それは令和のことでした、

それは令和のことでした、

2,090円 (税込)

10pt

3.8

著者の企みに舌を巻く! 哀しみと可笑しみの令和ミステリー

小学生のときは女男と指をさされ、母親からはあなたの代わりは誰にもつとまらない、胸を張れと言われる。
平穏を求めて入学資格に性別条項のない私立の中高一貫校に入るが、いじめはさらにエスカレートし、みじめな姿がSNSで世界中にさらされていく。
それは僕の名前が太郎だから――(「彼の名は」)

...続きを読む

それは令和のことでした、 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何か違和感を感じても戻れないものだな。
    騙されないぞと自覚しながら読み始めても自分のアンコンシャスバイアスに気づくのは最後の方で。
    全く異なる切り口の短編なのでサクサク読める。

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    生きづらい令和時代と人間の歪み、優しさと厳しさの狭間に見えたのは何か… #それは令和のことでした

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ベテラン作家、歌野晶午先生の作品集。全八編からなる短編集で、生きづらい令和時代の歪みを切り取り、その中から発生した人間関係の情愛を描いています。物語の意外性や社会問題への

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    七編の短編と一編のショートショートが収録されている。どの作品も違和感とかを感じながら読み進めてそれでも真相には気づかない、そんな結末が待っている。一作目の「彼の名は」からこの作品集のタイトルである『それは令和のことでした、』がものすごく効いている。決していい終わり方をする作品ばかりではないけれど、意

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    短編集です。
    連作ではありません。

    なんで、そういうところでそういう風に、おとすのだという極めつけのオチがある話が多かったです。
    嫌~なオチが多めで、前向きなオチは少なかったように思います。
    まず、最初の1話目が救われない話で「これってイヤミス?」と思いましたが、全部が全部イヤミスではなかったです

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    久々の歌野さん作品。
    つまらなくはないけど、すごい面白かったっていうわけでもなかった。

    元々短篇集は好きじゃないのですが、大好きな『葉桜の〜』の歌野さんのサイン本に惹かれて購入して読みました。

    実写化不可能の、小説だから表現できる話の進め方はさすがだなと思いました。
    ですが各話の落としどころは似

    0
    2024年04月23日

それは令和のことでした、 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

歌野晶午 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す