いま、子どもの本が売れる理由

いま、子どもの本が売れる理由

1,705円 (税込)

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4.8

本が売れず、子どもの数も減る一方の現代日本。にもかかわらず子どもの本の売れ行きは好調だ。90年代まで深刻化していた「子どもの本離れ」が驚くほど解消された背景には一体何があったのか? 戦後の児童書・児童誌・児童マンガ市場と読書推進活動・政策の通史を描きながら、この謎を解き明かす。と同時に、圧倒的に売れているのにその理由が考察されてこなかった『かいけつゾロリ』『ぼくら』『銭天堂』『12歳。』『図鑑NEO』などのベストセラーの分析、関係者取材から、いま子どもが求める本の姿を考える。

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いま、子どもの本が売れる理由 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月03日

    これはなかなかに興味深かった。最初の方、児童書の歴史についてはちょっとかったるかったけど、後半、具体的な作品のいちいちについての論考は、どんどん読まされる求引力があった。ジャンプ、コロコロ、ちゃおについては、なるほどって感じ。以下の各書は、子どもに勧めてみたいと思えたもの。それにしても、確かに言われ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月06日

    書名を聞いて「え?そうなの?」と思う人が
    多いと思います。

    出版不況、少子化、読書離れ、などと色々言
    われている中で、本が売れている状況という
    のは想像できないと思います。

    ところが実際には14歳以下の人口一人あたり
    の書籍購買額が、20年前より倍増していると
    いうのです。

    言われてみますと、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月01日

    かいけつゾロリがなぜ子供たちに読まれるのか、おしりたんていが人気な理由、小学校女子に12歳。という本が支持されている理由、が分析されている。ほー。
    勉強になりました。

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月29日

    幅広い文献にあたり、事実を積み重ね、子どもの本の実像に迫っている。古い時代の児童書の歴史は他書で学んでいたが、最近の事情、国外の事情は初めて知ることが多かった。独特の市場であることもよく分かった。

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    Posted by ブクログ 2020年08月06日

    子供に関する小説や漫画を戦後から振り帰ったり、編集者の戦略を紹介したり、と、楽しくあっという間に読めてしまう本ですが、P353と、かなり分厚い本ではあります。

    私自身としては、今の子供たちが、
    どんな本を読んでいるのかな?ってのを
    知りたいだけの軽い気持ちだったのですが

    今までに売れた、漫画、小...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月29日

    子どもに大人気のおしり探偵、サバイバルを知っていますか?
    戦後子どもたちはどんな本を読んできたのか。ありそうでなかった本に関する本。

    0

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