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やっと再会できた三郎とまゆみ。三郎が、「月のたまご」を救出している間に、王国では、ずるがしこいダガーの勢力が大きくなっていた。その状況をさぐるため、単身旅だったまゆみ。指をおそった激痛で、まゆみの危機を直感した三郎は、アラエッサとストンストンをつれ、王国とまゆみを救うため立ち上がった。愛と冒険の大ロマンPART4。
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Posted by ブクログ
なかなか児童文学とは思えない衝撃的な展開だったカメレオン総理暗殺未遂事件。ヌラリン中佐が善良な人物だったからこそ、余計に彼の最期の心情が悲しい。カメレオン総理に疑われた悲しみと、ダガーに裏切られ病気の妻を遺して死ななければならない無念さ。アラストコンビの陽気さやナレンナー、ドラスゴー氏のエピソード...続きを読む等触れたいトピックはたくさんあるのに、ヘリ爆破事件の衝撃が尾を引く。 巻頭の美しいカラー挿絵の裏には、MY POEM記入欄が!うひゃー、恥ずかしい。
2008/05/07読破。 ストンストンの意外な一面に驚いた。誰もが気づかないままに抱く疑問、それをぶつける姿は、今までのストンストンからは想像もつかなかった。 ダマーニナの足。それから自由になりたいという思いと、離れたくないと思う足。 人の中にある、離れがたい【嫌な所】のことなのではないだろうか。
いよいよ4ですが、全く収束の気配なし!どうなるのかな〜。まゆみと三郎がなかなかあえないのが気になるし、ナルマニマニがその後どうなったのか、全然分からない。早く早く、次々〜!!!
さらにシビアな展開に。カメレオン総理の脱出の件で濡れ衣を着せられた中佐が哀しすぎます。まゆみちゃんと三郎さん、早く再会して;;こちらが照れてしまうほどの純愛と、悪辣な陰謀がやわらかな雰囲気で表現されてて面白い!さあ二人は無事再会できるのか。そしてストンストンとアラエッサは合流できるのでしょうか…。
やっと再会できた三郎とまゆみ。しかし、三郎が「月のたまご」を救出している間に、王国ではずるがしこいダガーの勢力が大きくなっていた。その状況をさぐるため、単身旅だったまゆみ。指をおそった激痛で、まゆみの危機を直感した三郎は、アラエッサとストンストンをつれ、王国とまゆみを救うため立ち上がった。一方ナルマ...続きを読むニマニ博士に襲われたまゆみだったが、その後馬のピーターと出会い、三郎のもとへ向かおうとする。 せっかくの再会もつかの間、二人はまたばらばらに。今度はアラスト組も別行動なので何だか寂しい。でもやっぱりまゆみの詩はいつ読んでも深い。だいぶ染み入る詩も多くて好きだなぁ。サードへの限りない愛にあふれてるのを読むと温かな気持ちになる。ピーターへの言葉で気づかされることもあって、さりげない道徳が入ってるところで初めて児童書っぽいなと思った。クレヨン王国シリーズは結構子供を舐めずに厳しいところがあるから普段はあまり感じないのだけれど。ところでプーチをすぐ下のポストに置くあたりが気に入らん。ジンジャー戻ってきて!早く続き読みたーい。
第3付属物扱いされるアラエッサは可哀想だが、扱いが理不尽すぎて1番面白かった。 カメレオン元総理の暗殺(未遂)と三郎との再会、まゆみは子馬とペーターに助けられて海の小人を研究するドラスゴー氏と出会う、ストンストンは養子に、アラエッサはストンストンの第3付属物に。 (第1は永遠に、第2は可及的速やか...続きを読むに) ダマーニナは馬で競走するのにお互いを縛り、遅れた方は引きずられるというむごいやり方。 まゆみ達が蔵から盗んで食べていた小麦粉擬きは、蔵自体がストンストンを養子にしたナレンナーのもので、古い小麦粉にみみずの粉末などを混ぜてみたもののフナも食べなかったので持て余していたのを無料で貰って食べていたのだった。 ストンストンがナレンナーに、「なんでも正直に話せという者に疑問がある」ことをぶつけてる場面が印象的だった。非常用の防具やボタンなどが本当に正しく使用/作動するのか疑問に思うのもわかるし、見知らぬ人相手にちょっとした日常の不愉快なことで一々口に出すべきなのか。 「そこで疑問なんだ。思ったことをぱっと言える人って、はじめから、汚いことや人を傷つけることなんかは思いつかない人なんですか。そういう生まれつき立派な人がいるんですか。言うと叱られるようなことばかり思いつく僕は、よほど駄目なんですか。そういう人と、僕とは、分かり合えるでしょうか。さあ、お母さま、教えてください。僕は普通じゃないんでしょうか。」p126 ナレンナーは回答せずにそうゆう感受性は素晴らしいわというようなことしか言わなかったが、アラエッサにも言えない心の内を吐き出せて嬉しいストンストン。同じ種族(ブタ)で、母親にみたてたからこそ。 その後、アラエッサとはどこかギクシャクした関係になるのもなかなか、複雑な心模様である。
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