ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
「最近の若者は本を読まない」のは本当なのか?「中高生に読まれている本」の綿密な調査と分析を通し、十代の読書の実態を検証する。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
「若者は読書離れしている」という、一般に思われていることの否定が主な内容かと思いきや、それだけにとどまらず、ではどんな本が読まれているかという点も知ることができてなかなか面白い。朝読によって読書時間は増えているという認識は合っていたけれど、『ハリポタ』とかラノベのおかげで読書時間が長くなっているので...続きを読むは?という想像は、すでに古くなっていた(って『ハリポタ』は何年前よって話か)。三大ニーズと四つの型による若者に人気の書籍の分類はその世代を知る上で役に立つ。
すごく勉強になるが、私が活用する局面はなさそう。知らない世界を紹介してくれる本なので楽しい。 表題に関係する、小中学生の読書量は減るどころか増えている(朝読の成果)という指摘には個人的には新鮮味は感じなかった。 ただし、そうやって最近の世代で読書量が増えているのに、年齢が上がるに従って旧世代と大差...続きを読むなくなるというのは面白い。 結局のところ読書になじめるのは一定数でそれは遺伝的に決まっている、という仮説の当否はともかく、朝読で若者たちに読書習慣を身につけさせた社会実験の結果なので重たいと思う。 …というような話は面白いけどヘッドラインを読めば済む話なので、本の評価がそんなに上がる要素ではない(私にとっては)。 この本のすごいところは、小中高生たちが好む本を読んで、そのパターンを抽出したところ。 21世紀になってから子どもたちの間で広く読まれてきた本を、私の代わりに読んで説明してくれるのがありがたい。 最近のヒット作の多くがその系統なんだけど、あんまり自分で読む気にならないのですよね(あえて具体名は出さないが本屋大賞の系統とか)。 一方で、太宰『人間失格』とか東野圭吾とかが、アダルトな(?)作品の中で特に子どもにも好かれる理由を推測しているのが、大人読者との接点になっている。 子どもたちに人気で映画の原作になろうが山田悠介とか読む気にならないよなあ、と思っていたのだが、今となっては彼も徐々に読まれなくなってきているとのこと。その理由は、ちょっと切なかった。
卒論のために今読んでる本が当たりすぎた。 これは卒論とか関係なくみんなに読んでほしい。 活字離れっていうけど結局本ってそんなに読まれてないの?読書人口ってそんなに減ってる?KADOKAWAとか出版社は大丈夫なの?そもそも書店の売り上げって少ない?だったらTikTokのけんごの影響力は?などなど 今ま...続きを読むで疑問に思うところがあるこの議題、ついにメスが入ります!Z世代とか新書だとか関係なく読んで!
「2010年以降小学生は月に10冊以上本を読んでいる」から始まり大変読み応えのある統計のまとめと考察だった。ぼくらシリーズが今も読まれていて懐かしく思ったり、コナン劇場版ノベライズの人気や、東野圭吾こんなに読むんだ、と驚いたり。
若者の読書について、データによる実情も自分の感覚としても納得できるところが多く、フセンめちゃくちゃ貼って読んでました。
学校読書調査などデータを元に中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのかを述べる。 中高生の読む本を3つのニーズ4つの型に分類し、具体的に作品を読み解くなどわかりやすく興味深い内容。本好きによる視点ではない捉え方に納得させられた。 ここで取り上げられている中高生に人気の本や、中高生の好む傾向の本を...続きを読む並べた中高生のための本屋があればいいのになと思う。 そこに中高生が自分では出会えにくいタイプの本も並列することにより、本への興味が広がる…と考えるのは押し付けがましい幻想だろうか。 しかし児童文庫に関しては述べられているが、児童書ジャンルのYAについては一切出てこないのが悲しい。中高生の声としても現れてなかったのだろうか。 3つのニーズ、4つの型に当てはまるYA作品は多くあるので、それとの出会いをどう作り上げるかだろうか。堅苦しいイメージの問題なのかなあ。
いまの中高生がなにを読んでいるのか 客観的なデータをもとに解説してくれている。 個人的には小学校中学年〜中学生の男子に絶大な人気を誇る、小説版「星のカービィ」についての考察が面白かった。いままでそんなところに突っ込んで考えてくれた人、いなかったんじゃないかな。
この20年間で小中学生の平均読書冊数はV字回復したが、「若者は本を読まない」と当たり前のように語られている。各種データから中高生のニーズや人気の本の型を提示し、若者の読書についての思い込みを打ち破る。 なかなか面白かった。 読書離れは進んでないし、大人のほうが読んでいない。 その中で我が家は読んで...続きを読むいるほうかも。
若者の読書離れが叫ばれるようになって久しいが、統計データを引用しながらその実態の如何に迫る本。 以下覚書 ・若者の読書離れは言うほど進んでいない ・小学生は中高生よりも読書をしている ・社会人に限れば、二人に一人が読書している ・雑誌に限って言えば、若者の読書離れが進んでいる ・行政による読書推進...続きを読む活動により、邦国における読書率は隣国に比べて見劣りしているわけではない ・若者が読みたい本と親世代が若者(子ども)に読んでもらいたい本には相違がある ・読書推進活動をすれば、読書率が上がるわけではない。読書の習慣は半分遺伝で決まる
この20年間で、議員の尽力や文科省の方針転換や法整備などの効果により、小中学生の平均読書冊数はV字回復した。高校生は変化はないが、大人が読んで欲しい本は読まい傾向があるようである。 大学生や大人の不読率は伸びているが、遺伝的な問題もあるので仕方ない。 本の回りにいる大人たちは、もっと気を楽にして、現...続きを読む状を続けていけば良いのではないかと思った。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
「若者の読書離れ」というウソ
新刊情報をお知らせします。
飯田一史
フォロー機能について
「平凡社新書」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
いま、子どもの本が売れる理由
ウェブ小説の衝撃 ──ネット発ヒットコンテンツのしくみ
東日本大震災後文学論
試し読み
人はアンドロイドになるために
ビジュアル・コミュニケーション
「飯田一史」のこれもおすすめ一覧へ
▲「若者の読書離れ」というウソ ページトップヘ