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唇に塗ると艶が出る飴が流行り出した。それで繁盛した店が盗賊に目を付けられ、沙耶はみんなと捜査を……。大人気書下ろし時代小説!
唇に塗ると艶が出る「みつ飴」が流行っている。日本橋の狐堂などで売っているらしい。そんな飴屋を専門に狙う泥棒が現れたことを、月也は奉行から聞いた。一方、牡丹といっしょに狐堂に偶然向かっていた沙耶は、途中で月也から泥棒の情報を仕入れ、日本橋で聞き込みをすることになった。しかしなぜ泥棒は飴屋を狙うのだろう。沙耶は不思議に思った。飴屋自体があまり儲かっていないから、十両にも満たない盗みにしかならないはずだ。わざわざ飴屋を狙う犯人たちのこだわりが、事件解決の糸口になるのかもしれない。狐堂の主人から話を聞き、さらにそのあと紅を商う桔梗屋の店主からも「みつ飴」に関する話を聞き出す。桔梗屋は飴屋と組んで新しい商売をしようと考えているらしい。事件と何か関連があるのだろうか……。
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Posted by ブクログ 2023年09月07日
甘ちゃん旦那十三作目。
だんだん、夫婦同心は有名になってきて、
こっそり調べるというのが難しいようだ。
二人で歩いていると普通の見廻りで、
沙耶が一人だと隠密での見廻りだと寿司まね屋の店主に言われてしまう。
飴どろぼうの方はいつもの捕まえない解決で、
蕎麦屋で盗みの話をしていた出稼ぎの泥棒の方は...続きを読む
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