反逆(下)
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反逆(下)

671円 (税込)

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なんたる上さまの冷酷――命乞いをする幼な子の首を刎ねた信長、秀吉と光秀、2人の心理的競い合いを楽しむ信長。信長を討つことは天の道!光秀は長い間心に沈澱していた反逆の囁きから解き放たれた……。戦いの果てにみた人間の弱さ、悲哀、寂しさを、そして生き残った村重、右近らの落魄の人生を描く。

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  • 反逆(上)
    671円 (税込)
    1度でもいい。上さまの……あの顔に……怯えの影を見たい――己れの力に寸分の疑いをもたぬ信長の自信、神をも畏れぬ信長への憎しみ、恐れ、コンプレックス、嫉妬、そして強い執着……村重、光秀、秀吉の心に揺らめく反逆の光を、克明に追う。強き者に翻弄される弱き者たちの論理と心理を描ききった歴史大作。
  • 反逆(下)
    671円 (税込)
    なんたる上さまの冷酷――命乞いをする幼な子の首を刎ねた信長、秀吉と光秀、2人の心理的競い合いを楽しむ信長。信長を討つことは天の道!光秀は長い間心に沈澱していた反逆の囁きから解き放たれた……。戦いの果てにみた人間の弱さ、悲哀、寂しさを、そして生き残った村重、右近らの落魄の人生を描く。

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反逆(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    遠藤周作著、「反逆」上・下巻を読む:
    大河ドラマに出演している田中哲司という俳優が、荒木村重役をなかなか、うまく演じていたので、改めて、荒木村重を考察する過程でこの作品を知ったので、読むことにした。戦国大名というものは、全く、主君を選ぶことも命懸けであること、又、その一族郎党ともども、ひとつ間違えば

    0
    2014年07月05日

    Posted by ブクログ

    後半の主役は明智光秀と羽柴秀吉。

    前半同様にこの2人以外の登場人物に
    いろんな意味での「反逆」が絡み合う。
    戦国時代版人間交差点的(ほんとかよ)な話。

    織田信長と明智光秀を
    取り上げた本にもいろいろあるし、
    全部とは言わないまでも
    いくつか読んできた中でいえば
    遠藤周作のこの本は間違いなく面白い

    0
    2012年08月01日

    Posted by ブクログ

    信長は圧倒的な力で君臨している人物であり、その人物によって
    葛藤や恐怖や懊悩を与えられている人々が描かれます。

    その「人々」にあたるのは、荒木村重、高山右近、明智光秀、竹井藤蔵、
    村重の妻”だし”、光秀の娘”さと”、などで、
    彼らを主人公格に描いていきます。

    しかし、この、信長と上記の人々の対立

    0
    2012年06月18日

    Posted by ブクログ

    秀吉と光秀、二人の心理的競り合いを楽しむかのような冷酷非道の信長。
    自らを唯一の絶対神とし、全ての人から崇め奉られる事を望んだ信長。その信長への愛がやがて反逆へと変わっていく光秀を中心に下巻は展開する。
    上下巻を通して、主人公達の反逆は、単なる野望や怨念に基づくものでなく、人々の生き様、心の葛藤が描

    0
    2010年03月11日

    Posted by ブクログ

    下巻は主に明智光秀のお話です。

    明智光秀・・・かなり信長の事好きです。
    尊敬というよりも
    圧倒的な強さの前の・・・恐怖よりの憧憬という感じです。
    それゆえ・・恐怖に歪む顔も・・みたい・・・みたいな事言ってます。

    「少女のように顔を赤らめ・・・」
    みたいな描写とか・・・なんともあやしい・・・表現が

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    上巻が荒木村重の視点が多かったのに対し。下巻では明智光秀がメイン。

    日本人特有の感情や、礼儀、筋の通し方など巧く表現できないけれど、日本人を見直すことができる作品。

    また、戦争や争いについても現代のそれと比べて色々な考えを巡らせることができました。

    藤蔵や、だしの最期には思わず泣いてしまいまし

    0
    2022年11月07日

    Posted by ブクログ

     信長に叛逆した荒木村重と明智光秀を通して、戦国時代を描いている。遠藤周作は、きの叛逆と「決戦の時」と「男の一生」が戦国三部作と言われている。
     宗教家がが描く戦国時代は、残虐な信長に対して少なからずの武将は反発しているのだろうが、村重や光秀が期待した人たちは追随してくれなかった。正義を通すことより

    0
    2021年08月09日

    Posted by ブクログ

    ストーリーの合間に根拠となる文献と作者の所管が添えられており、単なるエンターテインメント作品ではなく歴史検証的な作品でもあり知的好奇心をくすぐられます。しかし、解説によると物語の重要な人物、竹井藤蔵が全くの架空人物とのことで、やはり物語であって鵜呑みにはできないなぁと。
    また、キリシタンにまつわる人

    0
    2016年06月08日

    Posted by ブクログ

    とにかく読みやすかった。
    10代の頃に読んだ時と、感じ方がすごく変わっていて、でもやっぱり面白いなと感じました。

    0
    2014年07月22日

    Posted by ブクログ

    荒木村重の反逆から明智光秀の反逆を描いている下巻。光秀と秀吉の関係、秀吉と織田家諸大名の力関係から秀吉が抜き出るまでの描写が面白かった。下克上の世の中でのそれぞれの登場人物の心理、それを圧倒的なカリスマ性で有無を言わさぬ織田信長の存在はあまりにも大きい。
    また、遠藤周作自身のテーマでもある、キリスト

    0
    2014年02月20日

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