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Posted by ブクログ 2019年12月31日
読み終わってみれば、軽さがいい時代小説でした。
最前まで佐伯泰英さんの居眠り磐音シリーズを読んでいたため、最初の数ページは違和感を禁じ得ませんでしたが、ぼんくらと呼ばれてしまう器の大きな月也と、それを支える沙耶の有能さがいい案配で、夢中になって読み終わりました。
続刊が出ていますね。
続きも読み...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月24日
Tさんのおすすめ。
「金四郎の妻ですが」と同じ作者ということだが、
こちらの方が江戸知識満載と言った感じ。
それがゆえ、たまに見かける現代的な単語が気になるけど。
「犯人」とか「寝室」とか。
風烈廻りながら小者が逃げだすほどのぼんくら同心。
手柄をあげることに固執しないし、
犯人にもすぐ同情する...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月22日
「金四郎の妻ですが」が面白かったので、こちらのシリーズも手に取ってみた。
さらっと読める時代小説。ぼんくらの旦那さんとしっかり者の奥さんのコンビが良い感じ。続刊も楽しみ。
この方の描く食事はいつも美味しそうで、作中の食事を実際に食べて見たいと思ってしまう。江戸時代の文化も知らないことばかりで、興味深...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月11日
人柄も腕も立つが、風列廻り同心としてはいささか人が良すぎて、すぐに同情してしまい、捕物にならない月也。その妻、沙耶はよその男と違い、素直な月也が大好きだ。
そんな夫だが、もう少しお手柄を立てて欲しい。
上司の奉行内与力の伊藤が沙耶を小者として着かせることを承諾。
こんな風に夫婦の同心と小者のコンビ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月06日
フォロワーさんお薦めの1冊です。
新感覚時代小説。
南町奉行所で風烈廻方同心を拝命している紅藤月也とその妻沙耶。
月也は「のほほん」としている性格で、夫としてみると「じつに好もしい」のですが、はっきり言って月也は「ぼんくら」。夫としては最高、同心としては問題あり。
第一話は、初夏の頃。
一軒一軒...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月24日
時代物ほんわかミステリー。
優しくていい旦那さまだけど、「ぼんくら」と言われている同心の妻・沙耶が、旦那さまにかわって推理する、という1話完結短編集。
犯罪者も出てくるわけだけど、なんとなくほんわかした雰囲気で、江戸の町の様子も楽しめる小説でした。うん、これはドラマにしたら楽しそう。すぐにでもド...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月28日
司馬遼太郎の功名が辻を思い出す。ぼんくら夫を良妻が支える。とても面白く早く続編を読みたくなる。仲睦まじい夫婦で心が晴れるが,慢心した夫がすべてを壊す功名が辻のような結末にならないことを願う。
あらすじ(背表紙より)
はっきり言って月也は「ぼんくら」である。月也とは沙耶の旦那で、風烈廻方同心を拝命して...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月29日
気楽に楽しく読める時代物。江戸の暮らしがリアルに色濃く描かれていて(例えば「梅花」や岡っ引、遊女など)学ぶことも多かった。それだけに、事件の内容や月也と沙耶のキャラが今一つなのが勿体無く感じる。月也が甘ちゃんというのは面白いがあまりに阿呆すぎるというか、良い所がなさせすぎるし、沙耶も端々で夫を舐めて...続きを読む
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