世界のエリートが学んでいる哲学・宗教の授業

世界のエリートが学んでいる哲学・宗教の授業

730円 (税込)

3pt

3.3

哲学と宗教は、人間が生きていく上で不可欠な基本原理である。しかし、日本人エリートには、それらの知識と教養が欠如している。この点を改善することが、日本の社会と国家を強化するために有益なのではないだろうか――。本書は、このような問題意識を抱く著者が、筑波大学で「超優秀」な学生たちを対象に行った「哲学的訓練」と題する連続講義を、紙上で再現したものである。具体的には、◎三四郎はなぜ名古屋で下車したのか? ◎嘘をついても信頼が失われないケース ◎教皇は「会長兼社長」のようなもの ◎ムスリムは遅刻した時に何と言うか など、思わず興味をそそられるトピックが満載。哲学や宗教の知識をまったく持たない人でも内容を十分に理解できるように、細心の配慮をしてまとめられているため、誰が読んでも、「超優秀」な学生たちが覚えた知的興奮が味わうことができる。世界レベルの教養を身につけたい人必読の1冊。

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世界のエリートが学んでいる哲学・宗教の授業 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マッカーシズム(反共主義)は、アトム化した個人(バラバラの個人)を束ねていくという発想がない

    アメリカはマッカーシーによって、リベラルな反ファシズムから、反共的でイデオロギーの強い国に変わった。

    イランはシーアの12イマーム派

    ナチズムは優秀なアーリア人を増やしていくという単純な考え方

    ムッ

    0
    2022年09月01日

    Posted by ブクログ

    対談形式みたいな構成。この本に限らずだが佐藤先生は本に書いてある小難しい内容を噛み砕いて説明してくださるのがありがたい。ドイツ人は悟性とか理解できるそうだがクサレ脳な自分には全くピンとこない。
    ムッソリーニがラテン語まで解する教養人であったとか瑣末な方に興味がいってしまった。

    0
    2024年02月09日

    Posted by ブクログ

    この本は、筑波大学で行われた公演を書籍化したもの。
    やはり、一貫しているのは、「目には見えない世界」を、どうとらえていくかという、課題感。
    次は、読めていない哲学入門を読んで見ようと思う

    0
    2023年07月13日

    Posted by ブクログ

    元となった講義の具体的な時間や回数がわからないからなんとも言えないが、これが名だたる大学や院の優秀な学生を集めての講義のすべてとは到底思えない。おそらくはそのエッセンスのみを取り出してとりあえず一冊の本の携帯に押し込めたのだろう。
    であっても、乱暴だ。
    一冊の本としての起承転結も希薄で、終わり方も唐

    0
    2022年02月06日

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