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乱歩の未発表作品が発見された!? 「白骨記」というタイトルで雑誌に掲載されるや大反響を呼ぶ――南紀・白浜で女装の学生が首吊り自殺を遂げる。男は、毎夜月を見て泣いていたという。乱歩と詩人萩原朔太郎が事件の謎に挑む本格推理。実は、この作品には二重三重のカラクリが隠されていた。奇想の歌野ワールド!
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Posted by ブクログ
作中作スタイルの本格ミステリです。 文庫本のあらすじに「二重三重のカラクリ」とありますが、まさにその通りでした。 これぞ、本格ミステリという内容でした。 なぜ「白骨鬼」は書かれたのか。 そのトリックは、鳥肌ものでした。
小学生の頃に初めて手に取って、そしてミステリの世界に足を踏み入れるきっかけとなった作品。 江戸川乱歩やら萩原朔太郎やらと書かれたらなんだか難しそうではあるが、そんなことはなく、そして意外な連鎖にきっと驚くはず
江戸川乱歩作品を知らなくても面白く読めると思います 生粋のミステリ好きが書くミステリ!! という感じ 種明かし部も、これでもかこれでもかと出るわ出るわで しかも、ひとつ残らずすべて綺麗に伏線回収がされているし、 文章自体はちょっと時代を感じるんだけど それでもちゃんと全部理解できたし 作中作?ス...続きを読むタイルなんで またすごいお得感 桜葉… 絶望ノート など もう歌野晶午さん最高です もう
先日のお出かけ先で「3000円以上お買い上げで駐車料金割引」という謳い文句が。平日上限が1500円。んー、どうせなら本を買おうということで3000円分、歌野晶午さんの文庫本を4冊ゲット!その内の1冊がこれ。まぁ1200円に…割引300円か、微妙。まぁ出版業界に少しでも貢献したと納得だけども。 そし...続きを読むてこの本、作中で「白骨鬼」という乱歩の未発表作が発見!?言わずと知れた江戸川乱歩と詩人の萩原朔太郎、2人が事件の謎を解明する物語。なのだが度重なる仕掛けにワクワクする本格ミステリ!ミステリ好きにはおススメ!さすが歌野さん! 作中作「白骨鬼」では、白浜の宿で夜な夜な似合いもしない女装をし、月を見ながら泣く男。そして一本松での首つり自殺。その死体が消えた。乱歩と朔太郎は犯人捜しの冒険に出る。 本編の物語では、乱歩の未発表作があったのか?作者は誰だ?と主人公はその作者と対峙し、その作中作を我が物にしようと企むのだが…。二転三転する物語。そして二重三重のしかけが!タイトルも「したいをかうおとこ」→「とおいかこをしたう」とアナグラムに!読めば納得のタイトル。 そして後日、4冊のうち1冊「絶望ノート」は既読だった事実に愕然とした。(笑)
何回も騙された! どんでん返し好きにはたまらない作品。 個人的に古典的な表現が多い作品が苦手で、少し読みにくいと感じたので、星4つ。苦手だなぁと思いつつ読み始めたけど、諦めずに最後まで読んでよかった。途中からは引き込まれるように読んでた。
確かに二重三重のからくりはあるが、最後の最後は犯人の自白によって真実が明かされるだけで犯人の正体の根拠になるものがその前の文中にほとんど書かれていないので、どんでんがえしにあるすっきり感を感じず、「あっそう!?」という感じで終わってしまった(;O;)ただ、「白骨鬼(楽屋噺)」の前までは面白かった!
「白骨鬼」という探偵小説からこの物語が始まる。その作中で、縊死体が消えるという珍事が起きる。警察は風により、崖から海へ落ちたと結論づけたが… この雰囲気、謎が謎を呼ぶ展開。江戸川乱歩が好きな人には堪らないだろう。 最後の最後にこの本の題名に納得。
作中作ってヤツやな。 作品の中に出て来る作品。 結局、お前は、兄なのか?弟なのか?どっちやねん!って最後まで引き摺ってしまう… 更に今は、どの作品の中や?というのもあって、何か微妙に、絡んでて混乱して…(^^;; 二段三段にトリックしてて、「う〜ん…う〜ん…」と唸らされながら終わりまで〜 雰囲気は...続きを読む、江戸川乱歩とかが活躍するので、時代がかってる感じやけど、ええ感じ。 ミステリー小説というより、推理小説って文言が似合う。 タイトルの「死体を買う…」ってどこに関係するんやろ? と思ってたら最後に登場。 トリックだけだなく、登場人物の心情にもホロリ(T . T)
また一番最初の「自序」から読むと、まったく違うミステリーになる…世界を魚眼レンズでぐるっと一周させて観るような感覚。面白かった…!
江戸川乱歩と詩人の萩原朔太郎が不可解な事件に挑む本格推理小説「白骨鬼」が江戸川乱歩の未発表作と題し、雑誌に掲載される。「白骨鬼」の本編紹介と謎に包まれたこの作品に隠された真実を追う物語。 本書を読んで、動機や状況証拠を丁寧に考察することで、真相にたどり着くまでに推理が二転三転する展開に、本格推理...続きを読む小説ならではの面白さを感じました。 本書は、江戸川乱歩の作風に見事に寄せて描かれている点が評価されており、自分自身は江戸川乱歩の小説を読んだことがないので、本家の小説も読んでみたいと思いました。
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