可視える

可視える

1,650円 (税込)

8pt

4.1

憎い……憎い……。この恨み、晴らさずにはおくものか……。
理不尽、執着、怨念――。稀代の幽霊画が招き寄せる死の連鎖!!
「幽霊画の作者を探して欲しい」画商の依頼を受け、島根県の山奥に佇む龍源神社に赴いた探偵の槙野康平は、その幽霊画のあまりの悍ましさに絶句する。
そして一年が過ぎ、警視庁捜査一課の東條有紀は、捜査員の誰もが目を背ける残虐な連続猟奇殺人事件を追っていた。
不祥事から警察を追われて探偵となった男と、自身の出生を呪う鉄仮面と渾名される女刑事が難事件を追う!

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可視える のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    元警官の探偵・槙野康平が出会った不気味な幽霊画.作者の調査依頼があり,槙野は活動を開始し,程なく秋田秀次朗を探し出す.若い女性の連続殺人事件が起こるが,被害者の遺体は酷く損傷していた.東條有紀らが捜査を開始するが,秋田も事故で死亡する.死亡した女性たちの調査で,榎本拓哉と下平優一が浮上し,有名な日本

    0
    2016年07月17日

    Posted by ブクログ

    凄絶な幽霊画を巡るホラーミステリ。オカルトめいた雰囲気を持ちながらも、しごく現実的なミステリなのですが。……怖い。とんでもなく怖い。
    事件そのものの凄惨さもさることながら、描かれた「幽霊」の真相にもぞっとさせられました。なるほど、そういう解釈もありかもしれない。そしてそれが「可視る」のだというのもま

    0
    2016年02月21日

    Posted by ブクログ

    いや~、素晴らしいっ!久々に興奮した!!!
    面白かったぁ~~!! おかげで寝不足ですわwww
    あ、でもグロイの苦手な人にはおススメできません~。
    うーん、ザ・ン・ネ・ン♪
    ラスト、犯人がしゃべりすぎな感はありますが・・・
    まぁ仕方ないかw いやー、よか、よか♪

    東條有紀刑事!いいわぁ~~♡
    ぜひぜ

    0
    2016年01月30日

    Posted by ブクログ

    槙野シリーズ第1弾。
    ずっと前から読みたかったが、なかなかこの本が手に入らず、やっと読めた。
    あらすじや帯などを見ると、ホラー色が強そうなイメージだが、中身はオカルトを絡めてはあるが、絶対実現はしなだろう、と突っ込みたくなるような部分は一切なく、作者のもう一つの代名詞と言える向井シリーズより、楽しく

    0
    2018年11月29日

    Posted by ブクログ

    元刑事の探偵と性同一性障害を持つ女性刑事がそれぞれ、探偵と刑事の立場で連続猟奇殺人事件の犯人を追う。

    オカルトな雰囲気と猟奇的なグロい描写が際立つ。探偵と刑事の両方から事件を追い、犯人像を少しずつ絞り込みつつも、最終的に明かされた真犯人の正体はなかなか意外性があり、楽しめた。ただ、肝心の事件の解き

    0
    2016年10月03日

    Posted by ブクログ

    8月-9。3.5点。
    組対刑事が退職し、探偵に。一方問題を抱えた女性刑事。
    悍ましい幽霊画の作家に、更に絵をかいてもらう依頼を受けた探偵。
    一方、女性拷問惨殺事件を捜査する刑事。二つがつながり、捜査協力関係に。

    オカルトチックだが、現実の事件。スピード感あり、且つドキドキさせる。次作も期待。

    0
    2018年08月23日

    Posted by ブクログ

    オカルト風味の警察小説。懲戒処分で刑事を辞めた探偵・槙野と、性同一性障害の女性刑事・東條が個性的に描かれていますし、最初無関係だった二人が次第に繋がりをみせる展開で引き込まれます。
    トリックは少々唐突に感じられるのは残念ですが、真犯人の意外性とサイコパスっぷりが印象的でなかなか読み応えがあります。

    0
    2016年09月22日

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