人騒がせな名画たち

人騒がせな名画たち

1,222円 (税込)

6pt

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名画の謎解き本の決定版!
やさしい。面白い。そして解説が深い!

本書は「人騒がせな」西洋の名画のご紹介を通じて、
名画を深く楽しむ鑑賞方法を
知っていただくものです。

たとえばどんな作品をご紹介しているか、
いくつかをご紹介してみましょう。

●画家が受注拒否! 「ぶらんこ」の意味とは!?
●ナポレオンが乗っていたのは白馬でなくラバ!?
●農民を描いたのは成功のための単なる「ジャンル変え」!
●バレエ鑑賞は愛人の品定め会場!

どれも展覧会では決して知ることのできない
エピソードを揃えました。

日本では絵画を印象で感じることや、
個人の勝手な感想ばかりが主流になりがちですが、
西洋絵画を本当の意味で「楽しむ」ためには、
絵画の裏に秘められたさまざまな
「真実」を知らなければ始まりません。

当時の風俗、社会情勢、人間関係……。
つまり「絵画を読む」ための知識です。
本書では、それを丁寧にご紹介してゆきます。

登場する画家はボッティチェリ、ルーベンス、
フェルメール、ルノワール、ゴッホなど、
ルネサンス以降、近代までの美術史界のV.I.P.ばかり。
そしてご紹介する作品のほとんどは、
誰もが知る「超有名作」を選びました。

ほかにどんな作品を掲載しているか、
一部をご紹介しましょう。

ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」
ピーテル・ブリューゲル(父)「農民の踊り」
サンドロ・ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
ピーテル・パウル・ルーベンス「セネカの死」
フランシスコ・デ・ゴヤ 「裸のマハ」
エドゥアール・マネ「草上の昼食」
エドガー・ドガ「エトワール」
フィンセント・ファン・ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」
ポール・セザンヌ「温室のセザンヌ夫人」
ディエゴ・ベラスケス「化粧室のヴィーナス」
ポール・ゴーギャン「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
ほか多数。

掲載作品は大半がカラー印刷
(一部サブカット等はモノクロ印刷)で、
作品の迫力、美麗さがリアルに迫ってきます。

巻末には
「MAP 画家と作品ゆかりの地」
「年表 画家たちの生きた時代」
「画家名50音順 掲載作品一覧」
も掲載してあり、理解を深めるにあたって便利です。

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人騒がせな名画たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史や時代背景を丁寧に書いてくれているので、
    名画が人騒がせかとかよりも本の内容がおもしろかった。 

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    美術が万年3の私でも楽しく読めました!

    教養として絵画を学びたくて手に取ったのですが、美術館などに行きたいと思うきっかけになりました!
    絵画をまだ何も知らない人、あまり興味ない人にオススメです

    0
    2022年09月09日

    Posted by ブクログ

    なんと言っても、名画がカラーで載っている! これだけで買い。
    西洋絵画の見方をやさしく教えてくれる。まず、絵画ジャンルのヒエラルキー。
    歴史画>肖像画>風俗画>風景画>静物画

    この歴史画の中に、宗教画と神話画・寓意画が含まれていて、2章を割いて解説がある。
    この本を読む前

    0
    2019年09月18日

    Posted by ブクログ

    なるほど、絵を見るにしても、その背景とか絵の中に隠れた意味を知った上で鑑賞するのでは、きっと記憶も違うと思った。
    本の表紙を飾るのはフラゴナールの「ぶらんこ」。
    制作された1767年当時、ぶらんこに乗ることは性行為を意味したそうで、片方の靴が脱げているのは、貞節の喪失を意味している。暗くて判りにくい

    0
    2022年09月27日

    Posted by ブクログ

    タイトルの『人騒がせ』か
    どうかは分からなかったですが、
    絵画の裏に隠された画家の意図を知るのが
    好きな方にはおすすめ!

    知名度が絶妙な絵画ばかりで良かったです!

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    名画に隠された面白い話を知ることができて面白かった。こういった細かい知識を積み重ねていくことで、美術作品を楽しめるようになっていくと思う。

    ただ、自分の知識が無いだけかもしれないが、もっと「凄い、、、」となるような話が欲しかったなー、とも思った。

    0
    2020年09月27日

    Posted by ブクログ

    木村泰司さんの本は2冊目でした。面白かったです。ベルトモリゾはマネの描いた彼女の肖像画も好きだけど、ベルトモリゾが描いた絵もいいなあ。

    0
    2019年04月28日

    Posted by ブクログ

     コンパクトに画家の人生を旅するような本。
     
     絵画の奥にあるものを知ることで、作品自体により興味がわく。

     しかし、数奇な運命に生きた人がなんと多いことか。

     ゴッホ以外の画家の生涯はあまり識らなかっから、読めて良かったと思う。

     ミレー「タネを撒く人」もドガの「エトワール」もタヒチを描い

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    中野京子さんの美術エッセイばかり読んでいるので、たまには他の著者の目線を取り入れたい。
    セザンヌは内向的で極端な潔癖症、妻ができても子供ができてもそれを父に言い出せず、バレちゃったあとは父からの仕送りを半額に減らされて…と、なんだか急に身近に感じてしまった。なんなら愛しさすら感じる。

    0
    2023年10月07日

    Posted by ブクログ

    名画のトリビア集
    奥深さと前提知識の多さがお茶道ぽい。上流の遊び。

    「美術は見るものではなく読むもの」という視点。

    “西洋絵画は伝統的に、感性に訴えるよりも理性に訴えることを重視。

    ・その絵が描かれたのはどんな時代だったのか
    ・社会では何が善で何が悪だったのか
    ・美術界の勢力図はどのようなもの

    0
    2022年10月30日

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