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「サッカーをやめて、塾に通いたい」小6になる俊介は、突然、両親にそう打ち明ける。日本最難関と言われる中学を受験したいのだ、と。難聴の妹・美音の小学校入学を控え、家計も厳しい中、息子の夢を応援することを両親は決意。俊介の塾通いが始まる。だが、彼には誰にも言えない“秘密”があって……。人は挑むことで自分を変えることができる。未来を切り開こうと奮闘する人々を描く、感動の長編小説。
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Posted by ブクログ
何度も何度もウルウルきました。中学受験に挑む俊介の頑張りに、それを応援する家族の温かさに、加地先生の子供たちを想う気持ちに。 必死に頑張った事は絶対に糧になる!
なんとなく展開がわかるのに、物語に引き込まれていきました。藤岡先生の作品はこれで3冊目ですが、オチを大事にしているというより、過程を大事にして丁寧に書いているイメージです。読むと汚れた心が綺麗になります。
すごくいい本。登場人物ひとりひとりの想いに胸が熱くなる。 俊介くん、かっこいいな。と思いました。 私もこの本の登場人物たちのように自分の人生にしっかり向き合いたい。と思いました。 私は、母親なので菜月さんに感情移入していました。かっこよく素敵なお母さんだと思います。
めちゃくちゃよかった。 読みながら、何度も何度も涙が出て止まらなかった。 中学受験…残念ながら私にもまた私の子供たちも経験がありません。 周りのお子さんの中学受験についてのお話を聞いていても 「大変そうやなぁ。」「そこまでしなくても…。」とひとごとなので深く思っていませんでした。 けれどこの話を読...続きを読むみながら、 中学受験のわずか12歳の子どもたちのパワーに圧倒され、これからどんどん大きくなり 荒波の中を生きていく、子どもたちに大きな武器を持たせたいという塾の先生である加地先生の いう意味がよくわかりました。 このお話の中心にいるのが俊介くんという 一生懸命サッカーを頑張っていた少年が トレセンのメンバーに入れなかったことをきっかけに中学受験に切り替えて、難関校の 東栄を目指して本当に一生懸命奮闘する。 まずこの子の一生懸命さやなぜそこまで頑張ろうとしているのかを知り涙し 母親のまっすぐで大きな大きな愛に涙し 塾の先生である加地先生の考えかたや 塾生への愛に涙し… 本当に本当に子どもたちの受験に対する頑張りや 周りの大人たちのフォローに共感し 私も、しっかり生きなければとあらためて 思いました。
藤岡陽子さんの最新刊りらの花咲くで心惹かれて2冊目。 一緒に走り切っていい汗をかいたような、そんな読後感。良いシーンが多すぎて、感想を述べきれないです。生きる活力が湧いてくる一冊でした。 受験生、母親、塾講師の3部構成で、私は特に最後が好き。 受験だけじゃなくて、踏み出せなかった何かに向き合う人には...続きを読むみんな金の角が生えるんだろうな。 踏み出す、心の火を灯す、門を叩く、戸を開く…の他に、金の角という新しい見方をしれて嬉しい。 表紙も好きだし、解説がとても読者目線で面白い。
私、私立の中学校の教員してます。自分の子どもも私立の中学に通ってます。でも、どこか小学生の塾通いには否定的でした。だからこそ、いろんな視点が変わりました。人に武器を与えられる仕事…。教育って熱いです。
中学受験をテーマにした小説。 小1から夢中でやってきたサッカーでの挫折をきっかけに、小6で最難関の中学校を目指すことを自らの意志で決意。父親の強い反対を押し切り、受験専門の塾へ。時には、身近な人からの中学受験に対する批判に押し潰されそうになりながらも、寝食忘れるほど、ひたむきに努力する姿が、サポー...続きを読むトする周りの人を変えていく。。 父親、母親、仲間、塾の講師etc. 関わっている人達それぞれの目線で語られているので、多様な読み方が出来る。今回私自身は、指導者目線で読んだ。 中学受験には、他の受験とは違う感動のドラマがある。 中学受験を目指す親子だけでなく、先行き不透明な現状に閉塞感を感じ、生きる目的、働くor学ぶ意味を見失っている大人にも薦めたい感動の一冊! #中学受験 #信頼関係
中学受験について、受験生本人の目線、受験生の親目線、受験生を教える塾講師の三視点から書かれている物語 私は第三章が特に好きでした 田舎でのほほんと生きてきた私はこんな世界があるのかと驚きました 自分の目標に向かって、ひたむきに頑張る俊介に心を打たれます 努力する、というのはこういうことなんだろうなあ...続きを読む ひたすらに眩しくて美しい、真っ直ぐな物語でした 今、しんどくて心が折れそうな人におすすめします
「金の角が生えてくる」、素敵な表現だと思った。息子が中学受験を終えたばかりなだけに、この内容には共感と感動で泣けた。親目線、子供目線、塾講師目線、、、と3視点から描かれていて良い。中学受験の意義を考えさせられる、心に残る素晴らしい作品だと思う。
金の角持つ子どもたち、 というタイトルに、 一体どんなストーリーなのかと想像が膨らむ。 ファンタジー?(違いました) 以前読んだ「リラの花咲くけものみち」もとても良かったけど、今回も涙なしには読めないお話だった。 中学受験は自分には身近なトピックではなかったものの、塾に通う子どもとその家族、 友...続きを読むだち、そして塾講師とのエピソードは どれもがじんわりとわたしの心に沁み、 各章を読み終えるたび、あたたかな、優しい気持ちになれた。 小学生が、いろいろなものを犠牲にして ここまで勉強をがんばる意味ってなんだろう?と この本を読む前の自分は思っていた。 でも目標を掲げ、そこに向かって一心に進む姿を見たら そんなふうには思えなくなった。 そしてまた、そんな子どもたちに関わる大人たち(非正規雇用の教師)という立場にいる先生の現実も知り、 悲しい気持ちになった。 がんばる子どもたちだけでなく、 その講師の家族にもスポットを当て、 知識を持つことがその人にとっての武器になる、 生きていく上での強みになる、という 作者からのメッセージは心に刺さった。
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金の角持つ子どもたち
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藤岡陽子
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