ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
手にカッターナイフを握りしめ、街角で雨に打たれつづける女。その姿を放ってはおけない二人の男。女と同様、胸の奥に深い哀しみを抱えるヤクザ者。生きるのに無器用な、売れない小説家。それぞれの孤独が出会ったとき、ほのかに希望は生まれ、やがてそれは、大きな愛情へと育ってゆく。太宰治賞作家が描く、ひとを愛するよろこびに満ち溢れた「純愛小説」の傑作!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
再読 コーフクを喰らう時には、かなしみも喰らえ。 たのしさを喰らう時には、さみしさも喰らえ。 同(ひと)つものとしてあるものを、同つものとして、ちゃんと喰らえ。 コーフクばかり、たのしさばかり食いちらかして、うち捨てられたかなしみ の山が、澱んで、腐って、膿んじまって、そのあまりの腐臭に驚い...続きを読むて、あわてて皆で間に合わせのフタばかり、かぶせている。 皆さんは、そういう馬鹿だ。 そして俺は、そのフタづくりに参加する気もない、もう一つの馬鹿だ。 わたしもフタづくりをする気のない大馬鹿です・・。
久しぶりに恥ずかしくならない純愛小説を読んだ。 登場する男どもが実にかっこいい!特に、人生という言葉から「虹」を連想するジローの器の大きさと懐の深さに憧れる。 そして、愛する女性から「わたし、うまれてきて、よかった」って言われるなんて男冥利の極みである。
週末に再読しました。この本も良いです。良い話を読みたいと思った時、せひ一読を。ほっこりしますよ。同名の歌も良いですよね。
この人の話を読むと、世の中悪い人なんていないんじゃないか、という暖かい気持ちになる。 常識ではこんなことありえないとは理性はわかってます。でも、理性とは関係のない自分はこんな素敵な出来事を信じてる。 辻内さんのハッピーエンドはいつも心地良いです。むずむずしないハッピーエンド。
客観的に見れば、優れた作品では無いかもしれない。でも何故かグッと来てしまう本があるものです。 50を過ぎたオジサンが「良かった〜」と言うのは気恥ずかしいような純愛御伽噺(ちなみに単行本のサブタイトルが「TOKYOオトギバナシ 」です)。 だから、人には薦めません。 ミュージシャン崩れで人が良いばか...続きを読むりで売れない四十歳の小説家と、心に大きな傷を持つ二十歳の娘の純愛ですからね。さらにそれを取り巻くのが「親父」と呼ばれる退職刑事とその気の良い奥さん、さらに子供の頃に妹を亡くしてしまった孤児上がりのヤクザ。 ある意味ありふれた設定だし、クサいようなところもあるのですが、辻内さんらしい優しさの表し方と、ちょっとしたオチによって心地良い笑いが浮かんだりするのです。
『セイジ』を読んだ時も思ったけど、頭の中で、映像が浮かびやすい。 シンプルなんだけど、その分登場人物の心情に入り込みやすい。 最後はずいぶん無理やりだったけどww 面白かったです。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
いつでも夢を
新刊情報をお知らせします。
辻内智貴
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
信さん(小学館文庫)
青空のルーレット
セイジ
ラスト シネマ
「辻内智貴」のこれもおすすめ一覧へ
▲いつでも夢を ページトップヘ