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Posted by ブクログ 2023年05月14日
やっぱり浅田次郎さん、いい。
封建なのか、能力主義なのか。
いずれ、遺伝と環境が人を規定するのだから、ちょっとした細目は違えど、個人の運命なんてものは、どちらの状況であろうとも、理不尽は変わらぬ。
江戸時代の話として、書いているので、なんだかさらっと読めるが、現代でも起こっていることに、そう差は...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月11日
浅田次郎と祖父の思い出と、江戸時代から大政奉還後の明治初期まで
交互に描かれている短編時代小説。
浅田次郎ワールド全開。
どれも読み応え充分だし、そんなまさかな話まで激動の時代だからこそな話が多かった
随所に出てくる浅田次郎祖父の「御一新の折には大変な目に遭った」の一言。
きっとそうであったのだろう...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月14日
幕末志士達の短編集です。お家騒動・人情噺等々、浅田次郎お得意のストーリー展開で楽しめました。
章毎に作者のエピソードが入り、これが意外と面白い。どういう経緯で描いたのか、ある言葉から小説仕立てにする流れ等の浅田次郎の考え方が少しわかります。
浅田次郎は、昔は相当なワルだったんですね。これは知りません...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月09日
エッセイ+時代小説といった形の短編集の6編
司馬遼太郎賞、中央公論文芸賞受賞作品
幕末の武士の悲哀が描かれています
■お腹召しませ
婿養子が公金を持ち出して失踪。
その責任を取って、妻子や周りから切腹を迫られる主人公。
その結末は?
■大手三之御門御与力様失踪事件之顛末
与力の一人が勤番中に姿を...続きを読む
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