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Posted by ブクログ 2021年02月11日
吉川英治の三国志などは劉備の徳を強調しすぎて彼に魅力を感じず、なんで関羽がこんな奴について行くんだと思いながら読んでいた。しかし陳舜臣の描く劉備は、諸葛亮と出会うまで関羽、張飛、趙雲ら戦しかできない武人たちをまとめて、一人で戦略を立て、乱世をしぶとく生き抜いてきた英雄という感じがした。徳とか宗室の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月07日
この巻の前半は三国志から始まるのだが、
巷で語られてるような内容と、少し違う。
面白く脚色してあるんだということが分かった。
この時代はまだ、強くなければならない。
強い者が良き心の持ち主で善政を
行ってくれれば良いが、そういう人物は
生き残れない。
どの派閥に属するか、どの権力者を担ぐか
それで...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月01日
漢の後、三国志の時期を経てから、なかなか世の中が定まらなかったとは記憶していたが、思わず世界史資料集を見返す。
こんなにも乱れた時期が長かったとは思わなかった。隋、唐に至るまでの歴史は骨肉合い争い、家臣が(ほとんどが丞相)が皇帝に取って代わるの繰り返し。
なるほど、だからこんなにも姓の入れ替わりが激...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月29日
普通に高校を卒業する過程では確実に興味が湧かない時代(晋統一~隋)までを丁寧に綴った本。ごちゃごちゃしている時代をすっきりさせるのにちょうど良い(そして3回ぐらい読み直す)。私は拓跋の所が面白かった。筆者にやや南朝びいきな所があるが北朝と民族を違えていたということを理解すれば寧ろ納得がいき、それが理...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月09日
後漢から、三国時代、そして隋の統一まで。
吉川英治の三国志に慣れ親しんでいる身としては、諸葛孔明の書きっぷりは物足りないかもしれないが、史実により近い形だろうな。
三国時代後の晋から、またバラバラになって隋として統一されるまで、あまりにも多くの国や人物が出ては消えでちょっと大変。それにしても、...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月30日
魏蜀呉の三国志から五胡十六国までの歴史である。
三国志は横山光輝のマンガを読んでからだとわかりやすい。
と同時に本書とマンガで若干の違いがある。
歴史は複数の文献を参照した方が良いということに実感できる。
五胡十六国は高校時代の世界史の授業でも混乱したが、やっぱり複雑。。。
同時期にいろいろな国...続きを読む
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