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青い空に浮かんで、俺達はビルの窓を拭く――メシを喰うために、家賃を払うために。けれど俺達はそれぞれやりたいことを別に持っている。音楽、芝居、写真、マンガ……。だから、俺達が窓を拭いているのは、夢を見続けるためなのだ! 熱く純なハートを持った男達の夢と友情を感動的に描いた表題作。ほかに、第16回太宰治賞受賞作「多輝子ちゃん」を併録。
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Posted by ブクログ
綺麗な言葉をたくさん紡いでいる小説。 青空にぶら下がり、太陽に灼かれながら、それでも窓を拭き続け、夢を見続ける夢追い人たちの物語。(高所窓硝子特殊清掃作業員)
温厚な萩原さんが言う 「夢を見るから、人間なんだっ」 「夢を叶える事よりも、夢を見ることで、 人間は人間になれるんだっ、 お前なんかに分かってたまるかっ」 この言葉を言うために、物語が つくられた。 高層ビルの窓ふきの人たちの物語。 その人たちは 窓を拭くだけではなく、 大きな夢を持っていた。 音...続きを読む楽、小説、俳優などなど。 何かが、うれしいなぁ。 そういう想いをもって、シゴトをしていることが。 『多輝子ちゃん』 ちいさな街で、住んでいると すぐさま、噂に事欠かない。 多輝子ちゃんは、バスで1時間かかる 都会の優秀な学校に通った。 オトコとキスしてた。 オートバイに乗っていた。 髪の毛を赤く染めた。などと、噂が立ったのだが、 多輝子ちゃんは、恋しただけなのだ。 彼氏は オートバイ事故で なくなってしまった。 それで、多輝子ちゃんは、死のうと思ったが、 ラジオから流れる歌を聞くことで、 死ぬのをやめたのだった。
タツオをはじめ宝栄の仲間たちが好きだ。男同士で好きって言葉を聞くことはあまりないけど、あいつらはそんな気持ちでつながってるんだと思う。社長もそんなタツオたちを理解してくれてるし、青空が似合うあいつらは何とも清々しい。多輝子の少年を思う「好き」もいい。誰かを好きになることで、日常が日常じゃなくてワクワ...続きを読むクしたものになる。何を好きになるかって自分自身を決めちゃうくらいに決定的な選択かもしれない。この物語を好きって思えて良かった。
「俺たちが窓を拭いていたのは食べていくためだった 俺たちが窓を拭いていたのは家賃を払うためだった だが誓ってもいい、 俺たちが窓を拭いていたのは夢を見続けるためだった」 大人の青春物語。 健全に生きてくのって難しくて、だから格好いいのかなって最近思う。 「夢を叶えることよりも...続きを読む、夢を見ることで、 人間が人間になれるんだ」 ことばを言い放つ萩原さんが保雄のことを 尊敬と羨望をもって見守るのがまた、いい。 一斉に降ろされたロープに爽快感100%です。
2014/2月 読んでいい時間を過ごしたなーという2本でした。 辻内さんの文体と人生観みたいなものが好きです
夢を追いかける人達が集まる窓ふき会社での友情の物語。 胸に刻んでおきたい言葉がたくさん出てくる。 「夢を見ることは、夢を叶える事よりも上等な事だったのかも知れない」 「俺達が窓を拭いていたのは(誓ってもいい)、夢を見続けるためだ」 「夢を叶えることよりも、夢を見ることで、人間は人間になれるんだ」 「...続きを読む人生はきっと ”人生は何だろう” って問われるために僕達にあるんじゃないかな」 最後、目頭が熱くならないなら、それは冷め過ぎでしょう。
純粋な気持ちを忘れないでいさせてくれる作品。 目の前が暗く落ち込んだときに読むと、心を明るくさせてくれる。 純粋で、汗くさくて、単純で。 でもそんな環境が羨ましくなる。 読み終えると今、見えている景色がすごく濃くなる。 辛いときに是非読んでみてください。
電車の中で、泣きそうになって困った(><) この本の表紙のように内容も とても爽やか! 透き通るような青空や、陰りゆく都会の夕暮れ、雑踏が目に見えるように浮かんでくる。 夢見る窓拭きフリーターの彼らを応援したい! 作品の中に、素敵な言葉がたくさん書かれていました。 ************...続きを読む*********************************************** 内容(「BOOK」データベースより) 青い空に浮かんで、俺達はビルの窓を拭く メシを喰うために、家賃を払うために。 けれど俺達はそれぞれやりたいことを別に持っている。 音楽、芝居、写真、マンガ…。だから、俺達が窓を拭いているのは、夢を見続けるためなのだ! 熱く純なハートを持つ男達の夢と友情を感動的に描いた表題作。 ほかに、第十六回太宰治賞受賞作「多輝子ちゃん」を収録する。
昔読んだ本の再読です。青臭いと言われても仕方ない程、この作品の登場人物は幾つになっても夢を捨てられない(捨てない)人ばかり。現実はこうもいかない、、、と思いながらも、大事にしなければいけない事を目の前に突きつけられる。。。心を揺さぶられます。今まで読んだ本の中で、一番読後感が爽快!お試しあれ。
窓拭きおじさんフリーター達の、友情物語。 青臭くはないけどおっさん臭くもない、不思議な爽快感です。
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