仏像と日本人 宗教と美の近現代

仏像と日本人 宗教と美の近現代

946円 (税込)

4pt

3.7

仏像鑑賞が始まったのは、実は近代以降である。明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐、すべてに軍が優先された戦時下、レジャーに沸く高度経済成長期から、“仏像ブーム”の現代まで、人々はさまざまな思いで仏像と向き合ってきた。本書では、岡倉天心、和辻哲郎、土門拳、白洲正子、みうらじゅんなど各時代の、“知識人”を通して、日本人の感性の変化をたどる。劇的に変わった日本の宗教と美のあり方が明らかに。

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仏像と日本人 宗教と美の近現代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    著者もあとがきで述べているが、たしかに現在数多くある仏像の本のなかで、このように日本人と仏像の関係をテーマにしたものはわたしは読んだことがなかった。
    とても興味深く、また読みやすい本でした。

    仏像を取り巻く歴史や環境、人々の思いはさまざまに変わっていくのに、仏像は変わることなくそこにあり続け、受け

    0
    2019年02月19日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    序章   仏像巡りの基層
    第1章  日本美術史の構築と仏教~明治期
    第2章  教養と古寺巡礼~大正期
    第3章  戦時下の宗教復興~昭和戦前期
    第4章  仏像写真の時代~昭和戦後期①
    第5章  観光と宗教の交錯~昭和戦後期②
    終章   仏像巡りの現在

    <内容>
    「仏像」と銘打っているが、ど

    0
    2021年11月18日

    Posted by ブクログ

    ●仏像が美術品と見なされるようになったのは近代になってからである。本書では、どのような過程で仏像が美術品と見なされるにいたったのかを解説している。

    0
    2020年07月12日

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