神域 下
  • 最新刊

神域 下

1,540円 (税込)

7pt

日本は「夢の新薬」を守れるのか?
研究の果実を狙うアメリカ。せめぎあう欲望と倫理。〈神の領域〉に踏み込んだ科学者たちの運命は――。
国家の競争に巻き込まれてゆく「フェニックス7」。
一方、研究施設周辺では、謎の失踪事件が頻発していた。
真相を追う刑事はその全貌に戦慄する。
果たして、生命の神秘という神の領域に、我々は拙速に突き進んでよいものだろうか。
真山仁が放つエンターテインメントの新境地、驚愕の結末へ!

...続きを読む

神域 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 神域 上
    1,540円 (税込)
    再生医療は救世主か。悪魔か。 アルツハイマー病を治す「奇跡の細胞」が誕生。国家の威信をかけた熾烈な開発競争が始まった! 脳細胞を蘇らせる人工万能幹(IUS)細胞「フェニックス7」。 それは人間の尊厳を守るために生み出されたはずだった。 国家戦略の柱としたい日本政府は、一刻も早い実用化を迫る。 再生医療による医療が普及すれば、人は永遠の命を手に入れるかも知れない――。 しかし、本当に細胞は安全なのだろうか。 バイオ・ビジネスの光と闇を描く、真山仁初の医療サスペンス!
  • 神域 下
    1,540円 (税込)
    日本は「夢の新薬」を守れるのか? 研究の果実を狙うアメリカ。せめぎあう欲望と倫理。〈神の領域〉に踏み込んだ科学者たちの運命は――。 国家の競争に巻き込まれてゆく「フェニックス7」。 一方、研究施設周辺では、謎の失踪事件が頻発していた。 真相を追う刑事はその全貌に戦慄する。 果たして、生命の神秘という神の領域に、我々は拙速に突き進んでよいものだろうか。 真山仁が放つエンターテインメントの新境地、驚愕の結末へ!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

神域 下 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昨日はコロナのNスペ出演し「感染防止と経済対立させることがおかしい」小説は、どう着地させるのかとハラハラ。横紙破りの横暴極まる国家権力発動、特定秘密保護法発動。それでも読み終えて後味悪くないのは異次元キャラ、松永がテンポ生み出し、重いテーマをすんなりと。

    0
    2020年10月12日

    Posted by ブクログ

    面白い.ただ,心のそこから楽しめは出来なかった.それは,斯様な研究者が斯様な実験を行うことがあまりにも現実味がない,と感じてしまったからである.
    それは高い倫理観ゆえにではない.研究者は時として倫理観がない.恐怖心でもない.それは麻痺しなんらかのタイミングで消失することもある.組織的なチェック機構で

    0
    2023年10月23日

    Posted by ブクログ

    コロナのワクチンや治療薬の開発が他国より遅れている日本。医薬の分野に限らず何かにつけて慎重な我が国の政治、行政がここにある。

    2021.12.22 追記
    まさに今、我が国の製薬会社が米社と共同開発したアルツハイマー治療薬が話題になっており、この本のお陰で興味を持つことができた。

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    脳細胞を再生させるフェニックス7の開発を行う2人の研究者。動物実験を経てヒトへの治験段階に進みたいが、なかなか治験許可が出ない。それでも内外でフェニックス7への期待は高まっていく…

    神域と呼ばれる脳の再生医療をめぐる医療サスペンス。医療、研究、ビジネス、国家といった複雑な事情が絡み登場人物も多い割

    0
    2020年09月06日

    Posted by ブクログ

    一つ一つ考え方を積み重ねてできあがっている。
    最初はエゴでも、多くの人に認められれば許される行為になる。
    人が到達した時点で、それは神域ではない。

    0
    2020年08月27日

    Posted by ブクログ

    前半、正直今一つと思っていたけれど、最後のどんでん返しは笑ってしまうものの、現実にあり得なくはない話である。
    医療と政治の関係は深い。

    病気を治す、救うという正義があればまだ許されるのか・・・。
    尊厳をもった死に方が出来る未来はやってくるのであろうか?

    0
    2020年07月10日

    Posted by ブクログ

    痴呆症に対して篠塚、秋吉のシノヨシが開発したフェニックス7と呼ばれる細胞の脳移植による治療。動物実験までは順調にきたが人への治験に移る際に問題が。早く使用したいアルキメデス科研理事長氷川。人体実験の証拠を掴んだ宮城県警楠木係長。日本、アメリカ政府も巻き込んだ医療物語。

    0
    2020年04月18日

    Posted by ブクログ

    再生医療でアルツハイマーを治療しようとしているが重大な副作用があることが発覚する。

    それに関わる警察と医者と政治との関係が複雑に絡む

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ

    認知症と再生医療がテーマの本作、法を犯して認知症治療研究に取り込む医師と、徘徊老人失踪事件に挑む刑事、再生医療担当官僚が主人公。
    再生医療の事は全く無知だったので、
    興味を持たせてくれた一冊です。

    認知症で感情が死んでしまうより、
    人として少しでも長く生きられる未認可の細胞に
    飛びついてしまう気持

    0
    2022年11月03日

    Posted by ブクログ

    真山さんの小説は相変わらず面白い。
    医療小説と経済小説のちょっとどっちつかずな所もありましたが、痴呆というテーマの本はあまり読んだ事が無いので面白かった。

    0
    2022年01月10日

神域 下 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

真山仁 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す