ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
その夜、親友が湖で命を落とした。二十二年前に高校で組んだバンドのメンバーが集まった宴での出来事だった。生徒会長の信明、副会長だった昌子、元バスケ部の壮介、吹奏楽部の君香。彼らは当時、スターのように輝いて見えた。歳月を行き来しつつ語られる、恋、別れ、喪失。そして秘密。人生を歩む道程であなたが味わう喜怒哀楽、そのすべてがここにある。作家としての成熟を表す、記念碑的長篇小説。(解説・澤田康彦)
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
たくさんの後悔を抱えた主人公が現在に至るまでの半生を描いた話。誰もがこの主人公みたいに後悔の積み重ねで作られてるんじゃないかな、と思う。
「人」、「ライフ」、「ナオタの星」のような安心・安全小説とはちょっと違って、何度かアクシデントがあるお話。そのアクシデントが了治の人生のターニングポイントだ。人にはそれぞれいくつかターニングポイントがあって、後悔しながら生きていく。君香にとっては、ボートの事故が人生最大のターニングポイントで、最良の...続きを読む結果なんだと思う。
18才(高3)、20代、30代、40才(現在)の視点を終始行き来する。 が、全く読みづらさなし。 むしろすごく効果的。 小説の技法って無限大なのだな、と今さらながら気づく。
時間軸が行ったり来たりするけれど、そこがすごくよい。 今を生きてても、何十年前のことを昨日のことのようにうじうじモヤモヤすることあるもの。 救いとか、ほつこり、はないけど、もういっちょ頑張ってみますかなって思ったり。
タイトルで選んだ感じやったけど、夜というのは、もうちょっとダークな感じを想像してた。(血ドバドバではなく!) ミステリー要素もあるんかな?最後に分かるけど。 高校時代から、22年のエピソードをシャッフルさせて展開していく流れは、結構面白い。 でも、主人公が高校時代に引き摺り過ぎな気もする… 確か...続きを読むに高校時代って、一番楽しい時なんは否定せんし、後悔する事も結構あるしね。 でも、時は解決してはくれんし… やっぱり、自分が動かんとダメなんやな。主人公は、時間はかかったけど、動いたから良かったのかも? やっと高校から続く、青春が完結した感じ。 しかし、殺意は…(`_´)ゞ
高校生四人の物語 楽しいこと悲しいなこと モヤモヤすること嫌なこといろいろあっての四十代 なんとか正しく生きて行こう!という感じがよかった 優等生キャラじゃないところがよかった。
夜の側に立つ。はじめはどういうこと?と思ったけど、最後になるほどー、と。高校時代の友達っていいですね。
小野寺史宜って誰?面白くって一気に読んだ、高校3年の同級生5人が40歳になるまでの話が時系列シャッフルして進む物語。青春とその思い出が入り混じっていて主人公と一緒に懐かしんでしまったり何だかごまかされているような?ちょっとあり得ない不自然な展開も許せるほど引き込まれた。
野本了治を中心に高校時代からの仲間、榊信明、辰巳壮介、小出君香、萩原昌子らが繰り広げる壮大な物語だが、大きな事件が話をやや複雑にしている.成瀬夫人事件、地下鉄事件、水難事件だ.了治の兄夫妻も面白い役割を果たしている.バンドの結成が彼らを強く結びつけたのだろう.エピソードを小分けにして語っていく構成も...続きを読む楽しめた.
主人公は高校生の頃から、いわゆる「普通の人」なのだが、高校時代のバンド仲間は、主人公以外は皆、キラキラしたスター的な存在。時の流れの中で、高校時代のスター達も「普通の人」になって社会に溶け込んでゆく…。 時の移り変わりと共に、表面的なことで言えば、それぞれの生活や関係性も変化してゆくのだが、内面的な...続きを読むものは、実はそれほど大きくは変わらない…さらに言えば、全然変わらないままだったりする。それが主人公やその仲間達との関係性に大きなうねりをもたらし、この小説の最終章に繋がってゆく。 淡々とした「普通の人」の人生なのだけれど、なぜか一気に読めてしまう…そんな小説でした。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
夜の側に立つ(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
小野寺史宜
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
みつばの郵便屋さん
いえ
うたう
家族のシナリオ
片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ
片見里荒川コネクション
奇跡集
君に光射す
「小野寺史宜」のこれもおすすめ一覧へ
▲夜の側に立つ(新潮文庫) ページトップヘ