ゴダールと女たち

ゴダールと女たち

770円 (税込)

3pt

3.8

ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナ、アンヌ=マリ・ミエヴィルたち女神との物語から描く著者始めての書き下ろしゴダール論。女に逃げられるという天才的才能を持ち映画の革命的異端児として生きたゴダールの足跡を辿る。

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ゴダールと女たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年12月15日

    世にジャン=リュック・ゴダールの信奉者かずかずあれど、つまり、たしかに私も著者の四方田犬彦も、そのうちのひとりのはずですが、以前からこころに思ってはいましたが、恐れ多くて、けっして口には出せないし、出してはいけない、出せば世間のひんしゅくを買うこと間違いないと思われること、そう、

    ゴダールは、女に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月27日

    ゴダールの映画は何本観ても何回観ても難しい。
    「女たち」でフォーカスしてもまだ難しいが、少しずつゴダールの深みに入る手助けをしてくれる一冊。

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    Posted by ブクログ 2016年08月29日

    ゴダールと、彼を取り巻く女性たちから作品を語る書。

    女性から霊感を得て、(彼女たちに逃げられながらも)常に進化し続ける。そんな切り口がおもしろかった。
    読みやすく作品を概観するのにちょうど良い。
    ゴダールは好きだけど信奉者のベタ褒めや小難しい批評はちょっと、、という方におすすめ。

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    Posted by ブクログ 2012年01月09日

    ゴダールを巡るミューズ達の肖像を描くのだが、実は現在のパートナーであるアンヌ・マリ・ミエヴィルの存在の重要性に正当にスポットライトをあてた初めての書物かもしれない。ミエヴィル以降のゴダール作品のぶっ飛び加減は、確かに60年代の作品の比じゃないもんな。ただまあ、目を覚ましていられらたら、なんだけど。

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    Posted by ブクログ 2011年11月09日

    ゴダールをめぐるミューズたちを中心に展開されるゴダール論。
    ジーン・セバーグとアンナ・カリーナの章の冒頭に、岡崎京子のイラストが使われている。
    あとがきに、岡崎京子への献辞が、述べられているのが切ない。

    正直な話、ゴダールの映画は、ほぼ半分くらい寝て観ているので、ストーリーのダイジェストを読むと、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月04日

    病院の待合室などで読みました。ことさらゴダールファン!!というわけではないのだけれでも楽しめました。
    『女は女である』をもう一回みーようっと。

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    Posted by ブクログ 2012年05月26日

    ゴダール「映画史」を見るために読んだ本。
    しかしあまりに素人過ぎて読んだことが映画鑑賞に全く活かされず。

    ただ、これくらい気軽に読めるゴダール本はもっと増えてほしいです。

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    Posted by ブクログ 2012年01月01日

     ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナ、アンヌ・ヴィアゼムスキー、アンヌ=マリ・ミエヴィルの4人の女性の生涯を語ることで、ゴダールの作品に言及していくという試みに惹かれました。
     ゴシップ的な内容も多く、作品に対する批評も軽めでありますが、僕のような非マニアにはゴダールの作品をいったん俯瞰するにはとり...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年08月11日

    気難しいゴダール論が多い中で、さらっと読めるゴダール論の新書。
    大島渚が
    「(自己変革が)到底不可能な女に、自己変革しろと迫るのがゴダールの趣味なのかもしれない。どうもゴダールにはそういう不可能へ寄せる情熱のようなものがある。そして美女たちは結局逃げ、ゴダール自身はそのことによって必然的に自己変革を...続きを読む

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