散り行く花

散り行く花

1,672円 (税込)

8pt

3.7

止むに止まれぬ動機から女性たちが犯した犯罪。彼女たちの前に現れたのは、美人画で有名な人気絵師だった。「その美を僕の手で永遠に残してみたい」とモデルを頼む一方、幾重にも隠したはずの罪にも巧みに迫っていく。思いもよらない一点から論理的に真相が導き出される鮮やかさ。「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作家がついに書きえた新たな傑作!

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散り行く花 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    設定の妙に膝を打つ。
    よくぞこの設定を思いついたな……!と。

    罪を犯した女たちと、その罪の匂いを嗅ぐ絵師。
    女たちが罪の呵責から解放される瞬間の美しさのため、絵師は女の罪の謎を解く。
    芥川龍之介の「地獄変」をも彷彿とさせる、芸術家の残酷と、不思議な寛容。

    一話目が一番びっくりした……
    まさか!と

    0
    2019年06月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「僕には、罪を背負った女の匂いが、見えるのです」
    犯した罪を一人で抱え込む美しき女達の、激しく妖艶な業を封じ込めた絵に纏わる連作短編集。

    大正時代、美人画で有名な人気絵師・茂次郎の探偵顔負けの推理力が冴え渡る。
    男達から理不尽に抑圧され不幸な環境に喘ぐ女達を、苦悩から解放させ救おうと奮闘する茂次郎

    0
    2018年04月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伽古屋圭市さん、初読。

    大正時代に活躍した画家の、未発表作品を寄贈したいという申し出を受け、学芸員の鷲尾つぐみが目にした美人画は、圧倒的な力を持っていた。

    「僕には、罪を背負った女の匂いが、見えるのです」….当代の人気絵師として知られる茂次郎が、モデルとして選んだのは、人を殺めながら、罪を隠して

    0
    2018年06月09日

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