いつでも夢を

いつでも夢を

440円 (税込)

2pt

4.0

手にカッターナイフを握りしめ、街角で雨に打たれつづける女。その姿を放ってはおけない二人の男。女と同様、胸の奥に深い哀しみを抱えるヤクザ者。生きるのに無器用な、売れない小説家。それぞれの孤独が出会ったとき、ほのかに希望は生まれ、やがてそれは、大きな愛情へと育ってゆく。太宰治賞作家が描く、ひとを愛するよろこびに満ち溢れた「純愛小説」の傑作!

...続きを読む

いつでも夢を のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読

    コーフクを喰らう時には、かなしみも喰らえ。
    たのしさを喰らう時には、さみしさも喰らえ。
    同(ひと)つものとしてあるものを、同つものとして、ちゃんと喰らえ。
    コーフクばかり、たのしさばかり食いちらかして、うち捨てられたかなしみ の山が、澱んで、腐って、膿んじまって、そのあまりの腐臭に驚い

    0
    2012年08月18日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに恥ずかしくならない純愛小説を読んだ。
    登場する男どもが実にかっこいい!特に、人生という言葉から「虹」を連想するジローの器の大きさと懐の深さに憧れる。
    そして、愛する女性から「わたし、うまれてきて、よかった」って言われるなんて男冥利の極みである。

    0
    2012年01月05日

    Posted by ブクログ

    週末に再読しました。この本も良いです。良い話を読みたいと思った時、せひ一読を。ほっこりしますよ。同名の歌も良いですよね。

    0
    2011年07月04日

    Posted by ブクログ

     この人の話を読むと、世の中悪い人なんていないんじゃないか、という暖かい気持ちになる。
     常識ではこんなことありえないとは理性はわかってます。でも、理性とは関係のない自分はこんな素敵な出来事を信じてる。
     辻内さんのハッピーエンドはいつも心地良いです。むずむずしないハッピーエンド。

    0
    2011年07月19日

    Posted by ブクログ

    客観的に見れば、優れた作品では無いかもしれない。でも何故かグッと来てしまう本があるものです。
    50を過ぎたオジサンが「良かった〜」と言うのは気恥ずかしいような純愛御伽噺(ちなみに単行本のサブタイトルが「TOKYOオトギバナシ 」です)。
    だから、人には薦めません。

    ミュージシャン崩れで人が良いばか

    0
    2016年08月07日

    Posted by ブクログ

    『セイジ』を読んだ時も思ったけど、頭の中で、映像が浮かびやすい。
    シンプルなんだけど、その分登場人物の心情に入り込みやすい。

    最後はずいぶん無理やりだったけどww
    面白かったです。

    0
    2012年03月18日

いつでも夢を の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

辻内智貴 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す