黒井千次のレビュー一覧

  • 漂う 古い土地 新しい場所
    面白くはない。だけど、何気無い景色の表現力はやはりベテランの味がある。誰もが出来そうで、出来ないと思う。
  • 漂う 古い土地 新しい場所
    面白くはない。だけど、何気無い景色の表現力はやはりベテランの味がある。誰もが出来そうで、出来ないと思う。
  • 漂う 古い土地 新しい場所
     30代の「春の道標」から、最近の「高く手を振る日々」など、名を目にすれば手にする作家。副題「古い土地 新しい場所」の通り、作家の思い出ある場所を巡る随筆。端正な落ち着いた文体が、内容以上に文章を読む楽しみを与えてくれる。こういう本が出版されて、読む人がいることは良いことだ。以上、終わり(笑)
  • 漂う 古い土地 新しい場所
     30代の「春の道標」から、最近の「高く手を振る日々」など、名を目にすれば手にする作家。副題「古い土地 新しい場所」の通り、作家の思い出ある場所を巡る随筆。端正な落ち着いた文体が、内容以上に文章を読む楽しみを与えてくれる。こういう本が出版されて、読む人がいることは良いことだ。以上、終わり(笑)
  • 漂う 古い土地 新しい場所
     30代の「春の道標」から、最近の「高く手を振る日々」など、名を目にすれば手にする作家。副題「古い土地 新しい場所」の通り、作家の思い出ある場所を巡る随筆。端正な落ち着いた文体が、内容以上に文章を読む楽しみを与えてくれる。こういう本が出版されて、読む人がいることは良いことだ。以上、終わり(笑)
  • 石の話 黒井千次自選短篇集
    「ビル・ビリリは歌う」
    ビルに突如響く泣き声はやがて歌にかわる。
    「首にまく布」
    ネクタイごときで部長と確執。
    「声の山」
    父親は何を探しにいったんだろう。
    「石の話」
    妻に育児も介護も押し付けておいて今更…。
    「袋の男」
    いまならストーカー、と呼ばれる行為。
    「おたかの道」
    おタカさんの道ではなく...続きを読む
  • 日の砦
    芥川賞選んでた人だから偉いんだろうな、と思って読んだら、やっぱり偉かった。書道でよく「字が枯れてる」(褒め言葉)と言うが、まさしくそんな感じの文章。作風は、何か不気味で不可思議なことが起こりそうで超怖いんだけど・・・結局何も起こらない、というもので、非日常と日常の間にあるエアポケットみたいな地点を執...続きを読む
  • 石の話 黒井千次自選短篇集
    自選短編集。著者の20代の頃の作品に始まり60代の作品まで収録されている。

    「ビル・ビリリは歌う」
    ある意味みんな病んでるw 特段驚きはないものの、会社勤めしている人間なら何か親近感をもって読めるかも。★★★

    「首に巻く布」
    上司に嫌われたが最後、ってヤツ。会社ではごますりが大事ですよねー。★★...続きを読む
  • カーテンコール
    劇作家の滋有は昔手掛けた「森下家の沈黙」の再演を依頼される。
    物語の要となるマナコ役を演じる絢子は
    役作りをきっかけとして滋有に惹かれていく。
    妻帯者であり、また新たな作品を執筆中の滋有は
    男としても作家としても絢子に対して複雑な思いを抱く。

    お芝居が好きな方にはいいんじゃないかと。
    主語がころこ...続きを読む
  • 老いるということ
    今はまだ若いので、老けていく自分なんて想像したことも無かったし感じる事もそうそう無い。なんだか怖いことかな、と考えていたけど安心して読めてじっくり考えることのできる本でした。
  • たまらん坂 武蔵野短篇集
    忌野清志郎が亡くなった。それで題名に引かれて読んでみようかと。
    たまらん坂、おたかの道、せんげん山、そうろう泉園、のびどめ用水、けやき通り、たかはた不動。
    20年以上も前に書かれたものなので今とは武蔵野も変わってしまっただろうな〜と思いながら読んだ。