小説十八史略(四)

小説十八史略(四)

902円 (税込)

4pt

三国志時代、それは中国史上でもっとも波乱に富み、もっとも興味深い時代である。後漢の無法政治の闇のかなたから、ヒーローの時代の光が差す。諸葛亮孔明と劉備の親交、曹操の権謀、孫権の術数など、人々は躍動し、蠢動する。そして、次なる隋の大統一達成まで、時の流れは瞬時のよどみもない。<全6巻>

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小説十八史略 のシリーズ作品

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  • 小説十八史略(一)
    1,034円 (税込)
    夏に先だつ幾千年、中国中原に君臨した神々。時代は下り、やがて殷へ。暴君紂王を倒して次なる世界を開いたのは、周だった。その周も大動乱をへて、秦に統一される。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩したあまたの梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 小説十八史略(二)
    968円 (税込)
    始皇帝死後、陳勝、呉広の乱に端を発し、中国大陸はふたたび戦乱の渦にまきこまれた。項羽、劉邦の相次ぐ挙兵。大秦帝国は、もろくも滅んだ。そして劉邦と項羽の争いは、劉邦に凱歌があがる。漢の誕生である。文帝、景帝につづいて即位した武帝は、漢に黄金時代をもたらす。時代を動かす英雄たちの足跡。<全6巻>
  • 小説十八史略(三)
    968円 (税込)
    名君・武帝を得て、空前の黄金期を迎えた前漢にも、やがて衰退の風が吹き始める。西暦8年、帝位を簒奪した王莽は、新を樹てた。しかし、その政権はあまりにもあっけなく滅ぶ。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩した梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 小説十八史略(四)
    902円 (税込)
    三国志時代、それは中国史上でもっとも波乱に富み、もっとも興味深い時代である。後漢の無法政治の闇のかなたから、ヒーローの時代の光が差す。諸葛亮孔明と劉備の親交、曹操の権謀、孫権の術数など、人々は躍動し、蠢動する。そして、次なる隋の大統一達成まで、時の流れは瞬時のよどみもない。<全6巻>
  • 小説十八史略(五)
    990円 (税込)
    隋の煬帝とは従兄弟、北朝の名門・季淵が挙兵し、次男・季世民の活躍で、無血の政権獲得に成功。唐王朝が、うぶ声をあげた。女帝・武則天の周をはさんで、絢爛たる時代が花ひらく。玄宗皇帝の宮廷に、楊貴妃の笑声が、乱舞する美女群の嬌声が、弦歌の音色とともにこだまする――中国史の醍醐味の極みを描く。<全6巻>
  • 小説十八史略(六)
    1,100円 (税込)
    安禄山、史思明の乱による唐の疲弊は、はなはだしかった。一応の命脈は保っていたが、黄巣の乱を経て、ついに梁にかわられる。中国大陸は、ふたたび覇権争いの修羅場と化し、北宋・南宋の約2世紀半の春秋を送った。やがて、平原のかなたに湧き起こる旋風、モンゴルが荒々しく雄々しく台頭の兆しをみせる。<全6巻>

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小説十八史略(四) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    三国の成立から晋、混乱の時代を経て隋による統一まで。
    三国志のその後が、こんなにグズグズだったとは。平和な世の中がいかにありがたいことか身に沁みる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月11日

     吉川英治の三国志などは劉備の徳を強調しすぎて彼に魅力を感じず、なんで関羽がこんな奴について行くんだと思いながら読んでいた。しかし陳舜臣の描く劉備は、諸葛亮と出会うまで関羽、張飛、趙雲ら戦しかできない武人たちをまとめて、一人で戦略を立て、乱世をしぶとく生き抜いてきた英雄という感じがした。徳とか宗室の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月07日

    この巻の前半は三国志から始まるのだが、
    巷で語られてるような内容と、少し違う。
    面白く脚色してあるんだということが分かった。

    この時代はまだ、強くなければならない。
    強い者が良き心の持ち主で善政を
    行ってくれれば良いが、そういう人物は
    生き残れない。
    どの派閥に属するか、どの権力者を担ぐか
    それで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月01日

    漢の後、三国志の時期を経てから、なかなか世の中が定まらなかったとは記憶していたが、思わず世界史資料集を見返す。
    こんなにも乱れた時期が長かったとは思わなかった。隋、唐に至るまでの歴史は骨肉合い争い、家臣が(ほとんどが丞相)が皇帝に取って代わるの繰り返し。
    なるほど、だからこんなにも姓の入れ替わりが激...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月29日

    普通に高校を卒業する過程では確実に興味が湧かない時代(晋統一~隋)までを丁寧に綴った本。ごちゃごちゃしている時代をすっきりさせるのにちょうど良い(そして3回ぐらい読み直す)。私は拓跋の所が面白かった。筆者にやや南朝びいきな所があるが北朝と民族を違えていたということを理解すれば寧ろ納得がいき、それが理...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年12月09日

     後漢から、三国時代、そして隋の統一まで。
     吉川英治の三国志に慣れ親しんでいる身としては、諸葛孔明の書きっぷりは物足りないかもしれないが、史実により近い形だろうな。
     三国時代後の晋から、またバラバラになって隋として統一されるまで、あまりにも多くの国や人物が出ては消えでちょっと大変。それにしても、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    マイナーな時代の描写を読みたい自分としては、三国志以後〜隋までの間の五胡十六国時代、南北朝時代がおもしろかった。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    日本では一番人気のある『三国志』の時代から大分裂を経て隋の大統一までを描いた巻。小説という立場を生かした劉備・関羽・張飛などの描き方が気に入ってます、実際はあんな感じでしょう。

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    Posted by ブクログ 2017年10月30日

    魏蜀呉の三国志から五胡十六国までの歴史である。

    三国志は横山光輝のマンガを読んでからだとわかりやすい。
    と同時に本書とマンガで若干の違いがある。
    歴史は複数の文献を参照した方が良いということに実感できる。

    五胡十六国は高校時代の世界史の授業でも混乱したが、やっぱり複雑。。。
    同時期にいろいろな国...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月29日

    人間は、呆れるほど同じことを繰り返してるんだなー、ということが良く分かる本。権力の中枢にいる寄生虫は、たぶん現代も生き続けてる。

    0

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