて急展開というか無理やりエンディングに持っていく感じではあった。連載当時は大学生卒業後の後日談といった一話連載があった気がするものの、それは収録されていない。もしかしたら記憶違いだったかもしれない。

それでも綺麗な作画で、モノローグである主人公の弟の視点が面白かったり、機会があれば7巻通読しておきたい作品。

この人といい、東屋めめ氏といい、なんで変態の描写はどんどん程度が酷くなっていくんだろう……
それとは逆に姉様のはち切れぶりがおとなしくなってる気がするし。
まあ、そっちはそっちでいきすぎると「奇人」では済まないレベルにはなるけれども。
そろそろ潮時なのかもね。

現役東大生の涼音は頭はいいけどド天然な変わり者。そんな彼女のおかげで周りはいつも大騒ぎ。涼音を含めた沢山の変わり者たちのドタバタを描いたギャグ４コママンガ。

主人公の涼音をはじめ変わり者のキャラが多く、野広さんの作品にしてはキャラの個性が強いです。その分ギャグ要素が強く、声を出して笑える部分もチラ...続きを読むホラ。爆笑はなくとも多くの吹き出し笑いを提供してくれる作品です。

エッセイが好きなので購入したが、一つ一つの話がお試し版かと思うくらい短い上、唐突に終わる。特に前半のエッセイ。

やりたいだけなら
オナニーで十分じゃねーか
不倫なんて気持ち悪い
ホストに貢ぐなら
テメーのむなしさ
うまいもん食っておしゃれに費やすわ
バカばかり