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「私を誘拐してください」美しい人妻は、そう呟いて便利屋の手をにぎった。夫の愛を確かめるための"狂言誘拐"だというのだ。金に目がくらんだ俺は依頼を引き受けた。完璧なシナリオを練り脅迫を実行、身代金までせしめたが、そこには思わぬ落し穴が待っていた。二転三転、息をもつかせぬ超・誘拐ミステリー。
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Posted by ブクログ
さすが歌野晶午!ってくらい面白かったです。 タイトルは怪しげすぎて好かなかったけれど、最初から読みやすくスピード感があり、二転三転コロコロと表情が変わっていく展開に鈍感な私は最後まで騙されっ放しでした。 歌野晶午らしい?、ツンケンとした女性キャラと、ちょっとマヌケででも愛嬌があって応援したくなるよ...続きを読むうなキャラがいい味になっています。 二転三転する深刻な事件とは相反して読者を和ませたり一息つかせてくれるので、メリハリがあって良いですね。 途中から語り手が急に変わることに疑問を抱きつつも、それが鍵だったとは。 コンゲームとも言える騙し合いのミステリーでした。
旦那の愛を確かめるべく狂言誘拐をたくらむ女の話。 章が変わるごとに忙しいくらい物語が二転、三転していきます。 便利屋のおっさんがたくましいんだか頼りないんだかのところがおもしろかった。
歌野氏の作品を読むのは「世界の終り、あるいは始まり」に続いて2作目。 買ったのは講談社文庫だが、現在は角川文庫より発売している。 「カオス」というタイトルで映画化(主演:中谷美紀)もされている。 冒頭の「私を誘拐してください」から面白そうだなと思わせてくれるが ただの狂言誘拐というのではなく、エンデ...続きを読むィングまで二転三転してニヤリとさせられる傑作。
「私を誘拐してください」美しい人妻は、そう呟いて便利屋の手をにぎった。夫の愛を確かめるための"狂言誘拐"だというのだ。金に目がくらんだ俺は依頼を引き受けた。完璧なシナリオを練り脅迫を実行、身代金までせしめたが、そこには思わぬ落し穴が待っていた。二転三転、息をもつかせぬ超・誘拐ミス...続きを読むテリー。
すらすら読めて読みやすかった ただ内容は薄く感じたかも 先も割と読めてしまった でも面白くないわけでもなく個人的に普通?
あった言う間に読んでしまった。スピード感のある展開が面白い。小悪党の便利屋だが彼に肩入れして読んでしまう。
なんとなく予想ついてしまったと言うか、他に疑わしい人がいなかったと言うか、誘拐してください、だなんて、そうそう頼んでくる人なんていないわな。 探偵さんが、どうなるかハラハラした。 二転三転は確かにしたけど、少し物足りなかったような気がしてしまったのは、きっと日頃からミステリーばかり読んでいるせい...続きを読むで深読みしすぎてしまうからですね。 先入観なく読み進めたかった一作。
「私を誘拐してください」から始まるこの設定(タイトルもいい)に興味轢かれました。ネタについては、ある程度の意外性あって、矛盾点もなく納得です。ただ、この種の小説は、キャラクターをたてることがなく、ストーリーで読者をいかに驚かせるか、騙すかということを中心に書かれている気がして、私的にはあまり好みでは...続きを読むありません。昔の東野圭吾作品に似てますね。1991年に書かれたものということで、「ダイヤルQ2、伝言ダイヤル、車載電話、ポケベル」といういまとなっては懐かしすぎる通信手段が深く関わってます。 あとがきにも記されてますが、この部分は当時を思い出しながら読めばそれなりに面白いかもしれません。(若い人には想像できなくて?かも)
面白かったです。 素直な気持ちでさくさく読むといい感じだと思います。 最初から、二転三転あるんだろう?的な構えた気持ちで読むと、最後のどんでん返しもわりと読めちゃうんじゃないかと思います。 まぁ、そうやって自分なりの推理をしながら読むのが、こういうミステリー小説の楽しみでもあるのですが。 「自動...続きを読む車電話」とか「伝言ダイヤル」とか「パーティライン」とか、ネタがちょっと古いけど、まぁそれはこの本が発表されたのが1991年っていうことでしかたないですよね。 (2006/03/19)
今やミステリ界の代表作家になりました、歌野晶午さん。狂言誘拐のはずが本当の誘拐になり殺人事件にまで発展・・・となりますが、思ってたよりは普通の展開でした。ヒントがでた時点で真犯人が誰か想像がついてしまったし。タイトルに「女」と入れるからにはもっと女の怖さ、もしくは直向さを見たかったなと思います。でも...続きを読む以前読んだことのある「葉桜の季節に君を想うということ」よりも明るくコミカルで楽しめました。探偵の慌てぶりが可愛い。にしても、現実の発展振りがあまりに早いとそんなに前の作品じゃないのに随分古く感じてしまいます。今の時代のミステリ作家さんは大変ですね。そして携帯の普及の影響って大きい。
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