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これはただ、一人の男が見上げた、小さな青空の物語だ。――純粋であるがゆえに、不器用な生き方しかできない男たち。彼らの思いがけない言葉と行動によって、人びとは人生の真実を知ることができる。太宰治賞作家による、奇跡と感動の物語二篇。
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Posted by ブクログ
人間はなんのために生まれてくるのか。旅人とセイジの空気感というか、感じることのできる虚しさや力強さが好きです。生きる意味なんて生き抜かないと分からないだろう、と。
何のために生きているんだろ… 生と死の意味。悲しみ絶望の淵にいる大切な人に、人は何をもってその人の悲しみを癒せるのだろう。とても人間の深い溝に触れるテーマを2つの物語を通して清すがしく、愛深く書かれていた
中学1年の夏、 読書感想文を書くために母に買って貰った。 始めはさらっと書ければいい、くらいの 軽い気持ちで読み進めていたけど、 読み終わる頃には、ほろほろと泣きながら やるせないような温かいような、 とにかく、その頃自分の中にあった どう表現したらいいか分からない感情が 『セイジ』には書かれて...続きを読むいた。 心がざわざわして、でも納得して。 胸一杯になった記憶がある。 この本を若いときに読めて 良かった、と思う。 良くも悪くも心を空っぽにする本。 こんな本は、なかなかない気がします。
それぞれの考え方はその環境や経験によって違ってくる。周りと異なった意見や行動をとる者の一辺を捉えて変人扱いをする事はないだろうか。間違っている事柄にも多数の賛同で正しいとされがちな世の中。異を唱える少数者を変人扱いする世間。 少数の意見の中に、なんか考え方が違うと思うその中に、真実があることだって少...続きを読むなからずあるのだ。冷静に捉えることのできる者でありたい。
(2008.2) この小説はあたしが出逢った小説でいちばんのお気に入りです(2008.2現代) かなりコアな作家さんかもしれないけど辻内さんの世界観がたまらなく好きですー 最近は新刊出してないです… タイトルそのままセイジってゆう主人公が出てくるのー んで最後がー最後がー 読んだ後のココロが空...続きを読むっぽになる感ぢたまらないのですー
誰かが大きく間違ってるワケじゃないんだけど、 なんか違和感を感じてしまう日々の出来事。 社会という群れから離れることからの恐れなのか、 「みんなでやれば怖くない」「みんなやってる」という免罪符が 誰しもが持つ倫理観を損ねているような気がしてならない。 この本に出てくるような人を、何人も知っている...続きを読むけど、 彼らは皆、世間からは「変人」扱いをされている。 当たり前のことを行う勇気の大切さ。 人間として生きる尊厳をこの本は鮮やかにストーリーにしています。 大好きな本です。
同時収録の「竜二」。 俺、これ、兄貴に絶対あげるんだ! リッパだって、どうしようもなくたって、 兄貴は兄貴なんだぜ!
「百年ながらえるより、一瞬でいいから俺は生きたいと思うことがあるよ」という言葉はとても印象に残っている。 セイジの考え方、生き方自体になぜかひきつけられたし、一気に読んでしまった。
生きることに対するどうしようもなさみたいなものをうまく表現してると思う。悲観だけで終わらずある種の希望が示されるのもいい。自分が大事な人に何が出来るのか、考えさせられる。
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