短篇セレクション サイコ・サスペンス篇2 贅肉
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短篇セレクション サイコ・サスペンス篇2 贅肉

495円 (税込)

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美しく賢く、両親に溺愛されて育った3歳違いの姉。母の死、恋人の裏切りを機に、常軌を逸した旺盛な食欲にとらわれ、みるみる太ってゆく。日ごとに醜くなる姉への、かすかな嫌悪が、やがて憎悪に変わったとき“私”は……。表題作「贅肉」ほか、ゆるやかな狂気の淵にたゆたう心のさまを描くサイコ・サスペンス、選りすぐりの全4篇。巻末に著者自作の年譜を収録する。

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  • 短篇セレクション サイコ・サスペンス篇2 贅肉
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短篇セレクション サイコ・サスペンス篇2 贅肉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小池真理子の短篇はやっぱり凄い、と思った作品。
    異常な狂気なんだけど"穏やかな異常"みたいな、その身近な狂気にドキドキさせられてしまいました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    友達が面白いからと
    勧められて読んだ本です☆

    普段読まないタイプの本で、
    すごく面白かった!!

    毎度終わり方に驚かされてたww

    0
    2012年02月15日

    Posted by ブクログ

    随分昔に読んだ本ですが、未だに印象に残っています。小池さんは、ラブロマンスより、サイコタッチの作品の方が好きです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    すっごい怖かった…。
    怖いというより不気味といったほうがしっくりくる。
    おもしろかったけどもう一回読み返そうとは思わないねぇ…(笑)


    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     これを読んで小池真理子さんに嵌りました♪ 贅肉: 心の欠落が身体の醜さとなって表れてくる…。身体にコンプレックスを持っている人なら誰でもこの恐ろしさに共感できるのではないでしょうか?人間を超えた奇怪な現象への恐怖ではなく、人間自身の心と身体に起こるからこその、残酷さと恐ろしさ。人事とは思えません(

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「サイコ・サスペンスって?」程度の知識だったんだけど「こういうことか〜」という感じ。オナゴとはあな恐ろしや〜

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「贅肉」
    美貌の姉が太り始めたのは母の死がきっかけだったか。
    それとも失恋だったのか。大切な人を失うことで、自分も失ってしまったのか。
    思いもかけない事故で姉が死んだ時、妹も壊れてゆく。
    「刺繍の家」
    偶然再会した友人。話すのは両親の事ばかりで自分の来し方には触れない。その友人に誘われて友人宅に行く

    0
    2014年11月11日

    Posted by ブクログ

    背筋が凍るような怖さ。凄まじい狂気もあり、サイコ・サスペンスというだけある。けど、小池真理子は短編より長編の方が好きだなと思う。

    0
    2014年05月22日

    Posted by ブクログ

    小池真理子のサイコ系の短編を集めたもの。
    そこここにある緩やかな狂気という感じだが
    あたしの好きな老人モノなども2編入っていて
    そこそこにはおもしろい。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    作者は老人が好きらしい。この小説を読んで少し老人に興味が湧いた。話としては「倒錯の庭」が闇だとしたら、こちらは日溜りの中にちらつく影のような狂気。誰でももっているもの。そんな感じだ。結末がどうとかいうよりは短編全体の流れを重視しているような作品。中でも「終の道連れ」「どうにかなる」は老人が主人公であ

    0
    2009年10月04日

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